40 / 62
第40話「未知の世界④」
しおりを挟む
……っ、このドエスが!
滑りが悪くなったらローションを足してを繰り返されたおかげで俺のお尻は準備万端の状態になった。
もう、好きにしてくれ……
「レイ、肛門には病原菌がたくさんいるからちゃんとゴムつけねぇと……」
「……マメだな。っ、うっ」
ゴムを手に取りレイの反り立つモノにゴムを装着する。ゴムをしたことで今から本当に身体を重ねてしまうんだという実感が湧いてきた。余裕がなさそうな表情をするレイ。さすがに俺も自分の穴に挿入したことはないから、どうするのかは分からないけれど、それでも少なからずレイより知識はある。
俺が主導権を握ってシてやらねぇと……
レイの身体を押し倒し上に跨る。レイのモノを握るとドクドクと脈を打っているのが伝わってくる。まだ俺で興奮してくれているんだと嬉しくなる。でも、挿入するのはやっぱりまだ怖くて、レイの股間にローションをしっかりと垂らして塗り込む。少しでも痛みは和らげたい。
「レイ、俺がするから。しっかり見てて」
「……私はどうすればいい」
「俺がするから何もしなくていい」
そのままゆっくりと自分の中に導く。レイが丁寧にほぐしてくれていたおかげもあってか、ローションをたっぷりと垂らしたおかげもあって以外にも痛みは少ない。けれど、やっぱり圧迫感はあり、指の太さと比べたら桁違いだ。
「……ん、く、ううっ」
息を深く吐きながらゆっくりと挿入していく。レイの感じている顔が視界に映りお尻の奥がきゅっと締まる。
「……し、締めるな……っ、き、きもちいい。なんだ、これは……」
「これが体を重ねるってことだ……っ、ううっ」
ヤバい、もうこれ以上無理。これ以上挿れたら奥が裂けてしまいそうだ。そのまま動きを止めているとレイがギラ
ついた表情で俺を見ている。
……あ、この顔、すげぇいい。
一人レイにときめいていると、レイは俺の両腕を掴んだ。
「……おい、どうするんだ。挿れたまま……か?」
その問いで早くしろというような心の声が聞こえてきそうだ。確かにレイに何もするなって言ったのは俺の方だ。挿れてしまったからにはしっかり責任を持たなくちゃいけない。
「動くから……何もすんなよ」
浅く動けば俺の尻への負担も少ないし、レイも先だけで気持ちよくなれるだろう。そんなことを思いながらゆっくりと動く。
「ん、はっ……分かった、貴様のようにすればいいんだな」
「……え? え、ちょ、ちょっと!!」
俺が上で動いていたはずなのに、レイは下から力強く動き出した。奥が裂けそうだからと途中で止めていたけれど、ガンガンと突かれることによって知らないところまで挿入してしまっている。
息ができないほどに中が満たされていく。
や、やべぇ、目の前がチカチカする。
滑りが悪くなったらローションを足してを繰り返されたおかげで俺のお尻は準備万端の状態になった。
もう、好きにしてくれ……
「レイ、肛門には病原菌がたくさんいるからちゃんとゴムつけねぇと……」
「……マメだな。っ、うっ」
ゴムを手に取りレイの反り立つモノにゴムを装着する。ゴムをしたことで今から本当に身体を重ねてしまうんだという実感が湧いてきた。余裕がなさそうな表情をするレイ。さすがに俺も自分の穴に挿入したことはないから、どうするのかは分からないけれど、それでも少なからずレイより知識はある。
俺が主導権を握ってシてやらねぇと……
レイの身体を押し倒し上に跨る。レイのモノを握るとドクドクと脈を打っているのが伝わってくる。まだ俺で興奮してくれているんだと嬉しくなる。でも、挿入するのはやっぱりまだ怖くて、レイの股間にローションをしっかりと垂らして塗り込む。少しでも痛みは和らげたい。
「レイ、俺がするから。しっかり見てて」
「……私はどうすればいい」
「俺がするから何もしなくていい」
