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4話 「いいお酒飲んで上等な馬に乗って良い殿方とやる。それが男爵令嬢と疑わずに生きているわ。心も壊されてそんな生き方をするしかないじゃない」

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 残党狩りは楽しいですね。
マミエルとピライロの残党を狩っていきます。
キミロウ:「俺、強くなったのか」
 キミロウの経験が積まれ、成長していっているようです。
キミロウにはどんどん経験を積んで成長してもらわなければなりません。
キミロウ:「姉様がブスな分俺が強くならないと」
意味が分かりません。私がブスだとして、それでキミロウが強くなって私のブスがどうにかなるんでしょうか。
まず、私はブスではないんですけどね、断じて。
まぁ、強くなってくれるならいいんですが。
シェッカチェッダ:「僕はまだまだこれからだな」
 シェッカッチェッダはこれからの主力です。
シェッカチェッダにも存分に経験を積んでもらいましょう。
ハエルア執事コノフカ:「この成長は、主の為に」
 コノフカには今後も尽くしてもらいましょう。
その働きに報える貴族でないといけませんね私も。
コニス「こんなもんでしょうかね」
 コニスが活躍してくれるのはいいんですが、経験は何よりキミロウに積ませなければなりません。
あまりコニスにばかり経験積ませたくないんですが。
ユザウィック:「ふむぅ、こんな事もありますかな」
ハエルア:「ユザウィック、貴方はもう経験積まなくていいのよ」
ユザウィック:「ウィッ!?儂はもう要済みとでも言いたいのですかお嬢様」
ハエルア:「経験は若い者達に譲りなさいな」
コニス:「そうでさぁね、ユザウィック殿」
ハエルア:「貴方もね、コニス。ほら、少し飲んだらどうかしら」
コニス:「雇い主の酒を断る事なんてできませんね。
おや、こいつは随分上等な」
ハエルア:「前祝いよ。傭兵なんて立場じゃなくて、私の家来になればこんなお酒も飲めるわよ」
コニス:「私のようなただの傭兵にはもったいない言葉でさぁねお嬢さん。お断りしますぜ」
 ま、こんな事で簡単に家来になってくれるとは思っていません。
ハエルア:「何が不服かしら、お酒かしら。お金かしら。女かしら。それとも男かしら。
もっといいものが欲しいでしょう。身なりももっと良くしたいでしょう」
コニス:「どれでもありませんよ。私のような傭兵は酒と命さえあれば十分でさぁ。
後はオナホで良いというか、オナホの方が私は好きなぐらいでさぁ」
ハエルア:「私は生まれ持っての男爵令嬢だから、分からないわね。
いいお酒飲んで、高い服着て上等な馬に乗って、良い殿方とやる。
それが男爵令嬢だと信じて疑わずに生きているわ。
心も壊されて、もうそんな生き方をするしかないじゃない」
コニス:「私は人間ですからね、貴族の方々とはまったく考え方も感性も違いやすよ」
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