佰肆拾字のお話

紀之介

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931~940

一番のお手伝い☆

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「絵衣。」

「なーにーー」

「色々と忙しいんだから、あんたも配膳ぐらい手伝え!」

「こういう時に何もしないのが、私の一番のお・て・つ・だ・い☆」

「…は?!」

「私が陶器に触ったら ──高確率で割れるよ?」

「……」

「その片付けの手間とか増えたら、嫌だよね??」

「………」
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