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第5章 マザーズ。
第4話 世界の軍の救世主様。
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昨年、突然起きたAXIS南北朝鮮域軍による対馬侵攻。
AXISが世界発、前線に初めて機動モービルを投入したのだ。だが結果は、ほとんどが武器を持たない無抵抗な市民、民間人相手への攻撃に終始した。
侵攻中盤から日本側の攻防が本格化した。すばしっこい自衛隊、日本国軍の歩兵。最新鋭の20式戦車に全く当たらないAXISの機動モービルの40ミリカノン砲弾。
逆に場所を特定され、カウンターで120ミリ滑空砲によって意図も簡単に撃破された。だから、対モービル部隊が存在していない序盤は成功したのだった。
逃げる一般市民を撃てばよかったのだ。
そして、対馬侵攻戦後の各国が行った戦略・戦術判定では機動モービルHARMRは近代戦闘において無効と結論が出てしまったのだ。
世界中の機動モービル保有国はその戦線投入による有効性を疑問視し始めていたのだった。
挙句の果て、たった1台の訓練用機動モービルの白兵戦による敵モービル33機の撃破。そして、敵の鹵獲モービル2機を使った機動戦で、敵HARMORの約50機にも及ぶ、大破および完全撃破に追いやった椎葉きよし。
世界の機動モービルHARMOR保有国に震撼を与えた。
AXIS南北朝鮮域軍のHARMOR保有が実質ゼロとなったのだ。
最後に、あろう事に小型原子炉発電機の臨界核爆発。
対馬へ上陸した敵の地上兵が核爆発に巻き込まれ、半数以上が消滅したのであった。
HARMORの破壊による多大な脅威の方がクローズアップされた。
人型大型機動兵器が誕生してから早10年。
HAMARに代表される、機動モービルは戦場の厄介者になりつつあるのだった。
漫画や映画で誰もが憧れた巨大なロボットなどの機動兵器。
全世界で予算の縮小や廃止が叫ばれていたのだった。
運用に多大な費用が掛かる割に成果が出たためしがない、木偶の棒の機動モービル。
コストパフォーマンスが異常に低い兵器の代表格なのだ。
世界中の軍隊でも運用のピークを迎えた様な空気だった。
先進国、NATO加盟国軍ではあからさまに、アメリカを中心に大型の機動モービルからヒューマンサイズの機動歩兵開発へと開発費用をシフトを始める始末だった。
そんな下火になり始めた時、たまたま、椎葉道場の家族会での事だった。
アルフレッド・ウィルソンの姪、アイラリーム・パトリシア・ウィルソン妃殿下がイギリス・スコットランドへ帰る為、椎葉道場でいつもの送別会。(と、表立っては言っていたが、実際は日本から月裏アース・スーリア経由でネイジェア星域皇国、オース皇国のイゼム・ライゼムの城に帰城する時だった。)
アイラは道場練習兼ねて12月の師走からほぼ1か月間以上、栗山に稽古と遊びを兼ねて来ていた。その最終日の1月始めの家族送別会にて……。
最近、暴れてるAXISの大陸弾道ミサイル実験のニュースの話題になった。
ユーラシア大陸の中央アジアから大陸弾道ミサイルがハワイ諸島近郊に40分程で着弾した。
日本から遠いユーラシア大陸の中央、AXIS本国の中央委員会管轄のミサイルサイロからのロフテッド軌道実験だった。
この頃でもハワイ旅行で日本から旅客機で行くのは航空機では6~7時間掛かる。
そこで、きよしが杉山達に質問したのだ。
「だったら同じロフテッド軌道を自衛隊オービターが出来ればいいのに。そうしたら、短時間で千歳から世界中に行けるんじゃないの?杉山師範、鈴木師範、どうですか?オービターで可能なんですか?」
の、きよしの疑問からアイデアになり、御舩少将が実案として採用し、シーラス加盟国軍研究員の精査、研究がされた。
そして、結果は実案可能との事だった。
同時に御舩達の所属するオリジナル・ペンタゴンからも、加盟国軍の政府に対し、裏から、かなり強いプッシュがあったのだ。
それから、早急にこの大陸弾道急襲攻撃が更に研究され、訓練と実験を繰り返していたのだった。すなわち、裏方に消えそうな機動モービルHARMORの新運用が開始されたのだった。
実現した実際の訓練は初回から困難を極めた。
そんな厳しい実験・訓練が短期間の準備の内に開始された。
大気圏外からの自由落下急襲突撃訓練まで、自衛隊オービター機長の杉山一宙佐とその自衛隊チームが付きっきりで訓練の手伝いをしていた。
世界中の西側諸国の民生用ロケットや観光用シャトルの打ち上げも暫くの間、禁止されたのだ。きよしの疑問から生まれたアイデアが世界を動かしたのだった。
京子やリーリン、オリエッタも訓練に付き添い、多くの人体データを取り各種装備に反映させていた。
訓練が終わる度に、きよし達が着るパイロットスーツも変化し続けた。
そのお陰で、このきよし達のアイデアのロフテッド軌道から急襲落下突撃攻撃は、今では千歳シーラスワンや軍事同盟国の米国やポーランド、英国、フランスの特殊部隊のメイン訓練になっている。
そして、訓練が終わり次第、随時、組織編制が始まり、採用されたのだった。
実際に採用されて1か月も経たないうちに、自衛隊、米軍、英国、ポーランド、フランスの機動モービル隊の合同作戦で、誘拐された5人の同盟国政府要人の確保、AXISの遠隔地拠点の殲滅など、すでに10戦以上の実戦実績を作っていたのだった。
もちろん全作戦は完全成功していた。
きよし達のアイディアから一気に機動モービルに対する風当たりが完全に変わった瞬間だった。
120メートル級の新型V-TOLオービター・ビッグマムは実戦配備されてはいたが、訓練だけは小型旧式オービターを強度改造して使っていた。
ブースター燃料節約の為、休止していた千歳の40メートル級オービター打ち上げローンチ・ループが復活した。効率を考えて、もう1本、アメリカ・フロリダのローンチ・ループが設置された。
ルオが言ったように、千歳宙空ステーションには2本の打ち上げ台がそびえていたのだ。
千歳のローンチ・ループは同盟国軍の実部隊訓練で休む暇なく朝、昼、晩とオービターを打ち上げていた。そして北海道の観光名所となりつつあった。わざわざ、どこから漏れたのか打ち上げスケジュールに合わせて世界各国から観光客が時間に合わせて殺到していたのだった。今や千歳宙空ステーションは世界の注目の的になっていた。そのお陰でAIXISの便衣兵やスパイ達が集まり、まとめて摘発・逮捕できたので一石二鳥でもあったのだった。
下火になりつつあった機動モービル運用。
このたった2か月間で、目まぐるしく大きく変わったのだった。
AXISが世界発、前線に初めて機動モービルを投入したのだ。だが結果は、ほとんどが武器を持たない無抵抗な市民、民間人相手への攻撃に終始した。
侵攻中盤から日本側の攻防が本格化した。すばしっこい自衛隊、日本国軍の歩兵。最新鋭の20式戦車に全く当たらないAXISの機動モービルの40ミリカノン砲弾。
逆に場所を特定され、カウンターで120ミリ滑空砲によって意図も簡単に撃破された。だから、対モービル部隊が存在していない序盤は成功したのだった。
逃げる一般市民を撃てばよかったのだ。
そして、対馬侵攻戦後の各国が行った戦略・戦術判定では機動モービルHARMRは近代戦闘において無効と結論が出てしまったのだ。
世界中の機動モービル保有国はその戦線投入による有効性を疑問視し始めていたのだった。
挙句の果て、たった1台の訓練用機動モービルの白兵戦による敵モービル33機の撃破。そして、敵の鹵獲モービル2機を使った機動戦で、敵HARMORの約50機にも及ぶ、大破および完全撃破に追いやった椎葉きよし。
世界の機動モービルHARMOR保有国に震撼を与えた。
AXIS南北朝鮮域軍のHARMOR保有が実質ゼロとなったのだ。
最後に、あろう事に小型原子炉発電機の臨界核爆発。
対馬へ上陸した敵の地上兵が核爆発に巻き込まれ、半数以上が消滅したのであった。
HARMORの破壊による多大な脅威の方がクローズアップされた。
人型大型機動兵器が誕生してから早10年。
HAMARに代表される、機動モービルは戦場の厄介者になりつつあるのだった。
漫画や映画で誰もが憧れた巨大なロボットなどの機動兵器。
全世界で予算の縮小や廃止が叫ばれていたのだった。
運用に多大な費用が掛かる割に成果が出たためしがない、木偶の棒の機動モービル。
コストパフォーマンスが異常に低い兵器の代表格なのだ。
世界中の軍隊でも運用のピークを迎えた様な空気だった。
先進国、NATO加盟国軍ではあからさまに、アメリカを中心に大型の機動モービルからヒューマンサイズの機動歩兵開発へと開発費用をシフトを始める始末だった。
そんな下火になり始めた時、たまたま、椎葉道場の家族会での事だった。
アルフレッド・ウィルソンの姪、アイラリーム・パトリシア・ウィルソン妃殿下がイギリス・スコットランドへ帰る為、椎葉道場でいつもの送別会。(と、表立っては言っていたが、実際は日本から月裏アース・スーリア経由でネイジェア星域皇国、オース皇国のイゼム・ライゼムの城に帰城する時だった。)
アイラは道場練習兼ねて12月の師走からほぼ1か月間以上、栗山に稽古と遊びを兼ねて来ていた。その最終日の1月始めの家族送別会にて……。
最近、暴れてるAXISの大陸弾道ミサイル実験のニュースの話題になった。
ユーラシア大陸の中央アジアから大陸弾道ミサイルがハワイ諸島近郊に40分程で着弾した。
日本から遠いユーラシア大陸の中央、AXIS本国の中央委員会管轄のミサイルサイロからのロフテッド軌道実験だった。
この頃でもハワイ旅行で日本から旅客機で行くのは航空機では6~7時間掛かる。
そこで、きよしが杉山達に質問したのだ。
「だったら同じロフテッド軌道を自衛隊オービターが出来ればいいのに。そうしたら、短時間で千歳から世界中に行けるんじゃないの?杉山師範、鈴木師範、どうですか?オービターで可能なんですか?」
の、きよしの疑問からアイデアになり、御舩少将が実案として採用し、シーラス加盟国軍研究員の精査、研究がされた。
そして、結果は実案可能との事だった。
同時に御舩達の所属するオリジナル・ペンタゴンからも、加盟国軍の政府に対し、裏から、かなり強いプッシュがあったのだ。
それから、早急にこの大陸弾道急襲攻撃が更に研究され、訓練と実験を繰り返していたのだった。すなわち、裏方に消えそうな機動モービルHARMORの新運用が開始されたのだった。
実現した実際の訓練は初回から困難を極めた。
そんな厳しい実験・訓練が短期間の準備の内に開始された。
大気圏外からの自由落下急襲突撃訓練まで、自衛隊オービター機長の杉山一宙佐とその自衛隊チームが付きっきりで訓練の手伝いをしていた。
世界中の西側諸国の民生用ロケットや観光用シャトルの打ち上げも暫くの間、禁止されたのだ。きよしの疑問から生まれたアイデアが世界を動かしたのだった。
京子やリーリン、オリエッタも訓練に付き添い、多くの人体データを取り各種装備に反映させていた。
訓練が終わる度に、きよし達が着るパイロットスーツも変化し続けた。
そのお陰で、このきよし達のアイデアのロフテッド軌道から急襲落下突撃攻撃は、今では千歳シーラスワンや軍事同盟国の米国やポーランド、英国、フランスの特殊部隊のメイン訓練になっている。
そして、訓練が終わり次第、随時、組織編制が始まり、採用されたのだった。
実際に採用されて1か月も経たないうちに、自衛隊、米軍、英国、ポーランド、フランスの機動モービル隊の合同作戦で、誘拐された5人の同盟国政府要人の確保、AXISの遠隔地拠点の殲滅など、すでに10戦以上の実戦実績を作っていたのだった。
もちろん全作戦は完全成功していた。
きよし達のアイディアから一気に機動モービルに対する風当たりが完全に変わった瞬間だった。
120メートル級の新型V-TOLオービター・ビッグマムは実戦配備されてはいたが、訓練だけは小型旧式オービターを強度改造して使っていた。
ブースター燃料節約の為、休止していた千歳の40メートル級オービター打ち上げローンチ・ループが復活した。効率を考えて、もう1本、アメリカ・フロリダのローンチ・ループが設置された。
ルオが言ったように、千歳宙空ステーションには2本の打ち上げ台がそびえていたのだ。
千歳のローンチ・ループは同盟国軍の実部隊訓練で休む暇なく朝、昼、晩とオービターを打ち上げていた。そして北海道の観光名所となりつつあった。わざわざ、どこから漏れたのか打ち上げスケジュールに合わせて世界各国から観光客が時間に合わせて殺到していたのだった。今や千歳宙空ステーションは世界の注目の的になっていた。そのお陰でAIXISの便衣兵やスパイ達が集まり、まとめて摘発・逮捕できたので一石二鳥でもあったのだった。
下火になりつつあった機動モービル運用。
このたった2か月間で、目まぐるしく大きく変わったのだった。
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