佰肆拾字のお話

紀之介

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…その発想が

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「凄いよねぇ。絵井さん」

「試験で、不動の学年トップだし」

「爪の垢を煎じて飲むのは無理だけど…彼女の作ったクッキーとか食べたら、私の成績も良くならないかな?」

「…」

「賢そうに見せるために、彼女と同じ眼鏡を掛けるとか??」

「……その発想が、如何にも頭が悪そう」

「う。」
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