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23.お仕置き

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「み~ず~き~?」

(怖い怖い、目が笑ってない!)

「は、はい。」

「さっきの、説明してくれるよね?」

「……え~と…」

(これは……どこまで説明するべきなんだ?)

「あいつがなんか、放課後に体育館裏に来いって…。」

「ふ~ん?それでのこのこついて行ったの?」

「そ、そうです。誠に申し訳…」

「浮気…」

「とかでは全然ないです!」

「そっ、ならよかった。」

(よ、よかったぁ~…。)

「んで、」

「はいっ!」

「機嫌の悪い僕に水葵はどうしてくれるのかな?」

「どうしてって…何をすればいいんだ。」

「何って……吸涙、させてくれないの。」

今の機嫌の悪い涙はありえないくらい怖いが…

「そ、そんないきなり泣けない…」

「そっか、そうだよね。
いつもはこうやって…」

いつもの様に、涙に押し倒され、
いつもより荒い、熱いキスをされる。

「ふぁっ……んっ…ちゅっ…る…い…ちょっと……」

「僕がいじめてあげると、すぐうるうるしてきちゃうからね。」

「っ…そ、れは…。」

「んっ……ちゅっ…それは…なに?」

「お前が…いじわるするから……。」

「そっか、僕がいじわるすると、
水葵泣いちゃうんだ。じゃあ、もっと意地悪してあげなきゃね。」

「えっ…ちょっ、そこはやめっ!」

涙の手が俺のズボンのチャックを下ろし、
ズボンの中に手が滑り込む。

「ちょっ…と、涙…上から…触るなって。」

「あっ、ほら…。うるうるしてきた…
もう少しで泣きそうだね。
でも、濡れるのはっ……こっちのほうが早そうだよ?」

「あっ……んっ……ぁっ……へん…たい。」

「ほら、もう染み出てきた…。
上から撫でてるだけなのに…変態はどっちなのかな?」

「んんっ……も…う、いいからっ…
それっ……いやだ…あぁっ」

「そっかぁ~嫌なのか…じゃあ仕方ないなぁ。」

涙は俺のを触っていた手を止める。

「ふぇっ?なん…で……」

「だって嫌なんでしょ?
好きな子に嫌がることはしたくないよ。」

なんともわざとらしい。
俺が嫌じゃない事なんて知っているくせにこいつは。

「……っ…嫌じゃ…ないから。
…………だからっ…直接触って?」


「…………はぁっ…なんか、すごくいいねそれ。おねだりってやつ?
上手に出来たから、触ってあげる。」

涙は直接俺のを触り始めた。

暖かい、あの優しい手が、

俺のを…やらしい手つきで。

「……んんっ……あぁっ…るっ…い…」

「どうしたの?水葵…もう出ちゃいそう?」

「あぁっ…もうっ…出っ……んんっ!」

熱い涙をるいは舌で絡めとり、
にんまりと笑った。

「ごちそうさまっ♡」
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