9 / 12
キャンプでの出来事
しおりを挟む
キャンプに行くことになった切っ掛けは思い出の写真だった。
英知が子供の頃に友達の家族と共にキャンプへといった。
楽しそうに笑いピースサインをする英知と優しく笑う妻。それをポケットに入れたままにしてしまっていたようで、沖の店で財布を取り出すときに写真が落ちた。
「これ、キャンプですか?」
「うん。懐かしいなって見てたんだけど、ポケットに入れていたみたい」
「キャンプですか。いいですね」
その時はそれで会話は終わったのだが、数日後、利久からキャンプに誘われた。
青天で風も穏やか。遊びに行くには最高だ。
野営キャンプで、日中は釣りをして夜には利久がキャンプ飯を作ってくれた。
焚火の炎に満天の星空。川のせせらぎ。なんて贅沢なのだろう。
しかも食後の珈琲が格別だ。
こういう休日も悪くない。そう利久に伝えると嬉しそうに楽しんでもらえて何よりですという。
「利久君の手料理、美味しかった」
「いつか一人暮らしをしたときに自炊できるようにと母が」
南なら確かに言いそうだと笑うと、
「河北さんって母と仲がいいですよね」
「お互いにおしゃべりでしょう? だからうまがあってね」
南とは小学から大学まで同じ学校で、クラスも何度か一緒だった。
今でも同い年の中では一番仲がいい。
「母が羨ましいです。学生服の河北さんも素敵でした」
「え、ちょっと、まさかアルバム見たの?」
「譲り受けました。高校までありますよ」
「うわぁ」
まさかアルバムを渡しているとは思わずで、昔の自分を見られるのは少し恥ずかしい。
「南だって若いころの姿を息子に見られて何にも思わんのかね」
「母は『これ私。可愛いでしょ』って。頼んでもいないのに自分の載っているページを見せてくれました」
「ぶはっ、南らしいな」
そうだ。彼女はそういうタイプだった。
「妬けるな」
利久の呟きにぎくりとなり笑いが引っ込む。
「あ……ほら、若かりし日々の思い出だから」
本当にそれだけだ。
「そうですよね」
気まずい空気となりかけて話題を変える。利久もそれに気づいて話しにのっかってくれた。
二人並んで横になっても十分に広い。
「今のテントって広いねぇ」
「そうなんですよ。なので少し残念です」
横を向くと利久も向いていて目が合う。
「でも、こうやって手を伸ばせば届くね」
手を伸ばして利久の手を握りしめると、もう片方の腕が伸びてきて腰をつかんで抱きしめられた。
「りく、くん」
「楽しい雰囲気を壊すのは駄目だってわかっているんです」
河北の肩のあたりに顔を埋めて何度か息を吸ったり吐いたりとして離れた。
「俺、河北さんとキスをした時からずっと舞い上がっていているんです。手を出さないようにと必死に自分を押さえつけていたんですけど駄目でした」
友達の範囲を超えない程度のスキンシップでおさまっていたのはそういう理由だったのか。
今だってタガが外れそうになったのをギリギリで耐えた、そんな感じだった。
「そうだったんだね」
「なので、少し頭を冷やしてきます」
とテントから出ていく。
河北を欲していた。
「あの目は駄目だよぉ」
キスをされたときも感じたが、求められていると思ったら気持ちが高ぶり鼓動が跳ね上がる。
利久はもう大人の男なのだ。昔から知っているからといつまでも息子のように扱ってはいけないだろう。
告白の意味を真剣に考えなければだめだ。友達のままでいいなんて、本当は望んでいないないだろうから。
利久が戻ってきたのは一時間くらい過ぎた後だ。いつもと変わらぬ様子で河北に話しかける。
「星がきれいでしたよ」
「あー、僕も見たかったな」
それならばとこちらもいつものようにふるまい、今度は隣同士に横になっても何も起こることはなかった。
テントを片付けて車に積み込む。
「忘れ物はありませんか?」
当たりを見たわす利久に、
「そうだね。ひとつだけ忘れ物があるかな」
と告げ、利久の手を握りしめた。
「河北さん!?」
「僕ね、利久君とのことを真剣に考えようと思うんだ」
「それって……」
「息子の友達だとか、幼馴染の息子だとかさ、そういうのを取っ払って一人の男として見るから。もう我慢なんてしなくていいよ。嫌だと思ったら全力で拒むから」
言葉と同時に利久に抱きしめられた。
「昨日は我慢させてごめんね」
利久の背中に腕を回した。
「夢じゃ、ない」
手が頬や背中を撫で、さらに下へと動いていく。
「利久君、流石におしりは駄目かな」
「あ、すみません」
