［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

１０章 ・・・

第112話 鹿児島旅行（1）

僕は晴彦に対する裁判の手続きをした。
特にする事もない。

報道等もあるから、就職活動もやりにくい。
ちょっと時間が空いてしまった。

どうしよう。

『どうせなら、何処かに旅行でも行って来たら』

たしかに。
僕と星華は、暇な時間を利用して鹿児島旅行に行く事にした。
ひかりを妊娠した鹿児島。

お礼参りに行かないとね。

特に鹿児島が好きって訳ではない。
けど、安いんだよね。

鹿児島。

土日の１泊２日でも往復の飛行機代と宿泊費を合わせて２万円を切るプランもある。
平日だと、もっと安い。

最初、家族で行く事も考えた。
けど、みんな忙しいらしい。
急だから仕方ないよね。

それなら、２泊３日ぐらいののんびりした鹿児島旅行にする事にした。

陽華さんは、『絶対に焼酎を買ってきて』だって。

不思議に思い確認すると、こちらで買う焼酎と違うんだって。
僕には、よく解らないけど。

本当は、陽華さんも行きたいんだろうな。
今度、みんなで行っても良いけど・・・。
大人数になるとみんなの調整が難しいし・・・。

陽華さんと少人数で行くと、不倫って感じで子供達にもバレちゃうし。

子供達がが育ったあとしか・・・。
まだ、僕の子供には、小学生もいるし・・・。

今、陽華さんの息子が中学生。
もう少ししたら、置いて行っても大丈夫かもしれないけど。