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6話「指の2本ぐらい落とされるでしょうね。ざまぁw ネットだからとそういう事を言っては捕まるのよ。知らなかったからと言っても今更もう遅い!」

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 『お姉様って本当馬鹿ね!!ミリィシャは病弱な分頭を上手く使うから、お姉様みたいに100年分3000万円払っておくなんて
馬鹿な事しなかったわよ!!
ミリィシャは10年分300万円しか払ってないわ!!
つ!ま!り!ミリィシャは270万円しか損していないのよ!!
それに!この270万円はどきどきドルチェシリーズの制作費になるのだから大した問題ではないわ!!』
 ミリィシャもどきどきドルチェファンクラブの会員だったのです。
 どきどきドルチェファンクラブが終了したすぐ後にどきどきドルチェスすまーとふぉんが始まりました。
どきどきドルチェが初めてソシャゲになったのです。
私は嬉しくて、当然事前登録して待ち望んでいました。

---どきどきドルチェすまーとふぉん開始前のネットの反応---
 「あれだけファンクラブで金集めて返金もしないですぐにソシャゲねぇ」
 はぁ?返金はしないとそう同意して契約していたはずですが。
 「100年先まで入ってた馬鹿もいるみたいよ」
 はぁ?100年先まで入っていた事が何故馬鹿なのでしょうか。
私には分かりません。
私と同じような者がいたのですね。
その者は決して馬鹿ではありません。間違った事をしていません。
正しい事をしているのです。
 「貴方馬鹿なのかしら。契約内容も読まずに契約したのかしら。
そんな事では普通に生きていけないでしょう。
もう死んだらどうかしら。殺してあげましょうか。
貴方どこ住み?殺して欲しいのなら今から殺しにいってあげるわ。
私はシュミッツ男爵家領に住んでいるわ。
1000km離れてても私から出向いてあげるわよ」
 「ふふふwwwこの人馬鹿www100年先まで契約してそう」 
 は、はぁーーー!?馬鹿!?馬鹿って言われました。
許せません!
こいつも絶対に殺さなければなりません!
 「シュミッツ男爵家領って言ってるし、こいつが100年先まで契約してた馬鹿じゃないかしら。
シュミッツ男爵家領にいる馬鹿らしいもの」
 「私は馬鹿じゃないわ。私は当たり前のことをしただけよ。
私の事を馬鹿にした者、100年先までファクラブに加入してた事を馬鹿にした者は殺してあげるわ。
場所は?こちらから殺しにいってあげるから感謝しなさい」
 「うわぁー。ガチな馬鹿じゃないの。これ絶対100年先まで契約してた馬鹿ね。
“死んだらどうかしら”殺してあげましょうか””殺しにいってあげるわ”ね。
通報しておいたわよ。捕まりなさい。
指の2本ぐらい落とされるでしょうね。ざまぁ(笑)
ネットだからってそういう事を言っては捕まるのよ。
知らなかったからと言っても今更もう遅い!
通報は辞めてくれ?もう本当に通報しましたよ。
自業自得でしょう。
泣いても助けてくれと言われても絶対に助けないわよ。
ばーかばーか(笑)ざまぁぁ!!
私完全勝利!!
逃げたいなら今すぐ逃げ出す事ね!!
大人しく捕まればまぁ指2本で許して貰えるでしょうが、逃げれば処刑でしょうね。
逃げても確実に捕まるのです。
私は大人しく捕まる方をおすすめするわよ。
貴方のような馬鹿で犯罪者のクズでもどきどきドルチェのファンのようだから、
これからも生きてお布施してね。
じゃぶじゃぶ課金してね。
指2本失ってもソシャゲ課金出来るぐらいでしょう」


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