上 下
5 / 34

第4話 学校の成績

しおりを挟む
「あきら。もう一つ、教えて頂けますでしょうか?」
「いいよ」
「あきらのランキングっていくつなんでしょうか?」
「内緒にできる?」
「もちろん。誰にも話しません」
あきらは、カードを見せた。
ランキングは、101位だった。

「えっ。この順位は・・・。学校は手を抜いているのですか?」
エリーゼはちょっと怒っている。
エリーゼの順位は4,578位だ。
圧倒的な差なのに・・・。

「まず、落ち着こう。僕は手は抜いていない。純粋に実力がないだけだ」
「そしたら、ゴブリンアーマーなんて倒せないと思う」
「そこに間違いがある。
 僕の事は少しでも聞いた?」

確か、噂には聞いた事がある。

「はい。実技はダメだけど、学術は完璧と・・・」
「そこにヒントはある。
 どんな相手でも弱点や特徴がある。
 それを把握して、最適な動きをすればある程度、勝つ事は可能なんだ」
「それで倒したと・・・」
「うん。あとは、救助ポイント。
 これはランキングを上げるには最適だ。
 ギルドからの報酬として一番良いからね」
「なるほど、実際の実力と学校では違うって事だね」

「こんな僕だけど、パーティを組む?」
「もちろん。よろしくお願いします」

--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--#--
※ エリーゼを追加

あきら
冒険者ランキング:101位(超一流の手前)
Lv30 冒険者としては一流と言われるレベル

HP  1500(普通)
MP   500(普通)
攻撃力  100(弱い)
防御力  100(弱い)
攻撃魔力 500(普通)
癒し魔力 500(普通)
スピード 550(普通)

スキル:
 情報収集(神級)
 武器改造(上級)
 防具改造(上級)
 薬剤調合(上級)

装備:
 ショートボウ(特製各種状態付与有)
 短剣(特製各種状態付与有)
 皮の兜(認識妨害付与)
 皮の鎧(認識妨害付与)
 皮の靴(スピードUP付与)
 鋼鉄の右小手(光魔法付与)
 鋼鉄の左小手(闇魔法付与)

今回、レベルアップせず・・・。


エリーゼ
冒険者ランキング:4,578位(二流の真ん中)
Lv10 冒険者としては中堅というところ

HP  1500(普通)
MP   500(普通)
攻撃力  600(やや強い)
防御力  500(普通)
攻撃魔力 300(やや弱い)
癒し魔力 300(やや弱い)
スピード 650(やや速い)

スキル:
 ソード乱舞(中級)
 ソード通貫(中級)

装備:
 魔法刀(スピードUP付与)
 魔法小太刀(スピードUP付与)
 鉄のサークレット
 鉄の鎖帷子
 鉄の小手(左右同じ)
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

転生令嬢は現状を語る。

みなせ
ファンタジー
目が覚めたら悪役令嬢でした。 よくある話だけど、 私の話を聞いてほしい。

お爺様の贈り物

豆狸
ファンタジー
お爺様、素晴らしい贈り物を本当にありがとうございました。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

【完結】ふしだらな母親の娘は、私なのでしょうか?

イチモンジ・ルル
恋愛
奪われ続けた少女に届いた未知の熱が、すべてを変える―― 「ふしだら」と汚名を着せられた母。 その罪を背負わされ、虐げられてきた少女ノンナ。幼い頃から政略結婚に縛られ、美貌も才能も奪われ、父の愛すら失った彼女。だが、ある日奪われた魔法の力を取り戻し、信じられる仲間と共に立ち上がる。 歪められた世界で、隠された真実を暴き、奪われた人生を新たな未来に変えていく。 ――これは、過去の呪縛に立ち向かい、愛と希望を掴み、自らの手で未来を切り開く少女の戦いと成長の物語―― 旧タイトル ふしだらと言われた母親の娘は、実は私ではありません 他サイトにも投稿。

【完結】あなたに知られたくなかった

ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。 5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。 そんなセレナに起きた奇跡とは?

あなたがそう望んだから

まる
ファンタジー
「ちょっとアンタ!アンタよ!!アデライス・オールテア!」 思わず不快さに顔が歪みそうになり、慌てて扇で顔を隠す。 確か彼女は…最近編入してきたという男爵家の庶子の娘だったかしら。 喚き散らす娘が望んだのでその通りにしてあげましたわ。 ○○○○○○○○○○ 誤字脱字ご容赦下さい。もし電波な転生者に貴族の令嬢が絡まれたら。攻略対象と思われてる男性もガッチリ貴族思考だったらと考えて書いてみました。ゆっくりペースになりそうですがよろしければ是非。 閲覧、しおり、お気に入りの登録ありがとうございました(*´ω`*) 何となくねっとりじわじわな感じになっていたらいいのにと思ったのですがどうなんでしょうね?

処理中です...