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第4章 高校3年生
第44話 期末試験結果のあとで・・・ (5)
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事件のあと、二人で話をしていた。
「信長、ごめんね」
「桜美は、何もしていないよ。
僕の方こそ、心配かけて、ごめん。
暴力をしなければ、黒田が一方的に悪いだけだったのに・・・。
失敗したよ」
「そうだね。
暴力は失敗だったね。
けど、私の為に怒ってくれて・・・。
不謹慎だけど、嬉しかったよ」
「彼氏としては、当たり前だよ。
大好きな人が貶められれば・・・。
そういえば、学校に対して何かした?」
「なんで?」
「先生の対応が、急に変化したから・・・」
「まぁ、少しだけ・・・。
私も被害者だからね。
高野連に訴えたり、SNSに拡散すると言った事を咲良から先生に・・・」
「朝倉さん?」
「うん。彼女は先生の娘さんだから・・・」
「なるほどね。
ありがとう。穏便になるようにしてくれて・・・」
「どういたしまして。
私も信長の為にしたかった事をしただけだから・・・」
「助かったよ」
「私ね。今回、あんまり、勉強できなかったの」
「そうなの?」
「うん。ちょっと、いろいろ考えていて・・・」
「考え事は終わった?」
「なかなか、難しくてさぁ・・・」
「一緒に考えようか?」
「ありがとう。
けど、これは、自分で考えないといけない事なんだ・・・」
「そうなんだ。頑張ってね」
「信長、ごめんね」
「桜美は、何もしていないよ。
僕の方こそ、心配かけて、ごめん。
暴力をしなければ、黒田が一方的に悪いだけだったのに・・・。
失敗したよ」
「そうだね。
暴力は失敗だったね。
けど、私の為に怒ってくれて・・・。
不謹慎だけど、嬉しかったよ」
「彼氏としては、当たり前だよ。
大好きな人が貶められれば・・・。
そういえば、学校に対して何かした?」
「なんで?」
「先生の対応が、急に変化したから・・・」
「まぁ、少しだけ・・・。
私も被害者だからね。
高野連に訴えたり、SNSに拡散すると言った事を咲良から先生に・・・」
「朝倉さん?」
「うん。彼女は先生の娘さんだから・・・」
「なるほどね。
ありがとう。穏便になるようにしてくれて・・・」
「どういたしまして。
私も信長の為にしたかった事をしただけだから・・・」
「助かったよ」
「私ね。今回、あんまり、勉強できなかったの」
「そうなの?」
「うん。ちょっと、いろいろ考えていて・・・」
「考え事は終わった?」
「なかなか、難しくてさぁ・・・」
「一緒に考えようか?」
「ありがとう。
けど、これは、自分で考えないといけない事なんだ・・・」
「そうなんだ。頑張ってね」
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