10 / 44
9.好きな子
しおりを挟む
「……………うぅ…ん」
「涙! 大丈夫か?」
朝方、先生が俺たちを迎えに来た。
俺は、ベッドに寝ている涙についていることにした。
「……………あ…れ?水葵…」
「…………………ごめん。」
涙は驚いたように目を開く。
「…ありがとう………………。」
そして、優しく俺の頭を撫でた。
「どうせ、水葵のせいじゃないっていったって、聞かないんでしょ?」
本当に、俺はこいつにかなわない。
「あの…さ、俺のこと…な、舐め…て
いいよ。」
「………大丈夫。無理しなくても」
「ちが…くて、嫌じゃ、ないから。」
「……?!」
「だ…から」
耳まで熱い。
恥ずかしさで涙が出そうだ。
「……でもさ、僕が昨日いったこと覚えてるよね?」
『好きな子を泣かしちゃダメでしょ』
「………す…きか、どうかはどうでもいいだろ。」
「水葵はとりあえず聞かないでおいてあげるけど……僕の好きはちゃんと知ってて」
涙はベッドから少し乗り出し
唇を触れ合わせると
驚きであいてしまっていた俺の口に
いつも俺の頬を舐めるあの優しい舌が
入ってくる。
「…………んっ…ちゅっ…んはあっ…ちゅっ…………ぅんっはぁっ…」
水音が俺たち以外誰もいない部屋に響き
恥ずかしさを煽る。
「涙……ちょっ、なんか、恥ずっ…んっ」
「恥ずかしいって、僕しか見てないのに?」
「……………お前が…見てるから…
だから…あんま見んなっ。」
自然と恥ずかしさで涙がでる。
「………っはぁっなんか、自分の欲に負けそうだなぁ。」
「え?」
さっきまで俺の舌を舐め回していた
涙の熱い舌が俺の涙をしたさきですくう。
「…………あの…さ、首も舐めていい?」
「そ、そんなことっ…勝手に…しろよ」
涙が首筋をいつもより念入りに
ねっとりと舐める。
「………んぅっ………ふ……ぁっ…」
自然とまた声が出てしまう。
その反応を楽しんでいるように
俺の首筋にキスをする。
そのまま耳の裏を舐め、耳の縁まで
舌先でなぞられる
「……んひゃっ……ちょっ、耳は…
やっ……めろって」
舐められたところに熱い吐息がかかり、
冷たく感じる。
「………ちゅっ…ん…でもさぁ
水葵のここ…硬くなっちゃってるんだけど…」
「………そ…れは…お前が…」
「僕が?」
「い、いやらしい…舐め方するから…だろ」
「そっかぁ…僕がいけないのかぁ
じゃあさっ」
(またその意地悪な笑顔…。嫌な予感。)
「僕が償わなきゃいけないよね?」
「い、いや…け…してそういうことではなくてですね…」
説明する前に俺のズボンの上から
俺の硬くなったそれを撫でる。
「んっ…ちょっ…やめっ…ぁっ。」
「へぇ~やめたほうがいいんだ?」
「はぁっ!?何もっ…こんな中途半端な所でっ」
「じゃあ、どうしたいの?」
(楽しそうにしやがって!)
「も、もっと…触っても…いいけど。」
「ぷ…ふはっ…本当素直じゃないなぁ」
「涙! 大丈夫か?」
朝方、先生が俺たちを迎えに来た。
俺は、ベッドに寝ている涙についていることにした。
「……………あ…れ?水葵…」
「…………………ごめん。」
涙は驚いたように目を開く。
「…ありがとう………………。」
そして、優しく俺の頭を撫でた。
「どうせ、水葵のせいじゃないっていったって、聞かないんでしょ?」
本当に、俺はこいつにかなわない。
「あの…さ、俺のこと…な、舐め…て
いいよ。」
「………大丈夫。無理しなくても」
「ちが…くて、嫌じゃ、ないから。」
「……?!」
「だ…から」
耳まで熱い。
恥ずかしさで涙が出そうだ。
「……でもさ、僕が昨日いったこと覚えてるよね?」
『好きな子を泣かしちゃダメでしょ』
「………す…きか、どうかはどうでもいいだろ。」
「水葵はとりあえず聞かないでおいてあげるけど……僕の好きはちゃんと知ってて」
涙はベッドから少し乗り出し
唇を触れ合わせると
驚きであいてしまっていた俺の口に
いつも俺の頬を舐めるあの優しい舌が
入ってくる。
「…………んっ…ちゅっ…んはあっ…ちゅっ…………ぅんっはぁっ…」
水音が俺たち以外誰もいない部屋に響き
恥ずかしさを煽る。
「涙……ちょっ、なんか、恥ずっ…んっ」
「恥ずかしいって、僕しか見てないのに?」
「……………お前が…見てるから…
だから…あんま見んなっ。」
自然と恥ずかしさで涙がでる。
「………っはぁっなんか、自分の欲に負けそうだなぁ。」
「え?」
さっきまで俺の舌を舐め回していた
涙の熱い舌が俺の涙をしたさきですくう。
「…………あの…さ、首も舐めていい?」
「そ、そんなことっ…勝手に…しろよ」
涙が首筋をいつもより念入りに
ねっとりと舐める。
「………んぅっ………ふ……ぁっ…」
自然とまた声が出てしまう。
その反応を楽しんでいるように
俺の首筋にキスをする。
そのまま耳の裏を舐め、耳の縁まで
舌先でなぞられる
「……んひゃっ……ちょっ、耳は…
やっ……めろって」
舐められたところに熱い吐息がかかり、
冷たく感じる。
「………ちゅっ…ん…でもさぁ
水葵のここ…硬くなっちゃってるんだけど…」
「………そ…れは…お前が…」
「僕が?」
「い、いやらしい…舐め方するから…だろ」
「そっかぁ…僕がいけないのかぁ
じゃあさっ」
(またその意地悪な笑顔…。嫌な予感。)
「僕が償わなきゃいけないよね?」
「い、いや…け…してそういうことではなくてですね…」
説明する前に俺のズボンの上から
俺の硬くなったそれを撫でる。
「んっ…ちょっ…やめっ…ぁっ。」
「へぇ~やめたほうがいいんだ?」
「はぁっ!?何もっ…こんな中途半端な所でっ」
「じゃあ、どうしたいの?」
(楽しそうにしやがって!)
「も、もっと…触っても…いいけど。」
「ぷ…ふはっ…本当素直じゃないなぁ」
1
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
総受けルート確定のBLゲーの主人公に転生してしまったんだけど、ここからソロエンドを迎えるにはどうすればいい?
寺一(テライチ)
BL
──妹よ。にいちゃんは、これから五人の男に抱かれるかもしれません。
ユズイはシスコン気味なことを除けばごくふつうの男子高校生。
ある日、熱をだした妹にかわって彼女が予約したゲームを店まで取りにいくことに。
その帰り道、ユズイは階段から足を踏みはずして命を落としてしまう。
そこに現れた女神さまは「あなたはこんなにはやく死ぬはずではなかった、お詫びに好きな条件で転生させてあげます」と言う。
それに「チート転生がしてみたい」と答えるユズイ。
女神さまは喜んで願いを叶えてくれた……ただしBLゲーの世界で。
BLゲーでのチート。それはとにかく攻略対象の好感度がバグレベルで上がっていくということ。
このままではなにもしなくても総受けルートが確定してしまう!
男にモテても仕方ないとユズイはソロエンドを目指すが、チートを望んだ代償は大きくて……!?
溺愛&執着されまくりの学園ラブコメです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる