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第五章 償いの新事業
久しぶりの我が家
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寝台馬車に乗って一週間、ようやくエーデルシュタイン王国に帰って来た。
前と同じ寝台馬車をレンタルし、ヒコロクに引いてもらって王都の正門に到着……そのまま俺の家まで送ってもらった。
行きと違うのは、新しいメンバーが増えていること。
「ここが、エーデルシュタイン王国……初めて来ました」
「うにゃ」
スノウさんと、抱っこされているユキちゃんだ。
二人はザナドゥの家を引き払い、『鮮血の赤椿』の拠点で住み込みで働くことになる。掃除、洗濯、料理など生活に関することを一通りだ。
ザナドゥとは勝手が違うけど、スノウさんって器用だし仕事も丁寧だし、問題ないだろう。
ロッソは、スノウさんからユキちゃんを受け取る。
「ユキ、王都はすっごく楽しいところだから、アタシがいろいろ案内してあげる」
「にゃあ」
「ん~かわいい。ネコミミ、ネコミミ~」
ロッソはユキちゃんを抱きしめ頬ずりし、ネコミミを満喫していた。
アオ、ブランシュもユキちゃんを構い、撫でまわす。
そんな光景を見つつ、俺もスノウさんに言う。
「スノウさん。困ったことあったら、いつでも言ってください」
「はい、本当にありがとうございます」
困ったときはお互い様って感じだ。
ユキちゃんが俺のところに来たので抱っこすると、ユキちゃんは俺の胸に顔を押し付ける。
「にゃうー」
「おいおい、俺は煙草臭いぞ? そんなくっつかない方がいい」
「にゃ、おじちゃんいい匂いー」
「ははは、そうかそうか」
子猫は可愛いな。
しばらく撫で、スノウさんにユキちゃんを返すと、俺の家に到着した。
荷物を手に馬車を降りると、みんなも降りる。
俺は、みんなにしっかりと言った。
「じゃあ、改めて。お前たちのおかげで、最高のバカンスになった。本当にありがとうな」
「なーに言ってんの。それアタシらのセリフだし」
「そうですわ。おじさまのおかげで、今年の夏は最高に楽しかったですわ」
「……釣り、水中スクーター、ボート。どれも面白かった」
「私は、感謝しかありません。新天地で、この子と一緒に生きていけます」
「にゃうー」
「ははは。みんな楽しいならよかった。じゃあ……お前たちも、困ったことあったら来てくれ。暇なとき遊びに来てもいいぞ」
最後に、俺はヒコロクを撫でる。
「お前も、ありがとうな。今度うまい焼肉丼でも作ってやる」
『わぅぅ』
ロッソたちを乗せた馬車が去り、俺は玄関前で大きく伸びをする。
そして、久しぶりの自宅を眺めた。
「ふぃぃ……さ~て、今日はゆっくり風呂に入って、明日から仕事再開しますか」
こうして、俺はエーデルシュタイン王国に戻って来たのだった。
◇◇◇◇◇◇
一か月放置した自宅だが、埃が積もったりしていることはなかった。
不動産ギルドに管理依頼をしたおかげだ。きっと来年別荘に行ったら、綺麗な状態だろう。
「あー疲れた」
ソファに座り、とりあえず煙草を吸う。
煙草なんだが……ほんと、吸えば吸うほど健康になる。海では素潜りで二分くらい潜れたし、肺活量が上がっているのは間違いない。
コーヒーでも淹れようか考えていると、玄関ドアがノックされた。
ややめんどくさい……が、居留守は使わずドアを開けると。
「よ、おっさん」
「イェラン? なんだ、久しぶりだな」
イェラン。
アレキサンドライト商会のお抱え魔道具技師で、三属性も魔法適正がある超優秀な魔道具技師。三属性持ちなら冒険者として大成できただろうが、サンドローネに惚れてアレキサンドライト商会に入った変わった女だ。まだ十九歳だったかな。
「どうした、なんかあったのか?」
「違う違う。アタシ、今日は休日で町をぶらぶらしてたら、『鮮血の赤椿』の馬車とすれ違ったんだ。で、おっさんが帰って来たのかなーって思って」
「ほほう。それで、こんなおっさんをデートに誘いに来たってわけか」
「そうそう。って違う!! ったく……ザナドゥでいろいろやらかしたみたいじゃん。で、その話を聞きたくて、飲みに誘いに来たってわけ」
「お前、暇人だな……若いんだし、恋人の一人でも作って青春を謳歌しろよ」
「うっさい。で、飲みに行かない? アタシ奢ってもいいよ」
「……まあ、昼間から飲むのも悪くないな。よし、じゃあ行くか」
というわけで、イェランと二人で飲み屋街へ。
昼間だが、さすがの王都だ。どこもかしこも賑わっている。
適当な飲み屋に入り、エールを注文し、つまみも適当に注文。乾杯し、冷たいエールを一気飲みした。
「っぷは!! 美味い!!」
「おっさんのおかげ。製氷機が発売して一か月ちょい、どの飲食店でも製氷機を使ってるし、同時期に発売した冷凍庫も売り上げ順調。それにリース・プランの貸し出しも順調だし、リース期間が終わったらそのまま製氷機を買い取りたいって店も多いんだ」
「やっぱそうなったか」
「え、わかってたの?」
「ああ。たぶん、そうなるんじゃないか、ってな」
「ふーん。あと、おっさんの考案した魔道具、どれも想定を上回る売り上げだよ。それに聞いたよ? おっさん、ザナドゥに別荘買ったんだって? あ、おかわりおねがーい」
「俺も。ああ、来年の夏も別荘で過ごす予定だ。お前も来るか?」
「えっ」
驚くイェラン。そして、エールが運ばれてくると、イェランは一気に飲み干しおかわりを注文。
「あのさ!! おっさん、その気がなくても、独身の女を、夏に、別荘に誘うなっての!!」
「お、おう……俺は気にしないけど」
「アタシはするの!! ったく、デリカシーのないおっさんめ……」
「お前ってさ、荒々しい感じするけど、かなり乙女だよな」
「うっさいわ!! ああもう、おかわりまだ!?」
久しぶりにイェランと飲むが……やっぱ帰って来たって感じするな。
しばし雑談を楽しんでいると、リヒターが入ってきた。
「お? あれ、リヒターじゃないか」
「おや、ゲントクさんに、イェランさん」
「こっちこっち、リヒターこっちで飲も!!」
リヒターが座り、エールを注文する。
三人でグラスを合わせ、俺は質問した。
「リヒター、なんでこの店に?」
「いえ、なんとなくです。仕事が終わり、少し飲んで帰ろうと思って」
「ふーん。あれ、お姉様は?」
「もう帰られました。明日も仕事が山積みなので」
「お前も大変だな。イェランは忙しくないのか?」
「忙しいよ。秋~冬にかけての暖房魔道具の開発、進めてるんだから」
ちなみに、この世界の暖房は、メインは暖炉だ。
冬前に、材木屋は大量に薪を仕入れて稼ぎ時になる。
魔道具の暖房はいたってシンプル。『熱』の魔石を組み込んだ石油ストーブみたいな箱で、スイッチを入れて魔力を流すと、魔石が高温になり、そこに『風』の魔石が微風を起こし、温風を噴き出すという仕組み……まあ、石油のいらないファンヒーターみたいなものだ。正直、暖炉のが暖かいので普及率はイマイチ。今はマッチがあるから火付けに苦労しないけど、以前は熾火屋で火を買って、暖炉を燃やすのが当たり前だったそうだ。
魔道具技師たちは、暖房魔道具の構造を変えずに、魔石を改良してもっと高い熱を出すようにしたり、小型化や大型化に力を入れている。
「もったいないなあ」
「何が?」
「いや、暖房だよ。コタツとか、ホットカーペットとか、作ろうと思えば作れると思うけどな」
「「……」」
なんか二人が俺をジッと見ていた……ああ、気になるのね。
「ま、そろそろ秋になるし、簡単なのから明日試作してみるか」
「むー、気になるわー」
「私も気になりますね……ゲントクさんの作る魔道具、どれも面白い物ばかりですから」
「はっはっは。期待しておけ……ああそうだ、リヒターに聞きたいことあるんだ」
「なんでしょう?」
俺はジョッキを置き、少し緊張しつつ質問した。
「なあ……温泉、ってこの世界にあるか?」
「おんせん? ……どこかで聞いたことのある言葉ですね。ええと……すみません、すぐには思い出せなくて。調べてみます」
「おう、頼む」
