［完結：1話 1分読書］ 冒険者学校の落ちこぼれが、学年主席の美人に惚れられる

第30話 きちんと話す・・・

翌日、学校がおわったあと、あきらとエリーゼはギルドに来ていた。
「あきらくん。少し良い」
「はい」

「お母さんどうしたの？」
「ちょっとごめんね。
　少し借りるわ」
エリーゼは不思議そう。
今まで、こんな事はなかったから・・・。

奥の応接室に・・・。

「昨日の件、本当に良いの？」
なんか怒ってる。
「はい」
「これは、ギルト幹部としてではなく、
　エリーゼの母親として聞きたいんだけど・・・。
　娘とうまくいってないの？
　嫌いになったの？」
「いや。
　好きですよ。
　けど・・・」
「けど、どうしたの？」

最近のエリーゼの戦闘がおかしい事を伝えた。
なんか、早くレベルアップしたいって感じで・・・。
ため息ついている時も・・・。

「たぶん、勘違いだと思うけど・・・。
　言い難い事聞くけど、どこまでいった？」
「えっ。それは・・・」
平民と貴族なので、そんなに関係がすすんでいない事を伝えた。

「なるほど・・・。
　一回、エリーゼと話しなさい。
　この部屋を貸してあげるから」

シャルロットさんは、エリーゼを連れてきて、席を外した。

少し、気まずかった。

「お母さんとの話し合い終わった？」
「まぁ・・・。
　エリーゼと話せだって」
「私と？」

あきらは、エリーゼの事が好きだ。
けど、なんとなく、別れが近いと感じていた。

エリーゼもあきらの事が好きだ。
あきらを婚約者にして、尽くしてあげたいと・・・。
その為に焦っていた。

その事を伝えあった時、二人に涙が・・・。
ただ単に、少しすれ違っていただけ・・・。

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※　変更なし

あきら
冒険者ランキング：１０１位（超一流の手前）
Lv32　冒険者としては一流と言われるレベル
冒険者として何か秘密があるみたい・・・。

ＨＰ　　１７００（普通）
ＭＰ　　　６００（普通）
攻撃力　　１２０（弱い）
防御力　　１２０（弱い）
攻撃魔力　５５０（普通）
癒し魔力　５５０（普通）
スピード　６００（普通）

スキル：
　情報収集（神級）
　武器改造（上級）
　防具改造（上級）
　薬剤調合（上級）

装備：
　ショートボウ（特製各種状態付与有）
　短剣（特製各種状態付与有）
　皮の兜（認識妨害付与）
　皮の鎧（認識妨害付与）
　皮の靴（スピードＵＰ付与）
　鋼鉄の右小手（光魔法付与）
　鋼鉄の左小手（闇魔法付与）


エリーゼ
冒険者ランキング：１，５６１位（二流の上位）
Lv20　冒険者としては一流に入ったところ

ＨＰ　　２５００（やや強い）
ＭＰ　　　５８０（やや強い）
攻撃力　　７６０（やや強い）
防御力　　６６０（やや強い）
攻撃魔力　３４０（やや弱い）
癒し魔力　３４０（やや弱い）
スピード　８１０（速い）

スキル：
　ソード乱舞（上級）
　ソード通貫（中級）

装備：
　魔法刀（スピードＵＰ付与）
　魔法小太刀（スピードＵＰ付与）
　鉄のサークレット
　鉄の鎖帷子
　鉄の小手（左右同じ）

シャルロット
　エリーゼの母
　冒険者ギルドの幹部。
　あきらに何かを頼んでいるみたいだが・・・