［1分読書］対女性のみ最高の支援師が最強冒険者パーティを追放され、奴隷ハーレムを作って成り代わる

３章 過去との決別

第64話 3人でのデート （3）

基本的にクレアとダイアナの関係は良好だ。

カンスケが主人で、クレアとダイアナの二人は奴隷。
立場による違いはない。

けど、ダイアナは、カンスケとクレアにとって精神的な主柱のような存在だ。
そして、クレアのお姉さんのような・・・。

クレアもダイアナにすごく懐いている。

「明日、海に着いたら、最初はみんなで遊ぼう。
　その後に交代でカンスケと二人っきりの時間を作ろうか？」
「いいよ。どっちが先にする？」

「クレアが決めてくれて良いよ」
「うーん。それなら、私が先で」

「良いよ。だいたい、２時間ぐらいを考えているけど、どう？」
「ＯＫ。すごく楽しみだなぁ」

「そうね。クレアは何をしたいの？」
「一緒に食べ歩き」

「そうなんだ。楽しそうね。
　食べるの好きだもんね」
「うん。ダイアナは、どうするの？」

「私はウィンドウショッピングかなぁ」
「そうなんだ。その後はどうするの？」

「おしゃれな夜景を見たいと思ってる」
「良いねぇ。楽しみだなぁ」

「そこで、抱き合ってキスをしてもらえたら・・・」
「それ、良いね。
　けど、どちらから・・・」

「もちろん、私から・・・」
「ずるい・・・。今日も抜け駆けしたし・・・。
　明日は、私からで・・・」

「そうね。今日は私からだったもんね。
　今回は、アプローチをやめるわ。
　けど、カンスケが私からしてくれたら、ごめんね」
「うん」