［完結：1話 1分読書］幼馴染を勇者に寝取られた不遇職の躍進

第7章 エリスの絶望

第4話 エリスの診断

エドワードが遠征中、エリスの診断が行われた。

王御用達の医師の診断結果は・・・。

『突発性記憶障害』と診断された。

原因は、不明。

その時の詳しい情報が解らないと・・・。
完全に隠していた。

すぐにリハビリを開始していた。
一流のリハビリ師。

エリスは、リハビリの甲斐あり、少しづつ動けるように・・・。
けど、多くの事を忘れている。

少しづつ日常生活から・・・。
けど、この姿を他の人に見せる訳には・・・。

側には、エリザベスが・・・。
邪魔だ・・・。

エリザベスがトイレに行った隙にエリスの部屋に・・・。
下剤を混ぜたから、当分の間は戻って来ないはず・・・。

無理やり犯そうかと・・・。
俺のシンボルを見ただけで、エリスが悲鳴を・・・。

『エリス！大丈夫！？』
その声の少しあとで、足音が・・・。

やばい。

エドワードは、急いで窓から逃げた。
そして、隠れた。

「エリス、大丈夫？」
「はい・・・。怖かった」

「何があったの？」
「覚えてない。
　けど・・・。
　怖かった・・・。」

「覚えてない？」
「うん・・・」

エリザベスは、窓が開いていたから、外を見る。
・・・けど、誰もいない。

もしかして、エドワードのもので・・・。
記憶が・・・。

確証はない。
けど・・・。

これ以上、無理には来ないだろう。
無理に来なければ・・・。