聞いたことがある。つまり……存在している可能性が高い、ってことか。
それがわかっただけでも、俺のテンションは上がるのだった。
前と同じ寝台馬車をレンタルし、ヒコロクに引いてもらって王都の正門に到着……そのまま俺の家まで送ってもらった。
行きと違うのは、新しいメンバーが増えていること。
「ここが、エーデルシュタイン王国……初めて来ました」
「うにゃ」
スノウさんと、抱っこされているユキちゃんだ。
二人はザナドゥの家を引き払い、『鮮血の赤椿』の拠点で住み込みで働くことになる。掃除、洗濯、料理など生活に関することを一通りだ。
ザナドゥとは勝手が違うけど、スノウさんって器用だし仕事も丁寧だし、問題ないだろう。
ロッソは、スノウさんからユキちゃんを受け取る。
「ユキ、王都はすっごく楽しいところだから、アタシがいろいろ案内してあげる」
「にゃあ」
「ん~かわいい。ネコミミ、ネコミミ~」
ロッソはユキちゃんを抱きしめ頬ずりし、ネコミミを満喫していた。
アオ、ブランシュもユキちゃんを構い、撫でまわす。
そんな光景を見つつ、俺もスノウさんに言う。
「スノウさん。困ったことあったら、いつでも言ってください」
「はい、本当にありがとうございます」
困ったときはお互い様って感じだ。
ユキちゃんが俺のところに来たので抱っこすると、ユキちゃんは俺の胸に顔を押し付ける。
「にゃうー」
「おいおい、俺は煙草臭いぞ? そんなくっつかない方がいい」
「にゃ、おじちゃんいい匂いー」
「ははは、そうかそうか」
子猫は可愛いな。
しばらく撫で、スノウさんにユキちゃんを返すと、俺の家に到着した。
荷物を手に馬車を降りると、みんなも降りる。
俺は、みんなにしっかりと言った。
「じゃあ、改めて。お前たちのおかげで、最高のバカンスになった。本当にありがとうな」
「なーに言ってんの。それアタシらのセリフだし」
「そうですわ。おじさまのおかげで、今年の夏は最高に楽しかったですわ」
「……釣り、水中スクーター、ボート。どれも面白かった」
「私は、感謝しかありません。新天地で、この子と一緒に生きていけます」
「にゃうー」
「ははは。みんな楽しいならよかった。じゃあ……お前たちも、困ったことあったら来てくれ。暇なとき遊びに来てもいいぞ」
最後に、俺はヒコロクを撫でる。
「お前も、ありがとうな。今度うまい焼肉丼でも作ってやる」
『わぅぅ』
ロッソたちを乗せた馬車が去り、俺は玄関前で大きく伸びをする。
そして、久しぶりの自宅を眺めた。
「ふぃぃ……さ~て、今日はゆっくり風呂に入って、明日から仕事再開しますか」
こうして、俺はエーデルシュタイン王国に戻って来たのだった。
◇◇◇◇◇◇
一か月放置した自宅だが、埃が積もったりしていることはなかった。
不動産ギルドに管理依頼をしたおかげだ。きっと来年別荘に行ったら、綺麗な状態だろう。
「あー疲れた」
ソファに座り、とりあえず煙草を吸う。
煙草なんだが……ほんと、吸えば吸うほど健康になる。海では素潜りで二分くらい潜れたし、肺活量が上がっているのは間違いない。
コーヒーでも淹れようか考えていると、玄関ドアがノックされた。
ややめんどくさい……が、居留守は使わずドアを開けると。
「よ、おっさん」
「イェラン? なんだ、久しぶりだな」
イェラン。
アレキサンドライト商会のお抱え魔道具技師で、三属性も魔法適正がある超優秀な魔道具技師。三属性持ちなら冒険者として大成できただろうが、サンドローネに惚れてアレキサンドライト商会に入った変わった女だ。まだ十九歳だったかな。
「どうした、なんかあったのか?」
「違う違う。アタシ、今日は休日で町をぶらぶらしてたら、『鮮血の赤椿』の馬車とすれ違ったんだ。で、おっさんが帰って来たのかなーって思って」
「ほほう。それで、こんなおっさんをデートに誘いに来たってわけか」
「そうそう。って違う!! ったく……ザナドゥでいろいろやらかしたみたいじゃん。で、その話を聞きたくて、飲みに誘いに来たってわけ」
「お前、暇人だな……若いんだし、恋人の一人でも作って青春を謳歌しろよ」
「うっさい。で、飲みに行かない? アタシ奢ってもいいよ」
「……まあ、昼間から飲むのも悪くないな。よし、じゃあ行くか」
というわけで、イェランと二人で飲み屋街へ。
昼間だが、さすがの王都だ。どこもかしこも賑わっている。
適当な飲み屋に入り、エールを注文し、つまみも適当に注文。乾杯し、冷たいエールを一気飲みした。
「っぷは!! 美味い!!」
「おっさんのおかげ。製氷機が発売して一か月ちょい、どの飲食店でも製氷機を使ってるし、同時期に発売した冷凍庫も売り上げ順調。それにリース・プランの貸し出しも順調だし、リース期間が終わったらそのまま製氷機を買い取りたいって店も多いんだ」
「やっぱそうなったか」
「え、わかってたの?」
「ああ。たぶん、そうなるんじゃないか、ってな」
「ふーん。あと、おっさんの考案した魔道具、どれも想定を上回る売り上げだよ。それに聞いたよ? おっさん、ザナドゥに別荘買ったんだって? あ、おかわりおねがーい」
「俺も。ああ、来年の夏も別荘で過ごす予定だ。お前も来るか?」
「えっ」
驚くイェラン。そして、エールが運ばれてくると、イェランは一気に飲み干しおかわりを注文。
「あのさ!! おっさん、その気がなくても、独身の女を、夏に、別荘に誘うなっての!!」
「お、おう……俺は気にしないけど」
「アタシはするの!! ったく、デリカシーのないおっさんめ……」
「お前ってさ、荒々しい感じするけど、かなり乙女だよな」
「うっさいわ!! ああもう、おかわりまだ!?」
久しぶりにイェランと飲むが……やっぱ帰って来たって感じするな。
しばし雑談を楽しんでいると、リヒターが入ってきた。
「お? あれ、リヒターじゃないか」
「おや、ゲントクさんに、イェランさん」
「こっちこっち、リヒターこっちで飲も!!」
リヒターが座り、エールを注文する。
三人でグラスを合わせ、俺は質問した。
「リヒター、なんでこの店に?」
「いえ、なんとなくです。仕事が終わり、少し飲んで帰ろうと思って」
「ふーん。あれ、お姉様は?」
「もう帰られました。明日も仕事が山積みなので」
「お前も大変だな。イェランは忙しくないのか?」
「忙しいよ。秋~冬にかけての暖房魔道具の開発、進めてるんだから」
ちなみに、この世界の暖房は、メインは暖炉だ。
冬前に、材木屋は大量に薪を仕入れて稼ぎ時になる。
魔道具の暖房はいたってシンプル。『熱』の魔石を組み込んだ石油ストーブみたいな箱で、スイッチを入れて魔力を流すと、魔石が高温になり、そこに『風』の魔石が微風を起こし、温風を噴き出すという仕組み……まあ、石油のいらないファンヒーターみたいなものだ。正直、暖炉のが暖かいので普及率はイマイチ。今はマッチがあるから火付けに苦労しないけど、以前は熾火屋で火を買って、暖炉を燃やすのが当たり前だったそうだ。
魔道具技師たちは、暖房魔道具の構造を変えずに、魔石を改良してもっと高い熱を出すようにしたり、小型化や大型化に力を入れている。
「もったいないなあ」
「何が?」
「いや、暖房だよ。コタツとか、ホットカーペットとか、作ろうと思えば作れると思うけどな」
「「……」」
なんか二人が俺をジッと見ていた……ああ、気になるのね。
「ま、そろそろ秋になるし、簡単なのから明日試作してみるか」
「むー、気になるわー」
「私も気になりますね……ゲントクさんの作る魔道具、どれも面白い物ばかりですから」
「はっはっは。期待しておけ……ああそうだ、リヒターに聞きたいことあるんだ」
「なんでしょう?」
俺はジョッキを置き、少し緊張しつつ質問した。
「なあ……温泉、ってこの世界にあるか?」
「おんせん? ……どこかで聞いたことのある言葉ですね。ええと……すみません、すぐには思い出せなくて。調べてみます」
「おう、頼む」
聞いたことがある。つまり……存在している可能性が高い、ってことか。
それがわかっただけでも、俺のテンションは上がるのだった。
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