83 / 96
第13章 月からの使者。
第5話 パンダガールズの救助開始!
しおりを挟む
( ピーポーピーポー! )
( ピーポーピーポー! )
人混みの奥から日本の救急車のサイレンが鳴り始めた。
「オーライっ!オライ!」
歩きながら救急車を誘導する西浦少尉。
3台の救急車がバックでゆっくり進入して来た。
止まった救急車からは自衛隊の救急隊員と須崎医官も降りて来た。
須崎医官はジムニーBEVに乗って巡回治療に行くはずだったが、田中対馬長官に改めて指示を出され、4人の少女の担当医に回ったのだった。
各医療チームの準備が整った。
周りを見渡しニッコリするヴィクトリア。部下と目を合わせた。
「トラッシュ開けるわよ。ジョナサン、オースティン大尉!行きます。もう少しジョナサンたち、曽根さんも離れて下さい。さぁ行きます。ヘイ!トラッシュ、脚部マグネットオン。」
「イエッサー。マグネットアンカーオン。」
( ガンッ、ガンッ! )
( ガンッ、ガンッ! )
鉄板の上に立つ、ヴィクトリアとトラッシュのWALKERの脚部が鉄板に固定された。
「さー!トラッシュ開けるよ!ワン、ツー、スリー、オーラ!」
一瞬、鉄板を押さえている4台のWALKERごと浮かんだ。それだけ2台のWALKERにはパワーがあるのだった。鉄板の上の2代のWALKERは両手でコクピットシールドをこじ開けた。
(( ギ、ギ、ギッ!ドスンッ! ))
HARMORの大きなコクピットシールドが、WALKER2体の力で80センチほど開いた。
ライトを照らすトラッシュ・リーバ中尉のWALKER。
すると暗い中からグレーのストッキングを履いたような少女たちの足が動いているのが見えた。
日本語で声を掛けるヴィクトリア。
「みんな、もう大丈夫よ!順番に出て来て頂戴。大丈夫?」
隙間から顔を出す佐藤結衣。そして、手を振った。
「はーい!みんなー、ありがとうございます!」
(( おぉぉー! ))
歓声が上がる救助現場。
ニッコリするノーラたち、そして京子だった。
ノーラに抱っこされたオディアが手を振る。
そして、佐藤結衣が顔を出しながら答えた。
「大丈夫です。ありがとうございます。一人づつ出ます。お願いします。」
鉄板の高さに合わせた幅が広い階段を、地元の漁師が大勢で持って来た。
彼らは、フェリー・ターミナルから漁船で、潜水艦へ対馬市民をピストン輸送した功労者たちだった。最後まで残っていたのだ。
( おー、パチパチパチッ! )
見守る観衆の後ろから大きな階段を持って来る人たちが来た。
( よいしょ!よいしょ! )
( よいしょ!よいしょ! )
運ばれて来たのは、船に荷揚げする幅の広い階段だった。
設置された階段を上るジョナサン。
そしてその階段を防護服の上を脱いで上半身を出した曽根少尉も昇って来た。
顔で挨拶する2人。
ヴィクトリアが少女達に向かって、声を上げた。
「みんな、いい?足からでなく、頭から、上半身から出てきてください。こちらで受け止めます。両腕を思いっきり伸ばして!(日本語)」
(( 了解しました! ))
コクピットの奥から元気な少女達の声が聞こえた。
まず、最初に鈴木絵里がニッコリ顔でのぞいた。
鈴木絵里は、ほっかぶりしたアーマースーツの布をはずしていたので、汗でビッシャリの顔だった。
伸ばして出て来た両腕を掴んで、引っ張り出すヴィクトリアとトラッシュ。
何故か、自然に拍手が沸いた。
( パチパチパチパチ。 )
そのまま出た体を曽根とジョナサンがつないで丁寧に介抱した。
「お姉ちゃん、大丈夫かい?」
「はい、ありがとうございます。」
階段には担架を担いだ救急隊員が居た。
すぐにジョナサン達がベットに鈴木絵里を寝かせた。
救急隊員は担架を担いで、ゆっくり階段を下りた。
下で待っていた須崎医官がアーマースーツの手袋を脱がして、腕まくりをしてバイタルを測った。
OKサインを出すと、また拍手が起こった。
( パチパチパチパチ。 )
そして救急隊員へ何か指示を出して救急車へ運んでもらった。
次は中村・スーザン・幸子が出て来た。
拍手が聞こえる。
中村は、担架ベットを拒み、歩いて階段を下りた。
地上に着くなり両手を上げて喜びのあまりピョンピョンと跳ねたのだ。また拍手が起こった。
( オォー!パチパチパチパチ。 )
しかし、その中村に須崎が何かを言って、おとなしくなった中村。やはり担架で横になって救急車に運ばれて行った。