利久は確かめているだけだったのだろう。だから顔が真っ赤だ。
「実感した?」
「はい。こうすればもっと実感できます」
と顎に手をかけて顔を上に向かされた。同性でも相手はイケメンだ。かっこよくてドキッとしてしまった。
「利久君、少女漫画に登場するイケメンキャラみたいだね」
照れを誤魔化すように口にすれば、顔がどんどん近づいてくる。
「りく……」
唇が重なり舌が入り込み絡み合う。しかも利久は河北を放そうとしないので下半身にまできてしまった。
これ以上は駄目だと離れようとするが、利久の舌がそれをゆるしてはくれない。
「んんっ、り、くん、や」
全力で拒むとは言ったがこうなっては無理だった。
互いのがこすれあい、その刺激に驚いて唇が離れた。
「たっちゃいましたね」
「やって言ったのに」
頬を膨らませて利久を軽くにらみつけると、頬をくっつけてすりつく。
「続きがしたいです」
「駄目」
「ですが、河北さんもたってますよね」
どんな状態なのかは互いにわかっている。このままでいられないことも。
「僕はどこかで抜いてくるから。利久君は車を使って」
触れたら最後、流されてしまうかもしれない。だが河北にはそこまでの覚悟はない。
「待ってください。抜くだけですから一緒に」
そういうと軽々と体を持ち上げられてしまう。
「利久君!」
「お願いです。味見をさせてください」
「えぇっ」
味見とは、あれのをということか。
「え、ちょ、利久君」
車に押し付けられてズボンのチャックをおろされてしまう。
「河北さんの」
目を見開き息を荒くしている。興奮状態の利久が怖い。
「利久君」
「はぁ、蜜を流して美味しそうですね」
唇を舐め今にもしゃぶりつきそうだ。絶対に美味しいわけがない。
「正気に戻ってよぉ、利久君」
口を開いた瞬間、両手で両頬を挟んで止めた。イケメンが台無しだ。
「なんれす?」
「手でしよう。僕がしてあげるから」
利久が食いつくような交換条件を出さないと止まらないだろうと口にしたのだが、
「本当ですか」
目がギラギラとしている。これは早まったかもしれない。
「う、うん、触るだけだよ?」
「はい。河北さんに触ってもらえると思ったら……」
ズボンをおろした利久のモノは立派だった。
「利久君、僕にこれは勿体ないよぉ」
顔も良く、こちらでも満足させられるだろう。
「でも、俺がこうなるのは河北さんだからです」
利久が河北の腰へと自分の腰を押し付ける。かたくたちあがるモノが直接触れ合ってびくりと体が震えた。
「んっ」
「河北さん俺のと一緒に握ってください」
ぴたりとくっつきあったモノへと手を伸ばすとその上から利久の手が重なった。
互いのを握りあうよりもグっとくる。
「あ、これ、やばいっ」
「そうですね。やばいくらい感じます」
直接触れているのは河北の手だけだ。
「河北さん、気持ちいいです」
はぁ、と色っぽく息をはく利久にドキッとする。
「利久君、えろ」
「そういう河北さんだって。真っ白な肌がうっすらと染まっていて色っぽいですよ」
頬に唇が触れそして唇へと異動し、軽く何度も唇を重ね、舌が絡みあう。
上からも下からも水音が聞こえて、触れ合うだけでなく音までもがふたりを高みへと連れて行こうとしていた。
「ふ、りく、くん、僕、もう」
「俺も、です」
互いのモノから吐き出された欲は手の隙間から流れ、口元は唾液で濡れていた。
「濡れちゃいましたね」
「ねー」
しかも外で致してしまったことに今更ながら気が付いた。
焦る河北に対し利久は平然としている。それはそれでもえますねとか言い出すのでわき腹にグーパンチをお見舞いした。
「ほら、痕跡をけして帰るよ」
早くここから立ち去りたく利久を促すと、液が垂れた場所をスマートフォンで撮りはじめた。
「利久君!」
なぜそんなものを撮っておくのかと利久の肩を掴んで揺さぶった。
「河北さんと触りっこをした記念です」
そんなものを記念に撮っておいてほしくない。
「消しなさいよ」
「嫌です。これで夜も困りません」
利久の本性が現れた。それを使うとかやめてほしい。
「やめなさいよ。利久君、消さないと絶交だからねっ」
つい、子供のような言い方をしてしまった。
恥ずかしくなり利久を見れば、こちらにスマートフォンを向けてカシャカシャと音がなっている。
「あー!」
「あれを消す替わりです」
そう言われてしまっては消せとは言えなくなってしまい、しぶしぶと頷いた。
英知が子供の頃に友達の家族と共にキャンプへといった。
