婚約者を奪われた少女は、敵国の王を守る剣となる。
ラスタリア王国の田舎男爵長女ラプンツェルは、妹のリリアンヌに婚約者を奪われ失意のどん底に落ちてしまう。さらに、リリアンヌの策略で戦地に送られたラプンツェルは、敵国であるラグナ帝国の皇子カドゥケウスが率いる『狂犬部隊』に襲撃される。
命の危機を感じたラプンツェルは、自分に問う。
このままでいいのか。なぜ、こんな目に合うのか。
ラプンツェルは、カドゥケウスに願う。
「お願い、ラスタリア王国を滅ぼして……」
煌めく銀髪、燃えるような灼眼に興味を持ったカドゥケウスは告げる。
「気に入った。お前、俺の傍にいろ」
ラスタリア王国を捨て、ラグナ帝国の皇子の傍で、ラプンツェルは変わっていく。
これは、敵兵の少女と、次期皇帝の青年との物語。
命の危機を感じたラプンツェルは、自分に問う。
このままでいいのか。なぜ、こんな目に合うのか。
ラプンツェルは、カドゥケウスに願う。
「お願い、ラスタリア王国を滅ぼして……」
煌めく銀髪、燃えるような灼眼に興味を持ったカドゥケウスは告げる。
「気に入った。お前、俺の傍にいろ」
ラスタリア王国を捨て、ラグナ帝国の皇子の傍で、ラプンツェルは変わっていく。
これは、敵兵の少女と、次期皇帝の青年との物語。
あなたにおすすめの小説
冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります
真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」
婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。
そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。
脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。
王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。
幼馴染が好きなら幼馴染だけ愛せば?
新野乃花(大舟)
恋愛
フーレン伯爵はエレナとの婚約関係を結んでいながら、仕事だと言って屋敷をあけ、その度に自身の幼馴染であるレベッカとの関係を深めていた。その関係は次第に熱いものとなっていき、ついにフーレン伯爵はエレナに婚約破棄を告げてしまう。しかしその言葉こそ、伯爵が奈落の底に転落していく最初の第一歩となるのであった。
【短編完結】地味眼鏡令嬢はとっても普通にざまぁする。
鏑木 うりこ
恋愛
クリスティア・ノッカー!お前のようなブスは侯爵家に相応しくない!お前との婚約は破棄させてもらう!
茶色の長い髪をお下げに編んだ私、クリスティアは瓶底メガネをクイっと上げて了承致しました。
ええ、良いですよ。ただ、私の物は私の物。そこら辺はきちんとさせていただきますね?
(´・ω・`)普通……。
でも書いたから見てくれたらとても嬉しいです。次はもっと特徴だしたの書きたいです。
さようなら、わたくしの騎士様
夜桜
恋愛
騎士様からの突然の『さようなら』(婚約破棄)に辺境伯令嬢クリスは微笑んだ。
その時を待っていたのだ。
クリスは知っていた。
騎士ローウェルは裏切ると。
だから逆に『さようなら』を言い渡した。倍返しで。
【完結】お父様。私、悪役令嬢なんですって。何ですかそれって。
紅月
恋愛
小説家になろうで書いていたものを加筆、訂正したリメイク版です。
「何故、私の娘が処刑されなければならないんだ」
最愛の娘が冤罪で処刑された。
時を巻き戻し、復讐を誓う家族。
娘は前と違う人生を歩み、家族は元凶へ復讐の手を伸ばすが、巻き戻す前と違う展開のため様々な事が見えてきた。
護国の聖女、婚約破棄の上、国外追放される。〜もう護らなくていいんですね〜
ココちゃん
恋愛
平民出身と蔑まれつつも、聖女として10年間一人で護国の大結界を維持してきたジルヴァラは、学園の卒業式で、冤罪を理由に第一王子に婚約を破棄され、国外追放されてしまう。
護国の大結界は、聖女が結界の外に出た瞬間、消滅してしまうけれど、王子の新しい婚約者さんが次の聖女だっていうし大丈夫だよね。
がんばれ。
…テンプレ聖女モノです。
まったく心当たりのない理由で婚約破棄されるのはいいのですが、私は『精霊のいとし子』ですよ……?【カイン王子視点】
空月
恋愛
精霊信仰の盛んなクレセント王国。
身に覚えのない罪状をつらつらと挙げ連ねられて、第一王子に婚約破棄された『精霊のいとし子』アリシア・デ・メルシスは、第二王子であるカイン王子に求婚された。
そこに至るまでのカイン王子の話。
『まったく心当たりのない理由で婚約破棄されるのはいいのですが、私は『精霊のいとし子』ですよ……?』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/368147631/886540222)のカイン王子視点です。
+ + + + + +
この話の本編と続編(書き下ろし)を収録予定(この別視点は入れるか迷い中)の同人誌(短編集)発行予定です。
購入希望アンケートをとっているので、ご興味ある方は回答してやってください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCXESJ67aAygKASKjiLIz3aEvXb0eN9FzwHQuxXavT6uiuwg/viewform?usp=sf_link
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
元婚約者が征服されて平民に落とされたとは言え、妹とおとなしく結婚したってのはなんだかモヤっとした。妹にほとんど罰が下されてないのはどうなの?親ものうのうと生きて相変わらず図々しはを発揮。ざまぁがないのがなぁ…
そして主人公、皇帝の嫁になると思いきや😆
でも、楽しく読めました
グレンドールが単なる被害者で草が枯れた。
意外な結末でしたね。
皇帝と一緒になるのか、過去の初恋の人と結ばれるのか気になりましたが、最後まで面白かったです。
ただ主人公の両親が処刑されなかったのは気になりました。もっとざまぁしても良かったかな?
