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2章 2人目の奴隷との出会い

第29話 仲間を増やす・・・

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夕食を食べながら、相談した。

「クレア、仲間を増やそうと思うけど、どうだろう?」
「良いと思います。
 どんな仲間を増やすのですか?」

「まだ、決めてないけど・・・。
 もう一人、前衛が増やせると・・・」
「カンスケは後衛だから、良いかもしれないですね」

翌日、カンスケとクレアは、二人で奴隷商へ・・・。
何軒も回る。

けど、なかなか、合致する人材はいない。

昼食を食べながら休憩。

「いろいろ見ていてどう?」
「私は、別に・・・。
 奴隷なので・・・」

「僕はクレアの意見も聞きたい。
 二人のパーティだからね」
「うーん・・・。
 それなら女の子が良いです。
 カンスケ以外の男がいない方が安心できるかと・・・」

「たしかに・・・。クレアに暴力を振るわれたら・・・
 わかった。その方向で・・・」
「ありがとうございます」

「他はない?」
「戦闘は・・・。
 私は目の前の相手しか見えてないので・・・」

そうか・・・。
後ろでサポートしている僕の方がわかるかもしれないね。
今の感じだと・・・。

クレアの攻撃に合わせられる感じの方が良いかも・・・。
それなら、少し落ち着いたタイプで・・・。
けど、年配の人はなぁ・・・。
僕も一応、男だし・・・。

よし、だいたいの方針は決まった。

今回は、クレアがいる。
急いで見つける必要はない。
気長に探そう。

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