上 下
13 / 19
エリアンヌ過去編お姉様のものはなんでも欲しいわ〜お姉様の指輪頂戴〜お姉様の婚約者を頂戴〜エリアンヌが欲しがるものはなんでも差し出しなさいよ〜

ルールを守らない意地悪な殿方の肋骨を一本折ってあげます。痛がってますね〜。自業自得因果応報ってやつなのよそれは〜。自業自得因果応報ざまぁ!

しおりを挟む
 「ねぇ、そこの貴方。その指輪頂戴~。平民にしては~中々いい指輪持ってるじゃないの~。
生意気ね~。エリアンヌが貰ってあげるわ~。
可愛く美しいエリアンヌに指輪を貰ってもらえるなんて~殿方にとってこんなに名誉な事はないでしょ~」
 平民の癖に中々いい指輪を持っていたので~。エリアンヌが貰ってあげる事にしました~。
だって生意気だもの~。それに~この指輪も欲しくなってきました~。
欲しい。欲しい。エリアンヌはなんでも欲しいの~。
お姉様のものはなんでも欲しいし、アルドワン男爵家領のものはなんでもエリアンヌのものにならないといけないわ~。
 「だめだ。この指輪は渡せない」
 「はぁー?」
アルドワン男爵家領のものはなんでもエリアンヌのものになって当然なのに~。
なんでその当然の当たり前のルールを守らない者がいるのかしら~。
ルールは守らなければいけないわよね~。
皆がルールを守るから当たり前の生活が護られているのよ~。
ルールを守らない者には、そんな当たり前の生活が保証されなくてもいいわよね~。
自業自得ですよね~これはもう少々痛い目にあっても仕方がないわよね~。
自業自得だもの~ざまぁ~。
あ~悲しいわ~。エリアンヌを虐めて、そんなに楽しいのかしら~。
 「あの~。エリアンヌが貰ってあげると言ってるのだから~大人しく差し出せばいいのよ~」
ルールを守らない意地悪な殿方の肋骨を一本折ってあげます。
ふふふ~痛がってますね~。自業自得因果応報ってやつなのよそれは~。
自業自得因果応報ざまぁ!
 「エリアンヌは~慈悲深く優しい聖女だから~こんな甘すぎる微微微微ざまぁで警告してあげたけれど~
まだルールを守らないというのなら~エリアンヌも少し、ほんの少し厳しくしてあげないといけないわ~。
ねぇ~。慈悲深い聖女のエリアンヌにそんな事させないで~。面倒だし~貴方がその指輪を差し出せば
それで済む話しなのよ~」
 はぁ~まったく~なんでこんな当たり前のルールが守れないのでしょうか~。
エリアンヌが欲しがるものはなんでも差し出せばいいのよ~。それがアルドワン男爵家領のルールなのよ~。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

異世界隠密冒険記

リュース
ファンタジー
ごく普通の人間だと自認している高校生の少年、御影黒斗。 人と違うところといえばほんの少し影が薄いことと、頭の回転が少し速いことくらい。 ある日、唐突に真っ白な空間に飛ばされる。そこにいた老人の管理者が言うには、この空間は世界の狭間であり、元の世界に戻るための路は、すでに閉じているとのこと。 黒斗は老人から色々説明を受けた後、現在開いている路から続いている世界へ旅立つことを決める。 その世界はステータスというものが存在しており、黒斗は自らのステータスを確認するのだが、そこには、とんでもない隠密系の才能が表示されており・・・。 冷静沈着で中性的な容姿を持つ主人公の、バトルあり、恋愛ありの、気ままな異世界隠密生活が、今、始まる。 現在、1日に2回は投稿します。それ以外の投稿は適当に。 改稿を始めました。 以前より読みやすくなっているはずです。 第一部完結しました。第二部完結しました。

没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~

土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。 しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。 そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。 両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。 女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。

目覚めたら地下室!?~転生少女の夢の先~

そらのあお
ファンタジー
夢半ばに死んでしまった少女が異世界に転生して、様々な困難を乗り越えて行く物語。 *小説を読もう!にも掲載中

貧弱の英雄

カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。 貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。 自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる―― ※修正要請のコメントは対処後に削除します。

[第一部完結]サラリーマンが異世界でダンジョンの店長になったワケ

エルリア
ファンタジー
第一部完結済み どこにでもいる普通の中年オタクサラリーマンが、ひょんなことからダンジョンの店長を任されて成長していきます。 もちろん、目的は店舗だけにあらず。 ダンジョン拡張、村の拡大、さらには人を雇って最後はどこに行きつくのか。 え、お店以外のことばかりしてるって? 気のせいですよ気のせい。 ゲーム好きのオタクが妄想と知識を振り絞って他力本願全開で頑張ります。 ムフフもあるよ!(多分)

おてんば末っ子令嬢、実は前世若頭だった!? 〜皆で領地を守ります!〜

撫羽
ファンタジー
組長の息子で若頭だった俺が、なんてこったい! 目が覚めたら可愛い幼女になっていた! なんて無理ゲーだ!? 歴史だけ古いヤクザの組。既に組は看板を出しているだけの状況になっていて、組員達も家族のアシスタントやマネージメントをして極道なのに平和に暮らしていた。組長が欠かさないのは朝晩の愛犬の散歩だ。家族で話し合って、違う意味の事務所が必要じゃね? と、そろそろ組の看板を下ろそうかと相談していた矢先だった。そんな組を狙われたんだ。真っ正面から車が突っ込んできた。そこで俺の意識は途絶え、次に目覚めたらキラキラした髪の超可愛い幼女だった。 狙われて誘拐されたり、迫害されていた王子を保護したり、ドラゴンに押しかけられたり? 領地の特産品も開発し、家族に可愛がられている。 前世極道の若頭が転生すると、「いっけー!!」と魔法をぶっ放す様な勝気な令嬢の出来上がりだ! 辺境伯の末娘に転生した極道の若頭と、前世でも若頭付きだった姉弟の侍従や皆で辺境の領地を守るぜ! ムカつく奴等にはカチコミかけるぜ!

いずれ最強の錬金術師?

小狐丸
ファンタジー
 テンプレのごとく勇者召喚に巻き込まれたアラフォーサラリーマン入間 巧。何の因果か、女神様に勇者とは別口で異世界へと送られる事になる。  女神様の過保護なサポートで若返り、外見も日本人とはかけ離れたイケメンとなって異世界へと降り立つ。  けれど男の希望は生産職を営みながらのスローライフ。それを許さない女神特性の身体と能力。  はたして巧は異世界で平穏な生活を送れるのか。 **************  本編終了しました。  只今、暇つぶしに蛇足をツラツラ書き殴っています。  お暇でしたらどうぞ。  書籍版一巻〜七巻発売中です。  コミック版一巻〜二巻発売中です。  よろしくお願いします。 **************

異世界転生騒動記

高見 梁川
ファンタジー
とある貴族の少年は前世の記憶を取り戻した。 しかしその前世はひとつだけではなく、もうひとつ存在した。 3つの記憶を持つ少年がファンタジー世界に変革をもたらすとき、風変わりな一人の英雄は現れる!

処理中です...