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第12話 作戦会議【三回戦】恋心

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三回戦の相手は、マルス(学年9位)とアルス(12位)のペアだ。
マルスは、タンクだ。防御力は学年でもTOPと言われている。
アルスは、魔法師だ。攻撃力はすごく強いが防御力は弱い。

マルスが僕たちを食い止める。
その間にアルスが魔法で攻撃して戦う事は予想できる。

いつものようにエリーゼとの短い作戦会議。
「僕がアルスに向かって突っ込む。マルスが僕の方に来るはずだから、
 その隙にエリーゼはマルスを倒してくれ」
「了解」

これで作戦会議は完了した。
僕が個室から出ようとした時、今回も声をかけられた。

「何か用があるの?」
「いや、ないよ」
「そしたら、もう少し休憩したら?」
「ちょっと解らないんだけど、聞いても良い?」
「どうぞ」
「僕がここにいてもエリーゼに良い事あるの?」
「えっ。まぁ・・・。なんというか・・・」
顔を赤くしてモジモジしている。

エリーゼは、今回こそ告白する。
そういう決意だったのに・・・。
実際にその場面になるとできない。

「言いにくいなら、言わなくていいよ。
 じゃあ、そのままいるね」
「うん。ありがとう」

助かった。
あきらの事が大好きなのに・・・。
声をかけられない。

あきらは、特別、容姿が良い訳でもない。
かっこいいかと言われれば、それなりに・・・という感じだ。
不細工でもないけど・・・。

いうなれば、普通だ。

なのにこの恋心。

私じゃないみたい。

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※ 変更なし。

あきら
冒険者ランキング:101位(超一流の手前)
Lv30 冒険者としては一流と言われるレベル

HP  1500(普通)
MP   500(普通)
攻撃力  100(弱い)
防御力  100(弱い)
攻撃魔力 500(普通)
癒し魔力 500(普通)
スピード 550(普通)

スキル:
 情報収集(神級)
 武器改造(上級)
 防具改造(上級)
 薬剤調合(上級)

装備:
 ショートボウ(特製各種状態付与有)
 短剣(特製各種状態付与有)
 皮の兜(認識妨害付与)
 皮の鎧(認識妨害付与)
 皮の靴(スピードUP付与)
 鋼鉄の右小手(光魔法付与)
 鋼鉄の左小手(闇魔法付与)

今回、レベルアップせず・・・。


エリーゼ
冒険者ランキング:3,987位(二流の真ん中)
Lv14 冒険者としては中堅というところ

HP  1900(普通)
MP   540(普通)
攻撃力  680(やや強い)
防御力  580(普通)
攻撃魔力 320(やや弱い)
癒し魔力 320(やや弱い)
スピード 730(やや速い)

スキル:
 ソード乱舞(中級)
 ソード通貫(中級)

装備:
 魔法刀(スピードUP付与)
 魔法小太刀(スピードUP付与)
 鉄のサークレット
 鉄の鎖帷子
 鉄の小手(左右同じ)




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