( ピーポーピーポー! )
2人を乗せた救急車がサイレンを鳴らして出て行く。
次に寺田麗子が両腕を伸ばして出て来た。
力なく、ダランとする寺田麗子。
介抱するジョナサンと曽根。
鉄板の上で少しグッタリしている。
気が付いた須崎医官が階段を駆け上がってきた。
直ぐに寺田の背中や胸に補聴器を当てて心音を聞き始める。
佐藤結衣がいつのまにか、寺田の後ろに立っていた。
佐藤結衣は、1人でHARMORから出て来たのだ。
その快活な行動に呆れるヴィクトリアとトラッシュ。
寺田の異変にすでにコクピット内で気が付いていたのか、寺田の背中をさすって一緒にしゃがんだ。
鉄板の上で担架に乗せられる寺田。
立って寺田を見ている結衣に補聴器を当てる須崎医官。
2人ともニッコリした。
寺田を乗せた担架が持ち上がり階段を下りていく。
結衣が振り向き、コクピットの隙間に向かって、叫んだ。
「次は愛よ!愛ーっ。私は寺田と一緒に行くね。札幌に着いたら連絡頂戴っ。じゃ愛っ。そして、パンダ隊長!わたしのきよし!愛してる~っ!」
投げキッスをする佐藤結衣に目を大きくするジョナサンと曽根。
そしてヴィクトリアとトラッシュだった。
「いやいやいや、まだ女の子いるのかいぃ。何人いんだべ。はははっ」
ジョナサンは首を伸ばして覗いてから、後ろのヴィクトリアとトラッシュに目を合わせて笑った。
スタイル抜群の佐藤結衣は上品に階段を下りて、運ばれる寺田の担架まで走って行った。
( ピーポーピーポー! )
そして、須崎医官と共に救急車に乗って行った。
腰に腕を当てて笑いながら見送るジョナサンと曽根。
「さぁ、次も来るよジョナサン。次の方、どうぞ。」
その時、真っ黒の甲冑で覆われた腕が出て来た。
身構えるヴィクトリアやジョナサン。
( ピーポーピーポー! )
人混みの奥から日本の救急車のサイレンが鳴り始めた。
「オーライっ!オライ!」
歩きながら救急車を誘導する西浦少尉。
3台の救急車がバックでゆっくり進入して来た。
止まった救急車からは自衛隊の救急隊員と須崎医官も降りて来た。
須崎医官はジムニーBEVに乗って巡回治療に行くはずだったが、田中対馬長官に改めて指示を出され、4人の少女の担当医に回ったのだった。
各医療チームの準備が整った。
周りを見渡しニッコリするヴィクトリア。部下と目を合わせた。
「トラッシュ開けるわよ。ジョナサン、オースティン大尉!行きます。もう少しジョナサンたち、曽根さんも離れて下さい。さぁ行きます。ヘイ!トラッシュ、脚部マグネットオン。」
「イエッサー。マグネットアンカーオン。」
( ガンッ、ガンッ! )
( ガンッ、ガンッ! )
鉄板の上に立つ、ヴィクトリアとトラッシュのWALKERの脚部が鉄板に固定された。
「さー!トラッシュ開けるよ!ワン、ツー、スリー、オーラ!」
一瞬、鉄板を押さえている4台のWALKERごと浮かんだ。それだけ2台のWALKERにはパワーがあるのだった。鉄板の上の2代のWALKERは両手でコクピットシールドをこじ開けた。
(( ギ、ギ、ギッ!ドスンッ! ))
HARMORの大きなコクピットシールドが、WALKER2体の力で80センチほど開いた。
ライトを照らすトラッシュ・リーバ中尉のWALKER。
すると暗い中からグレーのストッキングを履いたような少女たちの足が動いているのが見えた。
日本語で声を掛けるヴィクトリア。
「みんな、もう大丈夫よ!順番に出て来て頂戴。大丈夫?」
隙間から顔を出す佐藤結衣。そして、手を振った。
「はーい!みんなー、ありがとうございます!」
(( おぉぉー! ))
歓声が上がる救助現場。
ニッコリするノーラたち、そして京子だった。
ノーラに抱っこされたオディアが手を振る。
そして、佐藤結衣が顔を出しながら答えた。
「大丈夫です。ありがとうございます。一人づつ出ます。お願いします。」
鉄板の高さに合わせた幅が広い階段を、地元の漁師が大勢で持って来た。
彼らは、フェリー・ターミナルから漁船で、潜水艦へ対馬市民をピストン輸送した功労者たちだった。最後まで残っていたのだ。
( おー、パチパチパチッ! )
見守る観衆の後ろから大きな階段を持って来る人たちが来た。
( よいしょ!よいしょ! )
( よいしょ!よいしょ! )
運ばれて来たのは、船に荷揚げする幅の広い階段だった。
