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1章 〜ジェントルメンズプレイクラブ〜
〜プロローグ〜
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バシィっ!!「あぁっ♡」ビシッ!「はぁんっ・・・もっとぉ、もっとくださいぃぃ・・・卑しいメスにもっとムチを・・・脳天まで響くのぉぉ・・・」
真っ赤なルージュで彩られたいやらしい口もとだけをのぞかせる黒い全頭マスクをかぶった奴隷が、ステージの壁に両手両脚を枷で繋がれて二人の男に鞭打たれている。鞭に打たれる度に身体を強張らせてはいるものの、乳首を硬く勃起させ自身の分身も上を向くほどに硬く勃起させており、股間部にテントを張っていた。そしてなんと口から出るのは悲鳴ではなく嬌声。鞭を痛がるどころか自ら欲しているほどだ。
光沢のあるPVC素材でできた黒いホルターネックのレオタード風ボンデージを着ている。ボンデージだからか首の部分は幅があり首輪を想像させる。この首輪のようなホルターネック部分の中央にあしらわれたリング状の金具に金属製の鎖が繋がれているからなおさらだ。胸の部分は大きくくり抜かれたデザインでたわわな乳房が露出しており、乳首を飾るピアスも照明にキラリと光る。乳首を横に貫くバーベルピアス。その下にニップルシールドと呼ばれるきめ細かい装飾が施されたシルバー製の円盤が乳輪を覆い隠しており、同時にバーベルピアスを前方へ押し上げる役目も果たしているため、着用者は常にバーベルピアスに乳首を引き伸ばされている状態でかつニップルシールドの内側は小さなトゲが無数にあって乳輪をも刺激していた。
またボンデージの中心部は胸元からへそあたりにかけて縦スリットがあり、編み上げ状になっていて扇情的なデザインである。
クロッチ部分は留具としてボタン3つで留められている。その内側のアナルにあたる部分にはイボイボが施された太めのアナルバイブが取り付けられており、着用者を責め立てるデザインになっていた。
腕や脚もそれぞれ同じPVC素材でできたグローブとストッキングを履いていて、手首足首には革製の枷が着けられている。これで壁に張り付けにされてしまえば抵抗すら許されず、されるがままになるわけだ。
また会場のあちこちでは金や銀のマスカレードマスクを着けた全裸の男性が立ったり座ったりしている。その大半が各々の手に鎖を握っており、その鎖の先に首輪を繋がれた奴隷たちが主人たる殿方に口などでご奉仕していた。ソファやベッド等の設備にに横たわった男の上に跨り、騎乗位と呼ばれる体位で行為の真っ最中なのもちらほらと見受けられた。奴隷達は全裸、水着、レオタードやボンデージなどを着ていたり、口枷や鼻フックを施されていたり、ディルドゥやボールギャグを咥えていたり、性的なピアスや羞恥的な刺青を刻まれているなど様々であるが統一して言えるのはどれも皆、目を疑うほどのド変態極まりない奴隷らしい格好をしていた。そしてもう一つ。その奴隷たちの秘部には男性器があるのだ。一部、男性器を除去された者も居るが、ここに居るのはすべて男、または元男。男の娘やニューハーフ、シーメールと呼ばれる者たちで金や銀のマスク着けた者たちはもちろん、その相手をさせられている奴隷たちも全員が『男として性を受けた者』なのだ。
ここは、ジェントルメンズプレイクラブ『雄→牝・娘(オメコ)』。超高額な会費を要するものの、秘密裏に開催され、趣味・趣向の合う会員たちが集う完全女人禁制の会員制倶楽部。会費の金額に応じて金会員と銀会員が存在する。立場や優先性はあるものの『サービス』においては大差はないが銀会員の何倍もの会費を払う金会員はその会費金額を払えるという事が一種のステータスだった。銀会員も決して安い会費ではない。金会員には及ばないとしてもこの倶楽部の会員になりたい者たちは多い。発起人である『プレジデント』が存命だった頃は今の金会員の一部のみで会費もなくすべて招待だったが、『プレジデント』亡き後、現在の主催者『マダム薫子』によって倶楽部は引き継がれ、倶楽部も会費制になった。
この経緯は、金会員によるものだ。『プレジデント』はすべて自分の資産で賄っていた上に参加者が渡そうとしてもこの倶楽部に関する金銭は一切受け取らなかった。ここには相当な面子が揃っているのだが、それでも『プレジデント』の資産力には遠く及ばない。それほどに『プレジデント』は偉大だった。その『プレジデント』が亡くなり、『マダム薫子』が引き継ぐと聞いた時、今までの恩を返すべく会費制にして欲しいと頼んだのだ。そしてまた、金会員からなんとか参加したい者たちがいるといった話も浮上し、銀会員が生まれた。金会員も増えた。
