［1分読書］彼女を寝取られたので仕返しします・・・

第5章 ・・・

第128話 信長の実家での名前騒動 前編

信長は、実家に帰った。
そして、夕飯を・・・。

「なんで、名前を決める時に相談もしないんだ」
「僕たちの子供だ。
　夫婦で良いと思う名前をつけるのが、子供にとって一番幸せだと思う。
　何が問題なんだ？」

「名前というのは、先祖を守り受け継ぐものだ。
　だから、きちんと私たちに相談して考えるのが一番良いと思う。
　お前の名前も祖父母がつけたものだ」
「その気持ちがあるのであれば、先に言うべきだと思う。
　それを言わずして、あとから文句を言うのは間違っている」

「なにを！」
「お父さん！
　私も信長の意見に賛成です。
　私だって子供の名前を考えたかった。
　けど、それができなかった。
　今回の桜美さんと信長のつけた名前に賛成です」

その後も、喧々諤々の状況が・・・。

「いい加減にしてくれ。
　僕たちは、一番良いと思う名前をつけたんだ。
　あとから、ごちゃごちゃ言われると感じ悪い！
　気に入らないなら、もう、連れて来ないよ」
「信長、ちょっと落ち着いて。
　お父さんも、言い過ぎよ。
　信長たちが、良い名前を決めたんだから良いでしょう」

「うるさい！」
「もう、良いよ。
　この家には来ないから・・・。
　じゃあね」

「信長も・・・。
　行く先はあるの？」
「大丈夫だよ。適当に考えるよ」

「困ったら戻ってくるんだよ」
「大丈夫だよ」