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10章 ・・・

第79話 入院のあとで(2)

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信繁は、一人で先にベットに入った。

信繁くんは、俺が稼ぐって言っていた。
その上で、仕事を辞めて欲しいと・・・。

信繁くんの気持ちは嬉しかった。
けど、まだ、仕事を辞めるのは早い。
息子の世話になるのは・・・。

そんな事を考えてたら、めぐみが来た。

「大丈夫?」
「うん。今回は、心配をかけてごめんね」

「いつもありがとう。無理しないでね」

めぐみが黙って僕の顔を抱きしめてくれる。
柔らかい。
このおっぱい。
気持ち良いよね。
両手でめぐみの2つの頂点を触っていると固くなっていく。

「もう、元気なんだから・・・。どうしたの?」
「いや、別に・・・」

「先ほど、信繁がきたんでしょう」

僕は信繁くんとのやり取りを話した。

「あの息子。前に、あたしにも、同じ事を言ったよ。
 自分の幸せを最優先に考えれば良いのに・・・」
「優しいよね。
 めぐみの教育の賜物だと思うけど・・・」

「優しい息子で嬉しいけど、自分が損する感じだよね。
 信繁にそっくり」
「そうかなぁ」

「あの息子。信繁を尊敬しているからね。
 女性関係以外は・・・」
「それを言われると、少し、辛い・・・」

「けど、星華と陽華の3人とも、信繁に惚れて、この関係で良いと言っているんだから、問題ないでしょう」
「そう言ってもらえると嬉しいけど・・・」

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