楽しそうに笑いピースサインをする英知と優しく笑う妻。それをポケットに入れたままにしてしまっていたようで、沖の店で財布を取り出すときに写真が落ちた。
「これ、キャンプですか?」
「うん。懐かしいなって見てたんだけど、ポケットに入れていたみたい」
「キャンプですか。いいですね」
その時はそれで会話は終わったのだが、数日後、利久からキャンプに誘われた。
青天で風も穏やか。遊びに行くには最高だ。
野営キャンプで、日中は釣りをして夜には利久がキャンプ飯を作ってくれた。
焚火の炎に満天の星空。川のせせらぎ。なんて贅沢なのだろう。
しかも食後の珈琲が格別だ。
こういう休日も悪くない。そう利久に伝えると嬉しそうに楽しんでもらえて何よりですという。
「利久君の手料理、美味しかった」
「いつか一人暮らしをしたときに自炊できるようにと母が」
南なら確かに言いそうだと笑うと、
「河北さんって母と仲がいいですよね」
「お互いにおしゃべりでしょう? だからうまがあってね」
南とは小学から大学まで同じ学校で、クラスも何度か一緒だった。
今でも同い年の中では一番仲がいい。
「母が羨ましいです。学生服の河北さんも素敵でした」
「え、ちょっと、まさかアルバム見たの?」
「譲り受けました。高校までありますよ」
「うわぁ」
まさかアルバムを渡しているとは思わずで、昔の自分を見られるのは少し恥ずかしい。
「南だって若いころの姿を息子に見られて何にも思わんのかね」
「母は『これ私。可愛いでしょ』って。頼んでもいないのに自分の載っているページを見せてくれました」
「ぶはっ、南らしいな」
そうだ。彼女はそういうタイプだった。
「妬けるな」
利久の呟きにぎくりとなり笑いが引っ込む。
「あ……ほら、若かりし日々の思い出だから」
本当にそれだけだ。
「そうですよね」
気まずい空気となりかけて話題を変える。利久もそれに気づいて話しにのっかってくれた。
二人並んで横になっても十分に広い。
「今のテントって広いねぇ」
「そうなんですよ。なので少し残念です」
横を向くと利久も向いていて目が合う。
「でも、こうやって手を伸ばせば届くね」
手を伸ばして利久の手を握りしめると、もう片方の腕が伸びてきて腰をつかんで抱きしめられた。
「りく、くん」
「楽しい雰囲気を壊すのは駄目だってわかっているんです」
河北の肩のあたりに顔を埋めて何度か息を吸ったり吐いたりとして離れた。
「俺、河北さんとキスをした時からずっと舞い上がっていているんです。手を出さないようにと必死に自分を押さえつけていたんですけど駄目でした」
友達の範囲を超えない程度のスキンシップでおさまっていたのはそういう理由だったのか。
今だってタガが外れそうになったのをギリギリで耐えた、そんな感じだった。
「そうだったんだね」
「なので、少し頭を冷やしてきます」
とテントから出ていく。
河北を欲していた。
「あの目は駄目だよぉ」
キスをされたときも感じたが、求められていると思ったら気持ちが高ぶり鼓動が跳ね上がる。
利久はもう大人の男なのだ。昔から知っているからといつまでも息子のように扱ってはいけないだろう。
告白の意味を真剣に考えなければだめだ。友達のままでいいなんて、本当は望んでいないないだろうから。
利久が戻ってきたのは一時間くらい過ぎた後だ。いつもと変わらぬ様子で河北に話しかける。
「星がきれいでしたよ」
「あー、僕も見たかったな」
それならばとこちらもいつものようにふるまい、今度は隣同士に横になっても何も起こることはなかった。
テントを片付けて車に積み込む。
「忘れ物はありませんか?」
当たりを見たわす利久に、
「そうだね。ひとつだけ忘れ物があるかな」
と告げ、利久の手を握りしめた。
「河北さん!?」
「僕ね、利久君とのことを真剣に考えようと思うんだ」
「それって……」
「息子の友達だとか、幼馴染の息子だとかさ、そういうのを取っ払って一人の男として見るから。もう我慢なんてしなくていいよ。嫌だと思ったら全力で拒むから」
言葉と同時に利久に抱きしめられた。
「昨日は我慢させてごめんね」
利久の背中に腕を回した。
「夢じゃ、ない」
手が頬や背中を撫で、さらに下へと動いていく。
「利久君、流石におしりは駄目かな」
「あ、すみません」
利久は確かめているだけだったのだろう。だから顔が真っ赤だ。
「実感した?」
「はい。こうすればもっと実感できます」
と顎に手をかけて顔を上に向かされた。同性でも相手はイケメンだ。かっこよくてドキッとしてしまった。
「利久君、少女漫画に登場するイケメンキャラみたいだね」
照れを誤魔化すように口にすれば、顔がどんどん近づいてくる。
「りく……」
唇が重なり舌が入り込み絡み合う。しかも利久は河北を放そうとしないので下半身にまできてしまった。
これ以上は駄目だと離れようとするが、利久の舌がそれをゆるしてはくれない。
「んんっ、り、くん、や」
全力で拒むとは言ったがこうなっては無理だった。
互いのがこすれあい、その刺激に驚いて唇が離れた。
「たっちゃいましたね」
「やって言ったのに」
頬を膨らませて利久を軽くにらみつけると、頬をくっつけてすりつく。
「続きがしたいです」
「駄目」
「ですが、河北さんもたってますよね」
どんな状態なのかは互いにわかっている。このままでいられないことも。
「僕はどこかで抜いてくるから。利久君は車を使って」
触れたら最後、流されてしまうかもしれない。だが河北にはそこまでの覚悟はない。
「待ってください。抜くだけですから一緒に」
そういうと軽々と体を持ち上げられてしまう。
「利久君!」
「お願いです。味見をさせてください」
「えぇっ」
味見とは、あれのをということか。
「え、ちょ、利久君」
車に押し付けられてズボンのチャックをおろされてしまう。
「河北さんの」
目を見開き息を荒くしている。興奮状態の利久が怖い。
「利久君」
「はぁ、蜜を流して美味しそうですね」
唇を舐め今にもしゃぶりつきそうだ。絶対に美味しいわけがない。
「正気に戻ってよぉ、利久君」
口を開いた瞬間、両手で両頬を挟んで止めた。イケメンが台無しだ。
「なんれす?」
「手でしよう。僕がしてあげるから」
利久が食いつくような交換条件を出さないと止まらないだろうと口にしたのだが、
「本当ですか」
目がギラギラとしている。これは早まったかもしれない。
「う、うん、触るだけだよ?」
「はい。河北さんに触ってもらえると思ったら……」
ズボンをおろした利久のモノは立派だった。
「利久君、僕にこれは勿体ないよぉ」
顔も良く、こちらでも満足させられるだろう。
「でも、俺がこうなるのは河北さんだからです」
利久が河北の腰へと自分の腰を押し付ける。かたくたちあがるモノが直接触れ合ってびくりと体が震えた。
「んっ」
「河北さん俺のと一緒に握ってください」
ぴたりとくっつきあったモノへと手を伸ばすとその上から利久の手が重なった。
互いのを握りあうよりもグっとくる。
「あ、これ、やばいっ」
「そうですね。やばいくらい感じます」
直接触れているのは河北の手だけだ。
「河北さん、気持ちいいです」
はぁ、と色っぽく息をはく利久にドキッとする。
「利久君、えろ」
「そういう河北さんだって。真っ白な肌がうっすらと染まっていて色っぽいですよ」
頬に唇が触れそして唇へと異動し、軽く何度も唇を重ね、舌が絡みあう。
上からも下からも水音が聞こえて、触れ合うだけでなく音までもがふたりを高みへと連れて行こうとしていた。
「ふ、りく、くん、僕、もう」
「俺も、です」
互いのモノから吐き出された欲は手の隙間から流れ、口元は唾液で濡れていた。
「濡れちゃいましたね」
「ねー」
しかも外で致してしまったことに今更ながら気が付いた。
焦る河北に対し利久は平然としている。それはそれでもえますねとか言い出すのでわき腹にグーパンチをお見舞いした。
「ほら、痕跡をけして帰るよ」
早くここから立ち去りたく利久を促すと、液が垂れた場所をスマートフォンで撮りはじめた。
「利久君!」
なぜそんなものを撮っておくのかと利久の肩を掴んで揺さぶった。
「河北さんと触りっこをした記念です」
そんなものを記念に撮っておいてほしくない。
「消しなさいよ」
「嫌です。これで夜も困りません」
利久の本性が現れた。それを使うとかやめてほしい。
「やめなさいよ。利久君、消さないと絶交だからねっ」
つい、子供のような言い方をしてしまった。
恥ずかしくなり利久を見れば、こちらにスマートフォンを向けてカシャカシャと音がなっている。
「あー!」
「あれを消す替わりです」
そう言われてしまっては消せとは言えなくなってしまい、しぶしぶと頷いた。
10
「小さな食堂」→読む
・年下(大柄・強面)×年上の食堂店主(世話好き)
・年下(大柄・強面)×年上の食堂店主(世話好き)
お気に入りに追加
25
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
鈍感モブは俺様主人公に溺愛される?
