［1分読書］彼女を寝取られたので仕返しします・・・

第3章 復讐直後

第28話 女子会

事件が終わって、桜美と咲良は話をしていた。

「桜美、あのあと、武田君と、どうしたの？」
「あのあとね。繁華街に消えたように見えたでしょう」

「うん」
「そのままホテルに入ったように見せかけて、二人で公園に行ったの」

「それで、それで・・・」
「そこで、いろいろお話して、武田くんが我が家まで送ってくれて解散。以上」

「えっ。それだけ？それで、あんなに言われているの？」
「うん。残念ながら・・・。
　けど、秀吉には仕返しになったでしょう」

「たぶんね。結局、キスだけでしょう。
　あいつとしたのは・・・」
「うん。悔しいだろうね。身体を求めていたからね」

「そうだね。
　しかも、武田君と、セックスしたと思っているだろうしね」
「うん。武田くんには少し悪い事をしている気もするけどね。
　一応、結婚するまでセックスしないつもりだから・・・」

「それについては、武田君どう言っているの？」
「尊重してくれるって・・・」

「良かったね。理解者が現れて・・・
　けど、高校生の男が我慢できるものなの？」
「それは解らない。
　けど、ダメな時は相談するって・・・」

「その時はセックスするの？」
「それは・・・。
　正直、解らない。
　どうすれば良いのか・・・。
　男の気持ちと女の気持ちって違う気がしていて・・・」