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第九章
そのころ、クラスメイトたち⑥
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「だらっしゃああああああ!!」
「ぐっはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
魔王四天王『棺桶』のツァラトゥストラの居城にて。
為朝はボロボロになりながらも、四天王ツァラトゥストラに強烈な張り手を叩きこんだ。
レベル190の張り手は岩石を粉砕し、鉄板をも砕く。
そんな強烈な一撃が、ツァラトゥストラの顔面に叩きこまれたのである。
同時に、為朝の領域が解除……ツァラトゥストラは動けず、倒れたまま言う。
「こ、ここまでの、強さ……とは」
「これが仲間の力だ。あばよ、四天王ツァラトゥストラ……」
「……ぐふっ」
ツァラトゥストラは、そのまま倒れ消滅……ついにファルーン王国の勇者たちは、四天王ツァラトゥストラを討伐した。
為朝は、体重二百キロオーバーの身体で四股を踏む。
「よっしゃあああああああ!! ワイらの勝利やでええええええ!!」
「「「「「うわおおおおおおお!!」」」」」
為朝がツァラトゥストラとタイマン中、とにかく大量に襲ってくる雑魚魔獣たちと戦っていたクラスメイトたちも大喜び。
全員、レベル100オーバーの怪物勇者となった。
慧が建国し半年……愚直に、為朝曰く『隠しダンジョン』でレベルを上げて、こうして今、四天王ツァラトゥストラを討伐した。
離れて様子を見ていたアリアも、信じられないような表情だ。
「まさか、こんな日が来るとは……」
アグニルーンも、ガイアルーンも、エイルーンも、どの国の勇者も自国の防衛ばかりで四天王と戦おうとすらしなかった……が、ファルーン王国の勇者たちは戦った。
そして、勝利……四天王が二人、倒された。
「残りは二人……」
四天王は残り二人……と、人類はそう思っている。
だが実際は違う。
魔王四天王というのは、人類が勝手に命名した魔王軍幹部の四人。
だが実際は、『六天魔将軍』という六人の将軍で、残り四人いる。
そして、ファルーン王国の勇者である黒鉄レオンが、魔王ファルザークを取り込み新たな魔王となり、さらに悪女神フォルトゥーナによって魔王軍が再編成されていることも知らない。
為朝たちの戦いは、まだ始まったばかり。
そのことに為朝たちが気付くのは……もう少し先のことだった。
◇◇◇◇◇◇
為朝たちが四天王(実際は六天魔将軍)の一人を倒し一か月が経過。
生徒たちは休暇を与えられ、それぞれ好きな時間を過ごしていた。
為朝は、王城内の敷地に作られた『土俵』で、一人四股を踏んでいた。
「ふう……(休暇なのに一人稽古をするワイかっこいい)」
邪念だらけだが、実際はレベル190の怪物。
為朝は、レベルは経験値によって上がるものだと聞かされていたが、その『経験』が戦闘経験だけではなく、心理的な『経験』も含まれていると感じていた。
クラスメイトたちも同じ経験をしているはずなのに、レベルにバラつきがある理由が、そこにある気がした。
汗を拭いていると、背後から気配。
「精が出るな、タメトモ」
「おお、アリア殿」
アリアが来た。
為朝はシュルシュルと身体を縮める。体重二百キロオーバーの身体が、度重なる戦闘で引き締まり、筋肉質となった身体になる。
その身体を見て、アリアは顔を赤らめた。
「……こ、こほん」
「(フフフ……ワイの身体に見惚れてやがる。もっと、もっと見て!!)」
雑念、邪念だらけの為朝だが、実際に為朝に惚れはじめているアリアはそっぽ向いたまま。
「その……せっかくの休暇なのに、休まないのか?」