そのままゆっくりと自分の中に導く。レイが丁寧にほぐしてくれていたおかげもあってか、ローションをたっぷりと垂らしたおかげもあって以外にも痛みは少ない。けれど、やっぱり圧迫感はあり、指の太さと比べたら桁違いだ。
「……ん、く、ううっ」
息を深く吐きながらゆっくりと挿入していく。レイの感じている顔が視界に映りお尻の奥がきゅっと締まる。
「……し、締めるな……っ、き、きもちいい。なんだ、これは……」
「これが体を重ねるってことだ……っ、ううっ」
ヤバい、もうこれ以上無理。これ以上挿れたら奥が裂けてしまいそうだ。そのまま動きを止めているとレイがギラ
ついた表情で俺を見ている。
……あ、この顔、すげぇいい。
一人レイにときめいていると、レイは俺の両腕を掴んだ。
「……おい、どうするんだ。挿れたまま……か?」
その問いで早くしろというような心の声が聞こえてきそうだ。確かにレイに何もするなって言ったのは俺の方だ。挿れてしまったからにはしっかり責任を持たなくちゃいけない。
「動くから……何もすんなよ」
浅く動けば俺の尻への負担も少ないし、レイも先だけで気持ちよくなれるだろう。そんなことを思いながらゆっくりと動く。
「ん、はっ……分かった、貴様のようにすればいいんだな」
「……え? え、ちょ、ちょっと!!」
俺が上で動いていたはずなのに、レイは下から力強く動き出した。奥が裂けそうだからと途中で止めていたけれど、ガンガンと突かれることによって知らないところまで挿入してしまっている。
息ができないほどに中が満たされていく。
や、やべぇ、目の前がチカチカする。
5
お気に入りに追加
241
あなたにおすすめの小説
【完結】僕の異世界転生先は卵で生まれて捨てられた竜でした
エウラ
BL
どうしてこうなったのか。
僕は今、卵の中。ここに生まれる前の記憶がある。
なんとなく異世界転生したんだと思うけど、捨てられたっぽい?
孵る前に死んじゃうよ!と思ったら誰かに助けられたみたい。
僕、頑張って大きくなって恩返しするからね!
天然記念物的な竜に転生した僕が、助けて育ててくれたエルフなお兄さんと旅をしながらのんびり過ごす話になる予定。
突発的に書き出したので先は分かりませんが短い予定です。
不定期投稿です。
本編完結で、番外編を更新予定です。不定期です。
転生したら、ラスボス様が俺の婚約者だった!!
ミクリ21
BL
前世で、プレイしたことのあるRPGによく似た世界に転生したジオルド。
ゲームだったとしたら、ジオルドは所謂モブである。
ジオルドの婚約者は、このゲームのラスボスのシルビアだ。
笑顔で迫るヤンデレラスボスに、いろんな意味でドキドキしているよ。
「ジオルド、浮気したら………相手を拷問してから殺しちゃうぞ☆」
宰相閣下の執愛は、平民の俺だけに向いている
飛鷹
BL
旧題:平民のはずの俺が、規格外の獣人に絡め取られて番になるまでの話
アホな貴族の両親から生まれた『俺』。色々あって、俺の身分は平民だけど、まぁそんな人生も悪くない。
無事に成長して、仕事に就くこともできたのに。
ここ最近、夢に魘されている。もう一ヶ月もの間、毎晩毎晩………。
朝起きたときには忘れてしまっている夢に疲弊している平民『レイ』と、彼を手に入れたくてウズウズしている獣人のお話。
連載の形にしていますが、攻め視点もUPするためなので、多分全2〜3話で完結予定です。
※6/20追記。
少しレイの過去と気持ちを追加したくて、『連載中』に戻しました。
今迄のお話で完結はしています。なので以降はレイの心情深堀の形となりますので、章を分けて表示します。
1話目はちょっと暗めですが………。
宜しかったらお付き合い下さいませ。
多分、10話前後で終わる予定。軽く読めるように、私としては1話ずつを短めにしております。
ストックが切れるまで、毎日更新予定です。
甥っ子と異世界に召喚された俺、元の世界へ戻るために奮闘してたら何故か王子に捕らわれました?
秋野 なずな
BL
ある日突然、甥っ子の蒼葉と異世界に召喚されてしまった冬斗。
蒼葉は精霊の愛し子であり、精霊を回復できる力があると告げられその力でこの国を助けて欲しいと頼まれる。しかし同時に役目を終えても元の世界には帰すことが出来ないと言われてしまう。
絶対に帰れる方法はあるはずだと協力を断り、せめて蒼葉だけでも元の世界に帰すための方法を探して孤軍奮闘するも、誰が敵で誰が味方かも分からない見知らぬ地で、1人の限界を感じていたときその手は差し出された
「僕と手を組まない?」
その手をとったことがすべての始まり。
気づいた頃にはもう、その手を離すことが出来なくなっていた。
王子×大学生
―――――――――
※男性も妊娠できる世界となっています
モブに転生したはずが、推しに熱烈に愛されています
奈織
BL
腐男子だった僕は、大好きだったBLゲームの世界に転生した。
生まれ変わったのは『王子ルートの悪役令嬢の取り巻き、の婚約者』
ゲームでは名前すら登場しない、明らかなモブである。
顔も地味な僕が主人公たちに関わることはないだろうと思ってたのに、なぜか推しだった公爵子息から熱烈に愛されてしまって…?
自分は地味モブだと思い込んでる上品お色気お兄さん(攻)×クーデレで隠れМな武闘派後輩(受)のお話。
※エロは後半です
※ムーンライトノベルにも掲載しています
乙女ゲームのモブに転生したようですが、何故かBLの世界になってます~逆ハーなんて狙ってないのに攻略対象達が僕を溺愛してきます
syouki
BL
学校の階段から落ちていく瞬間、走馬灯のように僕の知らない記憶が流れ込んできた。そして、ここが乙女ゲーム「ハイスクールメモリー~あなたと過ごすスクールライフ」通称「ハイメモ」の世界だということに気が付いた。前世の僕は、色々なゲームの攻略を紹介する会社に勤めていてこの「ハイメモ」を攻略中だったが、帰宅途中で事故に遇い、はやりの異世界転生をしてしまったようだ。と言っても、僕は攻略対象でもなければ、対象者とは何の接点も無い一般人。いわゆるモブキャラだ。なので、ヒロインと攻略対象の恋愛を見届けようとしていたのだが、何故か攻略対象が僕に絡んでくる。待って!ここって乙女ゲームの世界ですよね???
※設定はゆるゆるです。
※主人公は流されやすいです。
※R15は念のため
※不定期更新です。
※BL小説大賞エントリーしてます。よろしくお願いしますm(_ _)m
悪役令息の従者に転職しました
*
BL
暗殺者なのに無様な失敗で死にそうになった俺をたすけてくれたのは、BLゲームで、どのルートでも殺されて悲惨な最期を迎える悪役令息でした。
依頼人には死んだことにして、悪役令息の従者に転職しました!
スパダリ(本人の希望)な従者と、ちっちゃくて可愛い悪役令息の、溺愛無双なお話です。
ハードな境遇も利用して元気にほのぼのコメディです! たぶん!(笑)
【完結】役立たずの僕は王子に婚約破棄され…にゃ。でも猫好きの王子が溺愛してくれたのにゃ
鏑木 うりこ
BL
僕は王宮で能無しの役立たずと全員から疎まれていた。そしてとうとう大失敗をやらかす。
「カイ!お前とは婚約破棄だ!二度と顔を出すんじゃない!」
ビクビクと小さくなる僕に手を差し伸べてくれたのは隣の隣の国の王子様だった。
「では、私がいただいても?」
僕はどうしたら良いんだろう?え?僕は一体?!
役立たずの僕がとても可愛がられています!
BLですが、R指定がありません!
色々緩いです。
1万字程度の短編です。若干のざまぁ要素がありますが、令嬢ものではございせん。
本編は完結済みです。
小話も完結致しました。
土日のお供になれば嬉しいです(*'▽'*)
小話の方もこれで完結となります。お読みいただき誠にありがとうございました!
アンダルシュ様Twitter企画 お月見《うちの子》推し会で小話を書いています。
お題・お月見⇒https://www.alphapolis.co.jp/novel/804656690/606544354
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる