［1分読書］ 高校生 家を買う そして同棲する・・・

5章 大学生活（楽しいの大学生活）

第5話 星華の奨学金

星華は、女性技術者の奨学金をとる事を考えていた。
私にはお金がないから・・・。

この奨学金はすごい。
４年間で２４０万円を借りる事ができる。
その企業の研修プログラムに参加する事が条件だ。

その見返りも大きい。
提携企業で8年間働いたら全額とその利息。
製造業で働いたら半額と全額の利息。
それだけ返さなくて良い。

例え、働かなくても利息は返さなくて良いらしい。

星華は燃えていた。
絶対にこの奨学金をとると・・・。
自分の借金が減るから・・・。

高校の時の成績とレポート、面接審査がある。
高校の時も成績は良かった。
たぶん、大丈夫だ。

あとは、レポートと面接だ。

レポートは、難しい。
こんなレポートなんて書いたことない。

こういう時、親が頼りになれば・・・。
けど、そんな親はいない。

信繁も、こういう時は・・・。
高校の時の先生を頼る。

審査の結果・・・。
なんとか奨学金をもらう事ができた。

ふと思う。
信繁は金銭感覚が違う。
別に普段の金銭感覚はそんなに変わらない。
けど、ポンとキャンピングカーを買ったり・・・。

なんでそんなお金を使えるの？
まだ、大学生だよ。
私たち。

私は奨学金という借金を背負っているのに・・・。
その雰囲気すらない。
学費の分は別会計って言うぐらいだから、大丈夫だと思うけど・・・。

まぁ、高校生の時に家を買うぐらいだから、
お金持ちなのかもしれないけどね・・・。