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1章 1人目の奴隷との出会い

第15話 朝のひととき

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カンスケが外に行くと、女中さんが・・・。

「カンスケ様、おはようございます」
「おはよう。ひとつ、お願いがあるんだけど・・・」

「何なりとお申し付けください」
「中に仲間がいるんだけど、その娘にあう服を用意してもらえないか?」

「はい。かしこまりました」
女中さんが扉から中に入る。

・・・

5分ぐらいして出て来た。
そして、服を用意してくれるみたいだ。

外で待っていると、クリストファーさんが・・・。

「クリストファーさん、おはようございます」
「おはよう。どうしたんだい?」

「連れのクレアが・・・。
 なんというか・・・。
 急に大きくなって・・・」
「え・・・?
 あ、そういう事ですか・・・。
 急激に成長されたのですね。
 先日は、青い三連星を倒していましたから・・・」

そうこうしていると、クレアが・・・。

「おはようございます」
「おはよう。見違えたよ。
 すごく別嬪さんだね」

「ありがとうございます。
 カンスケ様。どうですか?」
「きれいだよ。
 すごくビックリしている・・・」

「すっごくうれしいです」
クレアはカンスケに抱き着く。

「く、クレア。人前で・・・」
「良いじゃないですか」

「恥ずかしいんだ」
「ダメですか・・・。
 私なんかが・・・。こんな風にしたら、迷惑ですよね・・・」

「そういう訳ではないんだけど・・・」
「カンスケ君は恥ずかしがりやですね。
 仲良くされているようで良いと思いますよ」

クリストファーは、そう言い残して去っていった。
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