設置された階段を上るジョナサン。
そしてその階段を防護服の上を脱いで上半身を出した曽根少尉も昇って来た。
顔で挨拶する2人。
ヴィクトリアが少女達に向かって、声を上げた。
「みんな、いい?足からでなく、頭から、上半身から出てきてください。こちらで受け止めます。両腕を思いっきり伸ばして!(日本語)」
(( 了解しました! ))
コクピットの奥から元気な少女達の声が聞こえた。
まず、最初に鈴木絵里がニッコリ顔でのぞいた。
鈴木絵里は、ほっかぶりしたアーマースーツの布をはずしていたので、汗でビッシャリの顔だった。
伸ばして出て来た両腕を掴んで、引っ張り出すヴィクトリアとトラッシュ。
何故か、自然に拍手が沸いた。
( パチパチパチパチ。 )
そのまま出た体を曽根とジョナサンがつないで丁寧に介抱した。
「お姉ちゃん、大丈夫かい?」
「はい、ありがとうございます。」
階段には担架を担いだ救急隊員が居た。
すぐにジョナサン達がベットに鈴木絵里を寝かせた。
救急隊員は担架を担いで、ゆっくり階段を下りた。
下で待っていた須崎医官がアーマースーツの手袋を脱がして、腕まくりをしてバイタルを測った。
OKサインを出すと、また拍手が起こった。
( パチパチパチパチ。 )
そして救急隊員へ何か指示を出して救急車へ運んでもらった。
次は中村・スーザン・幸子が出て来た。
拍手が聞こえる。
中村は、担架ベットを拒み、歩いて階段を下りた。
地上に着くなり両手を上げて喜びのあまりピョンピョンと跳ねたのだ。また拍手が起こった。
( オォー!パチパチパチパチ。 )
しかし、その中村に須崎が何かを言って、おとなしくなった中村。やはり担架で横になって救急車に運ばれて行った。
( ピーポーピーポー! )
2人を乗せた救急車がサイレンを鳴らして出て行く。
次に寺田麗子が両腕を伸ばして出て来た。
力なく、ダランとする寺田麗子。
介抱するジョナサンと曽根。
鉄板の上で少しグッタリしている。
気が付いた須崎医官が階段を駆け上がってきた。
直ぐに寺田の背中や胸に補聴器を当てて心音を聞き始める。
佐藤結衣がいつのまにか、寺田の後ろに立っていた。
佐藤結衣は、1人でHARMORから出て来たのだ。
その快活な行動に呆れるヴィクトリアとトラッシュ。
寺田の異変にすでにコクピット内で気が付いていたのか、寺田の背中をさすって一緒にしゃがんだ。
鉄板の上で担架に乗せられる寺田。
立って寺田を見ている結衣に補聴器を当てる須崎医官。
2人ともニッコリした。
寺田を乗せた担架が持ち上がり階段を下りていく。
結衣が振り向き、コクピットの隙間に向かって、叫んだ。
「次は愛よ!愛ーっ。私は寺田と一緒に行くね。札幌に着いたら連絡頂戴っ。じゃ愛っ。そして、パンダ隊長!わたしのきよし!愛してる~っ!」
投げキッスをする佐藤結衣に目を大きくするジョナサンと曽根。
そしてヴィクトリアとトラッシュだった。
「いやいやいや、まだ女の子いるのかいぃ。何人いんだべ。はははっ」
ジョナサンは首を伸ばして覗いてから、後ろのヴィクトリアとトラッシュに目を合わせて笑った。
スタイル抜群の佐藤結衣は上品に階段を下りて、運ばれる寺田の担架まで走って行った。
( ピーポーピーポー! )
そして、須崎医官と共に救急車に乗って行った。
腰に腕を当てて笑いながら見送るジョナサンと曽根。
「さぁ、次も来るよジョナサン。次の方、どうぞ。」
その時、真っ黒の甲冑で覆われた腕が出て来た。
身構えるヴィクトリアやジョナサン。
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
「メジャー・インフラトン」序章2/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節FIRE!FIRE!FIRE! No1. )
あおっち
SF
敵の帝国、AXISがいよいよ日本へ攻めて来たのだ。その島嶼攻撃、すなわち敵の第1次目標は対馬だった。
この序章2/7は主人公、椎葉きよしの少年時代の物語です。女子高校の修学旅行中にAXIS兵士に襲われる女子高生達。かろうじて逃げ出した少女が1人。そこで出会った少年、椎葉きよしと布村愛子、そして少女達との出会い。
パンダ隊長と少女達に名付けられたきよしの活躍はいかに!少女達の運命は!
ジャンプ血清保持者(ゼロ・スターター)椎葉きよしを助ける人々。そして、初めての恋人ジェシカ。札幌、定山渓温泉に集まった対馬島嶼防衛戦で関係を持った家族との絆のストーリー。
彼らに関連する人々の生き様を、笑いと涙で送る物語。疲れたあなたに贈る微妙なSF物語です。是非、ご覧あれ。
※加筆や修正が予告なしにあります。
「メジャー・インフラトン」序章4/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節JUMP! JUMP! JUMP! No1)
あおっち
SF
港に立ち上がる敵AXISの巨大ロボHARMOR。遂に、AXIS本隊が北海道に攻めて来たのだ。その第1次上陸先が苫小牧市だった。
これは、現実なのだ!
その発見者の苫小牧市民たちは、戦渦から脱出できるのか。
それを助ける千歳シーラスワンの御舩たち。
同時進行で圧力をかけるAXISの陽動作戦。
台湾金門県の侵略に対し、真向から立ち向かうシーラス・台湾、そしてきよしの師範のゾフィアとヴィクトリアの機動艦隊。
新たに戦いに加わった衛星シーラス2ボーチャン。
目の離せない戦略・戦術ストーリーなのだ。
昨年、椎葉きよしと共に戦かった女子高生グループ「エイモス5」からも目が離せない。
そして、遂に最強の敵「エキドナ」が目を覚ましたのだ……。
SF大河小説の前章譚、第4部作。
是非ご覧ください。
※加筆や修正が予告なしにあります。
「メジャー・インフラトン」序章1/ 7(太陽の季節 DIVE!DIVE!DIVE!ダイブ!ダイブ!ダイブ!)
あおっち
SF
脈々と続く宇宙の無数の文明。その中でより高度に発展した高高度文明があった。その文明の流通、移動を支え光速を超えて遥か彼方の銀河や銀河内を瞬時に移動できるジャンプ技術。それを可能にしたジャンプ血清。
その血清は生体(人間)へのダメージをコントロールする血清、ワクチンなのだ。そのジャンプ血清をめぐり遥か大昔、大銀河戦争が起こり多くの高高度文明が滅びた。
その生き残りの文明が新たに見つけた地、ネイジェア星域。私達、天の川銀河の反対の宙域だった。そこで再び高高度文明が栄えたが、再びジャンプ血清供給に陰りが。天の川銀河レベルで再び紛争が勃発しかけていた。
そして紛争の火種は地球へ。
その地球では強大な軍事組織、中華帝国連邦、通称「AXIS」とそれに対抗する為、日本を中心とした加盟国軍組織「シーラス」が対峙していたのだ。
近未来の地球と太古から続くネイジェア星域皇国との交流、天然ジャンプ血清保持者の椎葉清らが居る日本と、高高度文明異星人(シーラス皇国)の末裔、マズル家のポーランド家族を描いたSF大河小説「メジャー・インフラトン」の前章譚、7部作。
第1部「太陽の季節 DIVE!DIVE!DIVE!ダイブ!ダイブ!ダイブ!」。
ジャンプ血清は保持者の傷ついた体を異例のスピードで回復させた。また血清のオリジナル保持者(ゼロ・スターター)は、独自の能力を飛躍的に引き上げる事が出来たのだ。
第2次大戦時、無敵兵士と言われた舩坂弘氏をモデルに御舩大(ミフネヒロシ)の無敵ふりと、近代世界のジャンプ血清保持者、椎葉きよし(通称:お子ちゃまきよし)の現在と過去。
ジャンプ血清の力、そして人類の未来をかけた壮大な戦いが、いま、始まる――。
彼らに関連する人々の生き様を、笑いと涙で送る物語。疲れたあなたに贈る微妙なSF物語です。
本格的な戦闘シーンもあり、面白い場面も増えます。
是非、ご覧あれ。
※加筆や修正が予告なしにあります。
「メジャー・インフラトン」序章5/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節 JUMP! JUMP! JUMP! No2.
あおっち
SF
海を埋め尽くすAXISの艦隊。
飽和攻撃が始まる台湾、金門県。
海岸の空を埋め尽くすAXISの巨大なロボ、HARMARの大群。
同時に始まる苫小牧市へ着上陸作戦。
そこで、先に上陸した砲撃部隊の砲弾が千歳市を襲った!
シーラス防衛軍は苫小牧市を侵略者の手から守ることができるのか!
SF大河小説の前章譚、第5部作。
是非ご覧ください。
※加筆や修正が予告なしにあります。
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
織田信長IF… 天下統一再び!!
華瑠羅
歴史・時代
日本の歴史上最も有名な『本能寺の変』の当日から物語は足早に流れて行く展開です。
この作品は「もし」という概念で物語が進行していきます。
主人公【織田信長】が死んで、若返って蘇り再び活躍するという作品です。
※この物語はフィクションです。

四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる