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第2部 名古屋編
🎵 平行線
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そんな因果関係が確かにあるはずなのだけれど、水樹がずっと眠り続けている理由は、実に意外な理由なのかもしれず、実は水樹が早く長い眠りから目醒めてほしいと願っている一方で、眠り続けてほしいと真逆な事を強く無意識下で願っている自分がいるのかもしれない。
彼女が目醒めるとき、ちょうどそこに居合わせる、その幸福な一瞬だけを夢みてる。なんて前に書いたけれども、実は彼女が目醒めないように見張っているだけなのかもしれない。
しかし、そうだとしたならば、いったいそれは何のためなのか。
もしかしたなら、水樹は可愛らしい顔に似合わず、あるいはこうとも言えるかもしれないが、可愛らしい顔故に正体を知られないようにしている、とも考えられる。つまり、いわゆる羊の皮を被った悪鬼なのかもしれない。
もしくは、その真逆で俺こそが悪鬼羅刹であり、水樹の復活を怖れているのかもしれなかったし、或いは、眠っている間に外敵から水樹を守護する役目があるのかもしれなかった。
プリンセスを護るドラゴンみたいに。
きょう、スティミュレイトという単語を知った。
器官や神経に対して刺激するということらしい。
生きているということは、刺激そのものであるといえる。
ヒトは負の感情を持つことで、自分を守ろうとする。たとえば、俺なんてどうせダメに決まってる、だから期待しないようにして、なるべく傷が残らないようにしよう、であるとか、何か悪いことが起こりそうな気がするし、いいことなんてあるわけもないんだから、深く傷つかないようにと、物事を否定的に捉えていようとする。
しかし、そんなやり方、考え方はもう古過ぎるのだった。ほんとうはその真逆が正しい。
物事はすべて肯定的に捉えて、明るい気持ちでいなくてはならない。
だが、そうすることは決して容易ではない。常に心は、悲しみやら暗い感情に囚われるように間断なく狙われている。
悲しみやら暗い感情は、とてつもなく強力な磁力があるので、いとも簡単に人は悲しみや悲観的な感情の虜にされてしまう。
実は、すべてにおいて否定的に捉えることの方が、楽なのだ。
何かを信じているためには、強さが要る。
この世に生きている誰しもが、未来に何がやってくるのか知らない。だからこそ努力するわけだが、いい未来を引き寄せるには、暗い気持ちではダメに決まっている。
なぜかといえば、自分にとっていい未来の、その時の自分の姿を想像してみてほしい。
それは必ずや笑顔であるはずなのであり、「未来」に笑顔の自分になるためには、どう考えたって「現在」も笑顔でなければならない。
「現在」泣き腫らした目をしているのに、「未来」は笑顔になっているわけはないのだ。
笑顔が、そして明るい気持ちが、笑顔の未来を、明るい将来を引き寄せる。
それがほとんどの人が気づかない真理だ。
このことを肝に命じなければならない。
ヒトはどうしたって、暗い気持ちや、悲しみというネガティブなものに引き寄せられてしまい、いとも簡単に悲しみや悲観的な感情に身を委ねてしまう。
だから、とにかく心の中にある悲しみのカケラを捨ててしまおう。
そんなものをいつまでも後生大事に抱えている意味がわからない。
◇
夢想ではなく現実の水樹とは、幼馴染だが好きになって、というか離れがたい大切な存在なんだと気づいた時からなんだかんだでもう10年近くになる。
一目惚れともいえない。
最初から、その可憐なさまに、やられてしまっていた。いや、それを一目惚れというのだろうか。 気づくと気になって仕方ない存在になっていた。
つき合っていたつもりだったけど、水樹にとってはそうじゃなかったのかもしれない、ただの仲のいい幼馴染としか見ていなかったのかもしれないし、もう今となってはよくわからない。
恋愛は、双方の美しき誤解からはじまる、なんていうが、自分はまさにそれが当てはまるのかもしれない。
では、両想いだったのかといえば、それすら危うい。まるで、アイドルとそのヲタクとの関係そのままに、まったく自分に都合よく水樹の発言や笑みを解釈し、つき合っているような幻想の世界に遊んでいたのかもしれなかった。
アイドルとのやりとりの中で、意味深な笑みを浮かべたやら、握手終わりにギュッと握られたやらで「好きのサインに違いない」から一足飛びに「明確な結婚の意思がある」に飛躍してしまうヲタクも少なからずいるだろう。
そんなアイドルの握手会での瞬きする間のようなほんの一瞬でも、推しメンとのふたりだけの夢のような世界は確かに現前する。
だが、いまこうして眠りについてしまった水樹を前にしていると、握ることのできなかった手も、抱きしめれば手折れそうな華奢な肉体も、唇も以前のように心奪われることはなかった。
時間を気にすることなく自由に手を握れても、或いはキスできても、うれしくはない。
当然だった。彼女の同意なくして手を握ること、唇を奪うこと、そこには虚しさがあるばかりで、喜びは生まれない。
水樹は、もうここにはいないのだ。
ほんとうの水樹の魂は、可憐な花であるとか、愛らしい猫であるとか別なものに宿り、どこかで幸せに暮らしているのかもしれない。
いま目の前に静かに横たわる水樹は、愛の亡き骸みたいなものだった。
そう思えてならない。
水樹に告白してからの2年間だけが、ふたりに許された夢のような時間だったのかもしれない。
まるで彗星のように目の前に現われた水樹は、また彗星のように遠く遠く別の天体へと離れていってしまう、それがふたりの宿命だったのかもしれない。
昏い部屋の中で寝息もたてずに横たわっている水樹の、その冷たいその唇に、それでも何度キスしたことだろう。
しかし、残念ながら自分は白雪姫にキスして目醒めさせた王子などではなかった。
甘い口づけは、ただ暗く途方もない虚無感を生み、胸を軋ませるだけだった。
結局、水樹はもう戻ってはこないのだ。
どこかに行ってしまった。ここには、もう水樹はいない。
それでも、愛の亡き骸をずっと見ている。
愛しさを募らせれば募らせるほど、水樹は遠ざかっていってしまうような、いまはそんな気がする。水樹を求めて伸ばした手は、虚しく虚空を切るばかりなのだった。
それでも、愛の亡き骸をずっと見ている。
楽しかったね、水樹。
こんな別れ方もあるんだね。
また、いつかどこかで逢えたらいいな。
愛してるよ、水樹。
レイは、そんな風に夢想した。
眠り続ける水樹というのは、何かのメタファーなのだろうか?没交渉となってしまった今では、眠り続ける水樹というイメージが、レイにとってしっくりくるのだった。
さらには、夢想するままに出会いをアレンジしてみたりしたが、どこまでいっても水樹はレイにとって大切な幼なじみにちがいなかった。
だが、それはどこまで行っても交わることのない平行線という意味なのかもしれない。
彼女が目醒めるとき、ちょうどそこに居合わせる、その幸福な一瞬だけを夢みてる。なんて前に書いたけれども、実は彼女が目醒めないように見張っているだけなのかもしれない。
しかし、そうだとしたならば、いったいそれは何のためなのか。
もしかしたなら、水樹は可愛らしい顔に似合わず、あるいはこうとも言えるかもしれないが、可愛らしい顔故に正体を知られないようにしている、とも考えられる。つまり、いわゆる羊の皮を被った悪鬼なのかもしれない。
もしくは、その真逆で俺こそが悪鬼羅刹であり、水樹の復活を怖れているのかもしれなかったし、或いは、眠っている間に外敵から水樹を守護する役目があるのかもしれなかった。
プリンセスを護るドラゴンみたいに。
きょう、スティミュレイトという単語を知った。
器官や神経に対して刺激するということらしい。
生きているということは、刺激そのものであるといえる。
ヒトは負の感情を持つことで、自分を守ろうとする。たとえば、俺なんてどうせダメに決まってる、だから期待しないようにして、なるべく傷が残らないようにしよう、であるとか、何か悪いことが起こりそうな気がするし、いいことなんてあるわけもないんだから、深く傷つかないようにと、物事を否定的に捉えていようとする。
しかし、そんなやり方、考え方はもう古過ぎるのだった。ほんとうはその真逆が正しい。
物事はすべて肯定的に捉えて、明るい気持ちでいなくてはならない。
だが、そうすることは決して容易ではない。常に心は、悲しみやら暗い感情に囚われるように間断なく狙われている。
悲しみやら暗い感情は、とてつもなく強力な磁力があるので、いとも簡単に人は悲しみや悲観的な感情の虜にされてしまう。
実は、すべてにおいて否定的に捉えることの方が、楽なのだ。
何かを信じているためには、強さが要る。
この世に生きている誰しもが、未来に何がやってくるのか知らない。だからこそ努力するわけだが、いい未来を引き寄せるには、暗い気持ちではダメに決まっている。
なぜかといえば、自分にとっていい未来の、その時の自分の姿を想像してみてほしい。
それは必ずや笑顔であるはずなのであり、「未来」に笑顔の自分になるためには、どう考えたって「現在」も笑顔でなければならない。
「現在」泣き腫らした目をしているのに、「未来」は笑顔になっているわけはないのだ。
笑顔が、そして明るい気持ちが、笑顔の未来を、明るい将来を引き寄せる。
それがほとんどの人が気づかない真理だ。
このことを肝に命じなければならない。
ヒトはどうしたって、暗い気持ちや、悲しみというネガティブなものに引き寄せられてしまい、いとも簡単に悲しみや悲観的な感情に身を委ねてしまう。
だから、とにかく心の中にある悲しみのカケラを捨ててしまおう。
そんなものをいつまでも後生大事に抱えている意味がわからない。
◇
夢想ではなく現実の水樹とは、幼馴染だが好きになって、というか離れがたい大切な存在なんだと気づいた時からなんだかんだでもう10年近くになる。
一目惚れともいえない。
最初から、その可憐なさまに、やられてしまっていた。いや、それを一目惚れというのだろうか。 気づくと気になって仕方ない存在になっていた。
つき合っていたつもりだったけど、水樹にとってはそうじゃなかったのかもしれない、ただの仲のいい幼馴染としか見ていなかったのかもしれないし、もう今となってはよくわからない。
恋愛は、双方の美しき誤解からはじまる、なんていうが、自分はまさにそれが当てはまるのかもしれない。
では、両想いだったのかといえば、それすら危うい。まるで、アイドルとそのヲタクとの関係そのままに、まったく自分に都合よく水樹の発言や笑みを解釈し、つき合っているような幻想の世界に遊んでいたのかもしれなかった。
アイドルとのやりとりの中で、意味深な笑みを浮かべたやら、握手終わりにギュッと握られたやらで「好きのサインに違いない」から一足飛びに「明確な結婚の意思がある」に飛躍してしまうヲタクも少なからずいるだろう。
そんなアイドルの握手会での瞬きする間のようなほんの一瞬でも、推しメンとのふたりだけの夢のような世界は確かに現前する。
だが、いまこうして眠りについてしまった水樹を前にしていると、握ることのできなかった手も、抱きしめれば手折れそうな華奢な肉体も、唇も以前のように心奪われることはなかった。
時間を気にすることなく自由に手を握れても、或いはキスできても、うれしくはない。
当然だった。彼女の同意なくして手を握ること、唇を奪うこと、そこには虚しさがあるばかりで、喜びは生まれない。
水樹は、もうここにはいないのだ。
ほんとうの水樹の魂は、可憐な花であるとか、愛らしい猫であるとか別なものに宿り、どこかで幸せに暮らしているのかもしれない。
いま目の前に静かに横たわる水樹は、愛の亡き骸みたいなものだった。
そう思えてならない。
水樹に告白してからの2年間だけが、ふたりに許された夢のような時間だったのかもしれない。
まるで彗星のように目の前に現われた水樹は、また彗星のように遠く遠く別の天体へと離れていってしまう、それがふたりの宿命だったのかもしれない。
昏い部屋の中で寝息もたてずに横たわっている水樹の、その冷たいその唇に、それでも何度キスしたことだろう。
しかし、残念ながら自分は白雪姫にキスして目醒めさせた王子などではなかった。
甘い口づけは、ただ暗く途方もない虚無感を生み、胸を軋ませるだけだった。
結局、水樹はもう戻ってはこないのだ。
どこかに行ってしまった。ここには、もう水樹はいない。
それでも、愛の亡き骸をずっと見ている。
愛しさを募らせれば募らせるほど、水樹は遠ざかっていってしまうような、いまはそんな気がする。水樹を求めて伸ばした手は、虚しく虚空を切るばかりなのだった。
それでも、愛の亡き骸をずっと見ている。
楽しかったね、水樹。
こんな別れ方もあるんだね。
また、いつかどこかで逢えたらいいな。
愛してるよ、水樹。
レイは、そんな風に夢想した。
眠り続ける水樹というのは、何かのメタファーなのだろうか?没交渉となってしまった今では、眠り続ける水樹というイメージが、レイにとってしっくりくるのだった。
さらには、夢想するままに出会いをアレンジしてみたりしたが、どこまでいっても水樹はレイにとって大切な幼なじみにちがいなかった。
だが、それはどこまで行っても交わることのない平行線という意味なのかもしれない。
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