ほんの数十秒、何度か剣を振ったくらいで体力が尽きる様では、試合ならともかく実戦では役に立たない。
所詮は平和ボケした軍の最強って事さね。
後の二国もまず同様に付き、後は自領に引きこもって抵抗する幾つかの貴族家を降伏させれば終了です。
戦場では傲った者、迷った者から死んでいく。
さて、王城です。
正念場ですね。
元婚約者がどう動くのか……
使者を生かして返す、傷付けない様にするのは最低限の礼儀であり、戦の作法です。
使者を殺すのは自軍の戦意高揚には効果がある様に思えますが、実際には敵軍の方が戦意が高まるので悪手でもあります。
なにより負けた場合、それをした指揮官(王)は、間違いなく死罪となります。
愚か者の所業と知りましょう。
包囲戦術でなく、一気呵成に王を押さえてしまえば良いけれど、三国の騎士/貴族連中の忠誠心にもよるかな。
ラプンツェルが、天然のたらしっぷりを遺憾無く発揮ww
さて、まだ男爵家が残っているかな?
それ次第で元婚約者くんの未来も決まりそうです。
少し痩せたところが気になりますね。政務が激務なのは判りますが、基礎体力がある年齢から見てそうそう痩せたりはしない。
何らかの内臓疾患などを抱えている可能性がありますね。
イズくん……抜け駆けすると後が恐いよ?
情報統制ね。
まあ、上層部が戦況把握出来てないだろうし、楽観視しているんでしょうね。
対人初めて?
最初にだいぶ斬ってますが。
盗賊のリーダーシップ→リーダー
切るなら左足の健が良いですよ。それなら荒事は出来ないけど、農作業ならそれなりに出来る。
陰口ねぇ
今まで征服した国の兵も取り込んでいるんだし、破天荒王子の独断に慣れてないの?
ほら、本人じゃないのすぐにバレる。
面識があって、ちゃんと恋をして婚約申し込んでるんだから……
田舎男爵風情が中央の侯爵謀ろうとして、ただで済むと思うなよ?
ケケケΨ(`∀´)Ψケケケ
裏切りと罵られても気にしなくても良い。
じきに、自分たちが無事なのが彼女のおかげだと気付く者がいない筈もない。
どのみち征服が終われば裏切りでもなくなるのだから。
強固な忠誠心を持つがゆえに、自分に対しての懲罰よりも堪えたでしょうね。
しかし、思わぬ成果が得られたからと言って罰を与えないとすると信賞必罰から外れてしまうので、実によろしくない。
軍規を乱しても、功があれば許されるという流れは作っちゃいけません。
切欠となった部隊の人員は、全員連帯責任で重営倉入りとすべきですね。
まだまだ兵の統率が甘い。また、最前線とはいかなくても、きちんと性欲処理の為の職業娼婦を従軍させていないからこうなる。
飯抜き程度では罰が軽すぎるね。
優秀な医師が1名無駄に命を落とした。
見せしめにと殺したのだから、本来なら軍規に違反して捕虜に手を出そうとした愚か者達も『自軍に対するみせしめ』として処刑しないといけない。
勝ちに酔って獣性に負ける程度の兵では、大願成就など、夢のまた夢だ。
この軍医さんが一番、物を良く見ているね。
まあ、最前線で殺しあいしているのとはちょっと立ち位置が違うから、かえって冷静に判断できるんでしょう。医者なので、きちんとした教育を受けていますしね。
さて、これで侯爵家の息子が毒妹に篭絡されるか否かくらいか。
出来れば篭絡されずにプチざまぁしてくれると良いのだけど。
あんまり不幸ターンが続くと鬱になってくる。
年若いから侮る意味が判らないね。
それだけの覇道を突き進む以上、それなり以上の才がある。
自国がその才に飲み込まれて破滅する前に止まってくれるなんて、どうして思えるのか不思議。
いずれ力尽きるとしても、それが今とは言えない。
愚かな事だ。
姉は婚約の申し出が届く前に衛生兵に志願して戦場に赴き、死亡したとでもする気かね。
新作!
続きが楽しみです♪
(*´ω`*)
髪の色ねぇ
まあ、確かに愚かな国ですね。
そして、本当に愚かな両親と愚妹。
男爵家ごときが侯爵家から来た縁談の娘を、勝手に入れ換えて話を進めようなんて、なんて身の程知らずな。
まして、肝心の侯爵家令息はラプンツェルの事を知っている訳ですから、嘘はあっさりとバレる。
まあ、そこで簡単にざまぁエンドだったら、あらすじ詐欺になっちゃうから上手くはいかないんでしょうが。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。