［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

１０章 ・・・

第39話 信繁くんの会社設立（1）

信繁くんの管理会社を作る事にしていた。
僕の会社でも良いけど、こういう事はきちんと分けた方がね。

この部分、ひかりにやってもらうか。
僕がしても良いけど・・・。

「ひかり、信繁くんの会社を設立するけど、やってみるか？」
「そんな事、あたしでやれるの？」

「決められている通りにすればできるぞ」
「そうなんだ。そしたら、少しやってみようかなぁ」

ひかりが悩んでいる。
けど、経験だし・・・。
負けず嫌いだから、頑張っている。

１）発起人
　信繁くんで良いかな。

２）基本事項の決定
　会社の目的は、プロ野球選手のサポート的な事。
　それらしい事を書く。
　社名。ここは、信繁くんと話し合いをしないとね。
　他にも基本的な事を・・・。

３）定款の作成
　会社の根本となる重要な規則をインターネットで探して書く。

４）定款の認証
　電子定款にして、印紙代を削って・・・。
　予約して、公証人役場に行く。

５）実印の購入
　インターネットで安めのものを・・・。
　印面を確認すると、ひかりが「読めないよ」って。
　仕方ないよね。
　そういうものだから・・・。

６）口座の作成と出資金の払い込み
　信繁くんとひかりで銀行に行って手続きを・・・。

７）登記申請
　法務局に・・・。
　相談窓口というのがある。
　そこで確認をしてもらって登記をした。