この非日常的な世界を小説として描く。
真っ赤なルージュで彩られたいやらしい口もとだけをのぞかせる黒い全頭マスクをかぶった奴隷が、ステージの壁に両手両脚を枷で繋がれて二人の男に鞭打たれている。鞭に打たれる度に身体を強張らせてはいるものの、乳首を硬く勃起させ自身の分身も上を向くほどに硬く勃起させており、股間部にテントを張っていた。そしてなんと口から出るのは悲鳴ではなく嬌声。鞭を痛がるどころか自ら欲しているほどだ。
光沢のあるPVC素材でできた黒いホルターネックのレオタード風ボンデージを着ている。ボンデージだからか首の部分は幅があり首輪を想像させる。この首輪のようなホルターネック部分の中央にあしらわれたリング状の金具に金属製の鎖が繋がれているからなおさらだ。胸の部分は大きくくり抜かれたデザインでたわわな乳房が露出しており、乳首を飾るピアスも照明にキラリと光る。乳首を横に貫くバーベルピアス。その下にニップルシールドと呼ばれるきめ細かい装飾が施されたシルバー製の円盤が乳輪を覆い隠しており、同時にバーベルピアスを前方へ押し上げる役目も果たしているため、着用者は常にバーベルピアスに乳首を引き伸ばされている状態でかつニップルシールドの内側は小さなトゲが無数にあって乳輪をも刺激していた。
またボンデージの中心部は胸元からへそあたりにかけて縦スリットがあり、編み上げ状になっていて扇情的なデザインである。
クロッチ部分は留具としてボタン3つで留められている。その内側のアナルにあたる部分にはイボイボが施された太めのアナルバイブが取り付けられており、着用者を責め立てるデザインになっていた。
腕や脚もそれぞれ同じPVC素材でできたグローブとストッキングを履いていて、手首足首には革製の枷が着けられている。これで壁に張り付けにされてしまえば抵抗すら許されず、されるがままになるわけだ。
また会場のあちこちでは金や銀のマスカレードマスクを着けた全裸の男性が立ったり座ったりしている。その大半が各々の手に鎖を握っており、その鎖の先に首輪を繋がれた奴隷たちが主人たる殿方に口などでご奉仕していた。ソファやベッド等の設備にに横たわった男の上に跨り、騎乗位と呼ばれる体位で行為の真っ最中なのもちらほらと見受けられた。奴隷達は全裸、水着、レオタードやボンデージなどを着ていたり、口枷や鼻フックを施されていたり、ディルドゥやボールギャグを咥えていたり、性的なピアスや羞恥的な刺青を刻まれているなど様々であるが統一して言えるのはどれも皆、目を疑うほどのド変態極まりない奴隷らしい格好をしていた。そしてもう一つ。その奴隷たちの秘部には男性器があるのだ。一部、男性器を除去された者も居るが、ここに居るのはすべて男、または元男。男の娘やニューハーフ、シーメールと呼ばれる者たちで金や銀のマスク着けた者たちはもちろん、その相手をさせられている奴隷たちも全員が『男として性を受けた者』なのだ。
ここは、ジェントルメンズプレイクラブ『雄→牝・娘(オメコ)』。超高額な会費を要するものの、秘密裏に開催され、趣味・趣向の合う会員たちが集う完全女人禁制の会員制倶楽部。会費の金額に応じて金会員と銀会員が存在する。立場や優先性はあるものの『サービス』においては大差はないが銀会員の何倍もの会費を払う金会員はその会費金額を払えるという事が一種のステータスだった。銀会員も決して安い会費ではない。金会員には及ばないとしてもこの倶楽部の会員になりたい者たちは多い。発起人である『プレジデント』が存命だった頃は今の金会員の一部のみで会費もなくすべて招待だったが、『プレジデント』亡き後、現在の主催者『マダム薫子』によって倶楽部は引き継がれ、倶楽部も会費制になった。
この経緯は、金会員によるものだ。『プレジデント』はすべて自分の資産で賄っていた上に参加者が渡そうとしてもこの倶楽部に関する金銭は一切受け取らなかった。ここには相当な面子が揃っているのだが、それでも『プレジデント』の資産力には遠く及ばない。それほどに『プレジデント』は偉大だった。その『プレジデント』が亡くなり、『マダム薫子』が引き継ぐと聞いた時、今までの恩を返すべく会費制にして欲しいと頼んだのだ。そしてまた、金会員からなんとか参加したい者たちがいるといった話も浮上し、銀会員が生まれた。金会員も増えた。
この非日常的な世界を小説として描く。
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