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第5章 ・・・
第101話 今後の進路 (9)
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「いらっしゃい。桜美ちゃん」
「お邪魔します」
「二人に少し話があるんだけど・・・」
「どうしたの?」
食卓テーブルで向かい合わせに座る。
「桜美に赤ちゃんができた」
「えー!?」
「僕は大学院を諦めて大学卒業後に就職したいと思っている。
良いよね」
「急に・・・。
まだ、二人は大学生なんだよ。
堕胎はしないのか?」
「うん。産もうと思っている」
「そうか・・・。
生活はどうするつもりだ?」
「大学生の時は、アルバイトをしながら・・・」
「厳しくないか?」
「厳しいかもしれないけど・・・」
「まだ、二人は大学生なんだぞ」
「解っている」
「解っていないだろ!」
「お父さん。少し黙ってて!
産む事は決定なのね」
「うん」
二人で頷く。
「桜美さんのご両親は、この事を知っているの?」
「はい。母は知っています」
「そうなのね。お母様はどのように言っているの?」
「母は、産む事に関して賛成をしています」
「そうなのね。
桜美さんは、大学をどうするの?」
「正直、この部分は迷っています。
中退するのが良いのか。
卒業を頑張った方が良いのか・・・」
「そんなの中退しかないだろ」
「お父さん!あなたは話をしないで!」
「はい」
いろいろ話をした。
「うちのお父さんは別として、私も反対はしません。
けど、桜美さんのご両親とも相談する必要はあるわね」
「はい。よろしくお願いします」
「お邪魔します」
「二人に少し話があるんだけど・・・」
「どうしたの?」
食卓テーブルで向かい合わせに座る。
「桜美に赤ちゃんができた」
「えー!?」
「僕は大学院を諦めて大学卒業後に就職したいと思っている。
良いよね」
「急に・・・。
まだ、二人は大学生なんだよ。
堕胎はしないのか?」
「うん。産もうと思っている」
「そうか・・・。
生活はどうするつもりだ?」
「大学生の時は、アルバイトをしながら・・・」
「厳しくないか?」
「厳しいかもしれないけど・・・」
「まだ、二人は大学生なんだぞ」
「解っている」
「解っていないだろ!」
「お父さん。少し黙ってて!
産む事は決定なのね」
「うん」
二人で頷く。
「桜美さんのご両親は、この事を知っているの?」
「はい。母は知っています」
「そうなのね。お母様はどのように言っているの?」
「母は、産む事に関して賛成をしています」
「そうなのね。
桜美さんは、大学をどうするの?」
「正直、この部分は迷っています。
中退するのが良いのか。
卒業を頑張った方が良いのか・・・」
「そんなの中退しかないだろ」
「お父さん!あなたは話をしないで!」
「はい」
いろいろ話をした。
「うちのお父さんは別として、私も反対はしません。
けど、桜美さんのご両親とも相談する必要はあるわね」
「はい。よろしくお願いします」
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