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7章 信繁の新社会人
第1話 信繁の新入社員研修・・・
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信繁は、3月下旬から研修に入った。
その最初の日。
入職書類を配られた。
その中には、健康保険の申込書も・・・。
家族を書く欄に斜線が・・・。
『解らない事があったら聞いて下さい』
「申し訳ございません。
家族を扶養する必要があるので斜線のないものを頂けますか?」
「えっ!・・・あっ、ご両親か何かですか?」
「違います。妻と娘を・・・」
「えーっ!!」
周りにいる同じ新入社員もビックリする。
人事の方も・・・。
なんか、人事の人が相談している。
そして・・・。
「研修の休憩時間に上の階の応接に来て下さい」
「はい」
僕は、休憩時間になったので上の階の応接室に行く。
「ご家族がいるとの事だけど、面接で聞かれなかった?」
「はい。聞かれた場合、きちんとお答えしています」
「そうか・・・」
嫌な流れだ。
内定取消はないと思うけど・・・。
その日の研修は、モヤモヤしながら終わった。
翌日、特に何も言われなかった。
特に何もないのか?
同じ新入社員の人に話しかけられる。
「ビックリしたよ」
「そうだよね。僕もそう思う」
「昨日、人事で大揉めしたらしいよ。
最終的には問題ない事になったみたいだけど・・・」
「なんで、そんな事を知っているの?」
「俺は、親もこの会社にいるから、その流れで・・・」
「そうなんだ。
良かった。
問題なくて・・・。
今、内定取消になったら、本当に困る事になっていたから」
その最初の日。
入職書類を配られた。
その中には、健康保険の申込書も・・・。
家族を書く欄に斜線が・・・。
『解らない事があったら聞いて下さい』
「申し訳ございません。
家族を扶養する必要があるので斜線のないものを頂けますか?」
「えっ!・・・あっ、ご両親か何かですか?」
「違います。妻と娘を・・・」
「えーっ!!」
周りにいる同じ新入社員もビックリする。
人事の方も・・・。
なんか、人事の人が相談している。
そして・・・。
「研修の休憩時間に上の階の応接に来て下さい」
「はい」
僕は、休憩時間になったので上の階の応接室に行く。
「ご家族がいるとの事だけど、面接で聞かれなかった?」
「はい。聞かれた場合、きちんとお答えしています」
「そうか・・・」
嫌な流れだ。
内定取消はないと思うけど・・・。
その日の研修は、モヤモヤしながら終わった。
翌日、特に何も言われなかった。
特に何もないのか?
同じ新入社員の人に話しかけられる。
「ビックリしたよ」
「そうだよね。僕もそう思う」
「昨日、人事で大揉めしたらしいよ。
最終的には問題ない事になったみたいだけど・・・」
「なんで、そんな事を知っているの?」
「俺は、親もこの会社にいるから、その流れで・・・」
「そうなんだ。
良かった。
問題なくて・・・。
今、内定取消になったら、本当に困る事になっていたから」
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