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第14話 作戦会議【準々決勝】あきらの好み

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美人の先生は、捕まったが、少し話したら許してくれた。
どっかで見た顔なんだけど・・・。
思い出せない・・・。
また、来るって言ってたけど・・・。
知ーらない。

それより試合。

次は準々決勝だ。
相手はアイラ(学年3位)とロザリア(学年4位)のペアだ。
アイラは、魔法剣士だ。特に魔法攻撃が強い。
ロザリアは、剣士だ。特にスピード重視で手数が多い。

相手の二人は連携はあまり得意ではない。
個人戦の延長のような感じだ。

いつものようにエリーゼとの短い作戦会議。
「エリーゼは、アイラを相手して欲しい。
 魔法をたくさん打たせるようにしてもらえるとうれしい。
 僕はアイラの魔法をロザリアに当てるようにする」
「難しくない?
 提案するって事はやれるからだろうけど・・・。了解」

これで作戦会議は完了した。
「今回も一緒にいた方がいいのかなぁ?」
「うん」
エリーゼはすごく嬉しそうだ。

「ひとつ、全然関係ない事を聞いてもいいかなぁ」
「いいよ」
「知っている人にあなたの事が好きって人がいるんだけど・・・
 恋人っている?」
「いないよ」
「好きな人は?」
「うむむ。特にいないかなぁ」
「好みは?」
「ちょっと言いにくいなぁ、答えなくちゃだめ?」
「別にいいよ」

残念。そこまでは聞けなかった。
けど、恋人はいない。
私がアタックしても良いかも。

なかなか、言えない・・・

「ごめんね。沈黙が続いてしまったね。
 きちんと答えないとね。
 たぶん、好みの人は・・・。
 誠実な人だと思う。
 言いにくいんだけど、理想で言えば、エリーゼみたいな人かなぁ。
 その人がどんな人かわからないけど・・・
 とりあえず、今は恋人を」
「ちょっと待って!」
「なに?」
「今、私みたいなのが理想って言った?」
「うん」
「私と・・・」

その時、順番の放送が流れた。

『告白が・・・。』
エリーゼの心の叫びが流れた。


--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--
※ 変更なし。

あきら
冒険者ランキング:101位(超一流の手前)
Lv30 冒険者としては一流と言われるレベル

HP  1500(普通)
MP   500(普通)
攻撃力  100(弱い)
防御力  100(弱い)
攻撃魔力 500(普通)
癒し魔力 500(普通)
スピード 550(普通)

スキル:
 情報収集(神級)
 武器改造(上級)
 防具改造(上級)
 薬剤調合(上級)

装備:
 ショートボウ(特製各種状態付与有)
 短剣(特製各種状態付与有)
 皮の兜(認識妨害付与)
 皮の鎧(認識妨害付与)
 皮の靴(スピードUP付与)
 鋼鉄の右小手(光魔法付与)
 鋼鉄の左小手(闇魔法付与)

今回、レベルアップせず・・・。


エリーゼ
冒険者ランキング:3,987位(二流の真ん中)
Lv14 冒険者としては中堅というところ

HP  1900(普通)
MP   540(普通)
攻撃力  680(やや強い)
防御力  580(普通)
攻撃魔力 320(やや弱い)
癒し魔力 320(やや弱い)
スピード 730(やや速い)

スキル:
 ソード乱舞(中級)
 ソード通貫(中級)

装備:
 魔法刀(スピードUP付与)
 魔法小太刀(スピードUP付与)
 鉄のサークレット
 鉄の鎖帷子
 鉄の小手(左右同じ)
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