［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

７章 信繁の新社会人

第22話 朝食

今日は、仕事。
早く起きる。

のぶしげ君とひかりはまだ寝ている。
仲が良いねぇ。
二人は・・・。

自分の寝室の扉を開けると包丁の音がする。

トントントン

なんか、この光景。
過去にもあった気が・・・。

デジャブ・・・。

いや違う。

昔、めぐみとつきあっていた時・・・。

こんな事もあったなぁ。

リビングへ行く。

「信繁、おはよう。早いね」
「おはよう・・・
　な、なんで、その恰好？」

「見てみる？」
めぐみはエプロンの下を指している

あっ、このパターンは、白いビキニだったはず・・・。
「今回は、騙されない。ビキニで揶揄おうとしているのでしょう」
「違うよ」

めぐみは、エプロンを外す。
エプロンの下はパンツのみだった。おっぱいは隠れていない。
「めぐみ！」
「はいはい。少し揶揄っただけだから・・・」
すぐに服を着ていた。

「もう、やめて欲しい。
　こんな事は・・・。
　もう、すぐに会社行くから・・・」
「ご飯は？」

「いらない」
「もう！作ったのに」

「食べていくよ」

朝食を急いで食べて会社に向かった。


めぐみは、何を考えているのか・・・。
星華になんて言おう。

困った。

信繁は悩んでいた。

僕の息子は大きくなっていて、そのまま電車に乗る訳には・・・。
少し公園でぼーっとしながら、落ち着けてから、電車に乗った。