殿下は女子大生がお好きなようでもう女子大生でない聖女の私は婚約破棄を告げられました。怒らないで下さい。全て殿下が悪いのですよ。ざまぁ(笑)

 「アルマ、お前のようにもう女子大生でないババァ聖女には婚約破棄を告げてやる!!
俺様は!!女子大生が好きなんだ!!
お前の事なんてまったく愛していなかったが!!お父様お母様に無理矢理お前との婚約を決められ!!
まぁお前のようなブスでも女子大生なのだからと婚約してやったが、お前はもう女子大生ではなくなった!!
ババァだババァ!!
もうお前との婚約を続ける必要も結婚する気もない!!
女は女子大生を過ぎたらババァだ!!
俺様は真実の愛に目覚めた!!
俺様は!!お前の妹の可愛て美しい女子大生のヒミリィを愛している!!
ヒミリィと今すぐ結婚する!!
そういうわけでもう婚約破棄は成立した!!今すぐ処刑してやる!!
ババァは処刑だ!!」
「そうよお姉様〜。お姉様ってブスだしもう年も取りすぎてしまったし〜女性としての価値が低いわね〜。
聖女の力も弱まってきてるでしょ〜お姉様〜。
当然よ〜、女子大生は聖女としての力もピークの時で、女子大生を過ぎた聖女は聖女としての力も弱まっていく一方なのだから〜」
 「あら、怒ってるのかしら殿下。でもね、これは貴方が悪いのよ殿下。
全て自業自得よ。怒るのなら自分に怒りなさい」
 「ねぇ殿下、何を悲劇のヒロイン気取って泣いているのよ。
泣いても何にもならないわよ。気持ち悪いわね。
殿方の癖に悲劇のヒロイン気取ってめそめそめそめそ。
殿方なら泣いてないで行動してみたらどうかしら」
 「殺してやる」
 「はぁ、出来るといいわね。
でもそこまで言うのなら殿下、貴方も殺される覚悟は出来ているわよね」

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