「はっはっは。いつ敵が来るかわかりませんからな、稽古は欠かせんのですよ」
「そ、そうなのか」
「(まあ、かっこつけもあるけどね!!)」
アリアはもう一度咳払いし、為朝を見る。
「戦士に休息は必要だ。その……お前さえよければ、食事でもどうだ?」
「付き合いましょう」
「そ、そうか。うん、じゃあ行こう。美味しい店を知っている」
「(惚れたな)」
こうしてアリアと為朝は、高級レストランで食事をするのだった。
◇◇◇◇◇◇
いい感じのレストランで食事をしている二人。
為朝は、ドキドキしていた。
「(おいおい騎士アリアさんよ、胸元見せすぎドレスじゃねぇかあああ!! 誘ってんのか? 誘ってんのかああああ!!)いやあ、美味しいですねえ」
「ああ。それにしても、お前の正装は初めて見たな」
「ははは、いやあ(決める……ワイは決めるでえ!!)」
ドキドキしている二人。実はアリアもちょっと期待していた。
そして……話題は、シャオルーン王国。
「そういえば、慧くんの国ってどうなったんですかね」
「ケイ……ああ、シャオルーン王国の王か。今や、他国からの移住者も増え、かつての国に戻りつつあるようだ……やれやれ、まさか建国してしまうとはな」
「まあ、慧くんですし。あのクソハーレム野郎め!!」
「は、はーれむ?」
「おっと失礼……ふむ、アリアさん。ファルーン王国から使者は送らんのですか?」
「ああ、送るはずだ。お前たち勇者が『棺桶』と戦っていたからな、そのバックアップでシャオルーン王国は後回しになっていたんだ」
「ほほう……じゃあ、使者はもしかして」
「うむ。勇者の中から選ばれる。不測の事態になっても、今のタメトモたちなら問題あるまい」
「はいはいはい!! ワイが行きます!! 慧くんに挨拶します!!」
「……まあ、お前が一番仲が良かったそうだしな。わかった、話をしておく」
「ヨシ!!」
こうして、ファルーン王国の勇者が、シャオルーン王国を訪問することになった。
ちなみに……為朝はこの日、慧に会ったらどうしてやろうか考えるのに必死で、アリアの誘いを断ってしまい後悔するのだった。
「ぐっはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
魔王四天王『棺桶』のツァラトゥストラの居城にて。
為朝はボロボロになりながらも、四天王ツァラトゥストラに強烈な張り手を叩きこんだ。
レベル190の張り手は岩石を粉砕し、鉄板をも砕く。
そんな強烈な一撃が、ツァラトゥストラの顔面に叩きこまれたのである。
同時に、為朝の領域が解除……ツァラトゥストラは動けず、倒れたまま言う。
「こ、ここまでの、強さ……とは」
「これが仲間の力だ。あばよ、四天王ツァラトゥストラ……」
「……ぐふっ」
ツァラトゥストラは、そのまま倒れ消滅……ついにファルーン王国の勇者たちは、四天王ツァラトゥストラを討伐した。
為朝は、体重二百キロオーバーの身体で四股を踏む。
「よっしゃあああああああ!! ワイらの勝利やでええええええ!!」
「「「「「うわおおおおおおお!!」」」」」
為朝がツァラトゥストラとタイマン中、とにかく大量に襲ってくる雑魚魔獣たちと戦っていたクラスメイトたちも大喜び。
全員、レベル100オーバーの怪物勇者となった。
慧が建国し半年……愚直に、為朝曰く『隠しダンジョン』でレベルを上げて、こうして今、四天王ツァラトゥストラを討伐した。
離れて様子を見ていたアリアも、信じられないような表情だ。
「まさか、こんな日が来るとは……」
アグニルーンも、ガイアルーンも、エイルーンも、どの国の勇者も自国の防衛ばかりで四天王と戦おうとすらしなかった……が、ファルーン王国の勇者たちは戦った。
そして、勝利……四天王が二人、倒された。
「残りは二人……」
四天王は残り二人……と、人類はそう思っている。
だが実際は違う。
魔王四天王というのは、人類が勝手に命名した魔王軍幹部の四人。
だが実際は、『六天魔将軍』という六人の将軍で、残り四人いる。
そして、ファルーン王国の勇者である黒鉄レオンが、魔王ファルザークを取り込み新たな魔王となり、さらに悪女神フォルトゥーナによって魔王軍が再編成されていることも知らない。
為朝たちの戦いは、まだ始まったばかり。
そのことに為朝たちが気付くのは……もう少し先のことだった。
◇◇◇◇◇◇
為朝たちが四天王(実際は六天魔将軍)の一人を倒し一か月が経過。
生徒たちは休暇を与えられ、それぞれ好きな時間を過ごしていた。
為朝は、王城内の敷地に作られた『土俵』で、一人四股を踏んでいた。
「ふう……(休暇なのに一人稽古をするワイかっこいい)」
邪念だらけだが、実際はレベル190の怪物。
為朝は、レベルは経験値によって上がるものだと聞かされていたが、その『経験』が戦闘経験だけではなく、心理的な『経験』も含まれていると感じていた。
クラスメイトたちも同じ経験をしているはずなのに、レベルにバラつきがある理由が、そこにある気がした。
汗を拭いていると、背後から気配。
「精が出るな、タメトモ」
「おお、アリア殿」
アリアが来た。
為朝はシュルシュルと身体を縮める。体重二百キロオーバーの身体が、度重なる戦闘で引き締まり、筋肉質となった身体になる。
その身体を見て、アリアは顔を赤らめた。
「……こ、こほん」
「(フフフ……ワイの身体に見惚れてやがる。もっと、もっと見て!!)」
雑念、邪念だらけの為朝だが、実際に為朝に惚れはじめているアリアはそっぽ向いたまま。
「その……せっかくの休暇なのに、休まないのか?」
「はっはっは。いつ敵が来るかわかりませんからな、稽古は欠かせんのですよ」
「そ、そうなのか」
「(まあ、かっこつけもあるけどね!!)」
アリアはもう一度咳払いし、為朝を見る。
「戦士に休息は必要だ。その……お前さえよければ、食事でもどうだ?」
「付き合いましょう」
「そ、そうか。うん、じゃあ行こう。美味しい店を知っている」
「(惚れたな)」
こうしてアリアと為朝は、高級レストランで食事をするのだった。
◇◇◇◇◇◇
いい感じのレストランで食事をしている二人。
為朝は、ドキドキしていた。
「(おいおい騎士アリアさんよ、胸元見せすぎドレスじゃねぇかあああ!! 誘ってんのか? 誘ってんのかああああ!!)いやあ、美味しいですねえ」
「ああ。それにしても、お前の正装は初めて見たな」
「ははは、いやあ(決める……ワイは決めるでえ!!)」
ドキドキしている二人。実はアリアもちょっと期待していた。
そして……話題は、シャオルーン王国。
「そういえば、慧くんの国ってどうなったんですかね」
「ケイ……ああ、シャオルーン王国の王か。今や、他国からの移住者も増え、かつての国に戻りつつあるようだ……やれやれ、まさか建国してしまうとはな」
「まあ、慧くんですし。あのクソハーレム野郎め!!」
「は、はーれむ?」
「おっと失礼……ふむ、アリアさん。ファルーン王国から使者は送らんのですか?」
「ああ、送るはずだ。お前たち勇者が『棺桶』と戦っていたからな、そのバックアップでシャオルーン王国は後回しになっていたんだ」
「ほほう……じゃあ、使者はもしかして」
「うむ。勇者の中から選ばれる。不測の事態になっても、今のタメトモたちなら問題あるまい」
「はいはいはい!! ワイが行きます!! 慧くんに挨拶します!!」
「……まあ、お前が一番仲が良かったそうだしな。わかった、話をしておく」
「ヨシ!!」
こうして、ファルーン王国の勇者が、シャオルーン王国を訪問することになった。
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