桃栗
BL
地味なモブがカーストトップに溺愛される、ただそれだけの話。
前作がなかなか進まないので、とりあえずリハビリ的に書きました。
ほんの少しの間お付き合い下さい。
いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
年上の恋人は優しい上司
木野葉ゆる
BL
小さな賃貸専門の不動産屋さんに勤める俺の恋人は、年上で優しい上司。
仕事のこととか、日常のこととか、デートのこととか、日記代わりに綴るSS連作。
基本は受け視点(一人称)です。
一日一花BL企画 参加作品も含まれています。
表紙は松下リサ様(@risa_m1012)に描いて頂きました!!ありがとうございます!!!!
完結済みにいたしました。
6月13日、同人誌を発売しました。
ドSでキュートな後輩においしくいただかれちゃいました!?
春音優月
恋愛
いつも失敗ばかりの美優は、少し前まで同じ部署だった四つ年下のドSな後輩のことが苦手だった。いつも辛辣なことばかり言われるし、なんだか完璧過ぎて隙がないし、後輩なのに美優よりも早く出世しそうだったから。
しかし、そんなドSな後輩が美優の仕事を手伝うために自宅にくることになり、さらにはずっと好きだったと告白されて———。
美優は彼のことを恋愛対象として見たことは一度もなかったはずなのに、意外とキュートな一面のある後輩になんだか絆されてしまって……?
2021.08.13
「恋の熱」-義理の弟×兄-
悠里
BL
親の再婚で兄弟になるかもしれない、初顔合わせの日。
兄:楓 弟:響也
お互い目が離せなくなる。
再婚して同居、微妙な距離感で過ごしている中。
両親不在のある夏の日。
響也が楓に、ある提案をする。
弟&年下攻めです(^^。
楓サイドは「#蝉の音書き出し企画」に参加させ頂きました。
セミの鳴き声って、ジリジリした焦燥感がある気がするので。
ジリジリした熱い感じで✨
楽しんでいただけますように。
(表紙のイラストは、ミカスケさまのフリー素材よりお借りしています)
エリート上司に完全に落とされるまで
琴音
BL
大手食品会社営業の楠木 智也(26)はある日会社の上司一ノ瀬 和樹(34)に告白されて付き合うことになった。
彼は会社ではよくわかんない、掴みどころのない不思議な人だった。スペックは申し分なく有能。いつもニコニコしててチームの空気はいい。俺はそんな彼が分からなくて距離を置いていたんだ。まあ、俺は問題児と会社では思われてるから、変にみんなと仲良くなりたいとも思ってはいなかった。その事情は一ノ瀬は知っている。なのに告白してくるとはいい度胸だと思う。
そんな彼と俺は上手くやれるのか不安の中スタート。俺は彼との付き合いの中で苦悩し、愛されて溺れていったんだ。
社会人同士の年の差カップルのお話です。智也は優柔不断で行き当たりばったり。自分の心すらよくわかってない。そんな智也を和樹は溺愛する。自分の男の本能をくすぐる智也が愛しくて堪らなくて、自分を知って欲しいが先行し過ぎていた。結果智也が不安に思っていることを見落とし、智也去ってしまう結果に。この後和樹は智也を取り戻せるのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる