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初めてのお酒
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本日は無事人攫い討伐達成という事で宴会だそうです。
ベアードさんがご馳走をたくさん作ってくれした。
今ほっぺパンパンに詰め込み中です。
皆はゴクゴク酒を飲んでいる。
うーむ、なんかここまでくると、飲んでみたい気がする…
一緒に討伐して、打ち上げ?って感じが羨ましい。
俺食ってるだけだが、なんだかんだ酒のが盛り上がるもんね。
「ヒヨリくん、美味しくなかったかい?」
俺がほっぺパンパンにして固まっていると、ベアードさんが心配そうに話しかけてきた。
俺は慌てて、詰め込んだご飯を噛んで飲み込んだ。
「ベアードさんのご飯は美味しいです。ただ、酒が飲めていいなって思ってました。俺のとこだと20歳からしか酒飲めなかったから、なんか呑まないこと守ってたんですが…こういう、討伐後の打ち上げが楽しそうで…。」
するとベアードさんはキッチンから何か取り出してきた。
大きな瓶に赤色の液体、中に色とりどりのフルーツが入っている。
「ワインの果実漬けだよ。いつも飲まないから、ヒヨリは甘い酒の方がいいのかな?って作ってみたんだ。そろそろ飲み頃だと思うけど、味見するかい?」
赤色の中にキラキラが入っているみたいな酒にテンション上がる俺は勢いよく頷いた。
「アルコールは果実汁で割って低くしたけど、一応少しずつにしなよ?」
お玉で救い、コップに注ぐ。
ドキドキして眺めていると、ウランが肩を抱いてきた。
「おー!初めての酒か!乾杯するぞ!」
ガル達が手元のジョッキを掲げた。
うお!憧れ!
「カンパーイ!!」
ゴクッ…
「!!」
ゴクゴクゴク!!
「美味しい!!美味しいよ!ベアードさん!」
甘くて飲みやすい!!
ベアードさんも満足そうに見ていた。
俺はもう一度お玉から掬い、コップに入れた。
「まぁ!美味しそう!!」
アリアナさんがお酒に釣られて寄ってきた。
今仕事が片付いたらしい。
「ベアードさんが作ってくれたんです。アリアナさんも飲みますか?」
俺はアリアナさんの分もお玉から掬い、コップに注いだ。
2人で小さくカンパーイをしてまた飲み干す。
う、うまーい!!
「美味しいわ!!甘みと酸味が絶妙ね!」
「もう一杯飲みますか??」
「ええ!もらいたいわ!」
もう一度2つのコップに注ぐ。
「おい、ヒヨリ君、飲み過ぎないようにね?初めての酒だろ?」
ベアードさんが心配そうに声を掛けてくる。
いやジュースみたいだし大丈夫!大丈夫!
ってか、もう、アリアナさん自分で注いでいるし、俺にも……
ありがとうございます!!!
ゴクゴクゴク!
やばい、なんか楽しくなってきた。
「お、おい、アリアナ…ヒヨリ君にそんなに注いで…!」
オロオロしだすベアードさん。
アリアナさんがどんどん注ぐから途中俺も必死。
「美味しいわね!ヒヨリくん♡」
ふふふって笑うアリアナさんが可愛すぎて……
「アリアナしゃん!キレイ!かわいー♡」
「まぁ!!ふふふ!嬉しいわ!こんなおばさんに♡」
口に手を当てて笑う姿が上品でたまりません!!
「おばしゃんじゃないよ。かわいーんらよ!!」
あー…なんか熱い…
「ヒヨリ君も可愛いわよ。ピンクのほっぺに目もくりくりがトロンとして♡じゃあ、私の2番目の夫になる?」
アリアナさんのオッ、夫!?
「なっ、なりま…ぶふ!?」
俺は勢いよく、手を挙げたのに、急に後ろから口を塞がれた。
「母さん!!!ふざけないで下さい!!」
あ、アル…。
「ふざけてないわ?ヒヨリ君可愛いし、いいじゃない?貴方のお父さんよ?」
ふむ、アルとウランが息子か…
「アル、パパってよんでいいよー。」
ふへへっと笑うと俺の口はまた塞がれた。
「何物騒な話をしてんだよ。誰がパパだ。」
ウランが眉を寄せながら来た。
俺は手を挙げたが無視された。
「母さん、旦那より息子にしたくありませんか?」
アルが俺の口を塞ぎながらアリアナに提案する。
「息子??確かに息子も可愛いわね!」
えーっ!俺は夫がいい!!
「俺と結婚すれば、ヒヨリが息子ですよ!」
「おい、なんで弟のお前が先に結婚してんだ。まず俺からだろう?俺と結婚してもアリアナの息子だぜ?」
ウランとアルがバチバチしてますが、俺はアリアナさんがいい!
「まぁまぁ!モテモテね!ヒヨリ君♡」
そんな俺たちをずっと見ている奴がいる。
飲み始める前からずっと…
気にしないようにしていたが…
チラッと見ると、ガルが獲物を見るかのように視線を向けている。
怖さに少し酒が抜けてきました。
俺の視線に気づいたのか?
甘い瞳へと変わる。
「酔ったヒヨリ可愛い…♡」
お、恐ろしい…こいつに隙は作るな!!
しかし、俺から離れ、ギャーギャーやり出した兄弟を放ってアリアナさんが酒をグイグイ俺に押し付ける。
「はい、ヒヨリくん♡」
にっこりと笑って可愛いー!!
受け取る俺、バカー!!
ゴクゴクゴク
可愛いー!!バカー!!
ゴクゴクゴク
そんなこと繰り返してたら、あれ?
気持ちいいいい?!
「ふにゃふにゃねヒヨリ君♡」
ふふふってまた可愛いく笑うアリアナさんに、俺は目をうるうるさせて手を握った。
「ありあなしゃん!どんなおとこがたいぷでしゅか?」
ヒヨリの黒曜石の瞳が潤んでキラキラしていて、アリアナの胸をきゅんきゅんさせた。
「あらあら!本当に可愛いわ!食べちゃおうかしら?…タイプはね、愛情深い人よ♡」
「おれ、あいじょうたっぷりだよ?」
アリアナの手を握り、ふにゃふにゃに笑うヒヨリ。
そんなヒヨリを食べごろと判断したのか、最強野獣が動き出す。
ヒヨリを脇に抱えて、その場を去ろうとするのをシスが止めた。
「お前、何しようとしてんだよ!」
「食べごろまで待った。今がいい頃合いだ。」
しれっと答えるガルに、シスはそんなこと聞いているんじゃねえ!と怒鳴る。
「結婚の話が出ても放っていたのはその為か?酔わせて食うつもりか。」
ウランとアルが兄弟喧嘩をやめて、ガルの背後に立つ。
「ふん。どんなに騒ごうが、ヒヨリは俺のだ。お前らが結婚など夢ぐらいは見せてやる。」
ピキッと青筋を立てる兄弟。
「それでも酔っ払いを食うとはいただけんな。」
ダイナがヒヨリに水魔法のバリアを張った。
「ダイナ!!」
チッ!と舌打ちするガルの足元に紋章が浮かぶ。
「まぁまぁ、見逃してやれ。今日は初酒だ。お前に喰われたら、2度と酒飲まないぞ?」
足がギルド建物から離れない。
「何した?ティーン!?」
「ガルの力には敵わないから建物と契約を一時的にした。お前が動くと建物が壊れるぞ?」
ギリッと歯を軋ます。
「みんにゃ、こわいかおしちるー!わらおー!」
ガルに脇に抱えられながら、キャッキャしているヒヨリに呆れる。
そんなヒヨリをアルはガルが動けないうちに奪う。
「ヒヨリ!」
ガルは悔しそうにアルを睨むが、アルはヒヨリわ抱っこして微笑みを浮かべた。
「あるー?あちゅいよー!」
舌足らずのヒヨリに胸きゅんきゅん。
「お酒、たくさん飲んだからね。お水飲む?」
ニコニコしながらヒヨリに聞くと、ヒヨリは首を振って、服を脱ぎ出した。
抱えた状態で服を脱ぎ出した為、目の前にピンクの乳首が!!
アルは一瞬で理性が何処かに行き、ヒヨリの乳首にしゃぶりつこうとしたが、水バリアで咥えらない。
「くそ!ダイナさん!」
「いや、解くわけないだろ!!」
すると、ヒヨリはアルの腕から降りて、下も脱ぎ出した。
「ひ、ヒヨリ!?」
慌てる一同をよそに、スッポンポンになるヒヨリに、他のギルドメンバーも赤面で凝視する。
ダイナは鼻を押さえつつ、水魔法で霧を作り、ヒヨリを他者から隠した。
「ウラン!!このままヒヨリを部屋に連れて行け!」
ダイナは鼻を押さえているが、鮮血がポタポタとマスクから流れて、床に落ちる。
「すまん、ダイナ。俺今動けねえ。」
ヒヨリの身体に免疫の無いウランはアソコがすごい事になり動けず、アルも縮こまっている。
シスはガルが魔法を発動しないよう牽制中で動けないでいる。
「ヒヨリ。俺が運ぶ。」
「お前が1番信用ならないんだボケ!俺が運びたいが、お前から目を離せねー。」
ガルとシスが睨み合いを続ける中、ふふふっと笑顔のアリアナさんがタオルでヒヨリを包み、抱き抱えて、ヒヨリの部屋へ向かう。
「こういう時使えない男はモテないわよ。ヒヨリ君に振られちゃいなさい。」
アリアナの笑顔とは裏腹の冷たい言葉にピシッと固まる男達。
1番固まるであろう男は、明日の朝、全てを知るヒヨリである事をまだ誰も知らない。
ベアードさんがご馳走をたくさん作ってくれした。
今ほっぺパンパンに詰め込み中です。
皆はゴクゴク酒を飲んでいる。
うーむ、なんかここまでくると、飲んでみたい気がする…
一緒に討伐して、打ち上げ?って感じが羨ましい。
俺食ってるだけだが、なんだかんだ酒のが盛り上がるもんね。
「ヒヨリくん、美味しくなかったかい?」
俺がほっぺパンパンにして固まっていると、ベアードさんが心配そうに話しかけてきた。
俺は慌てて、詰め込んだご飯を噛んで飲み込んだ。
「ベアードさんのご飯は美味しいです。ただ、酒が飲めていいなって思ってました。俺のとこだと20歳からしか酒飲めなかったから、なんか呑まないこと守ってたんですが…こういう、討伐後の打ち上げが楽しそうで…。」
するとベアードさんはキッチンから何か取り出してきた。
大きな瓶に赤色の液体、中に色とりどりのフルーツが入っている。
「ワインの果実漬けだよ。いつも飲まないから、ヒヨリは甘い酒の方がいいのかな?って作ってみたんだ。そろそろ飲み頃だと思うけど、味見するかい?」
赤色の中にキラキラが入っているみたいな酒にテンション上がる俺は勢いよく頷いた。
「アルコールは果実汁で割って低くしたけど、一応少しずつにしなよ?」
お玉で救い、コップに注ぐ。
ドキドキして眺めていると、ウランが肩を抱いてきた。
「おー!初めての酒か!乾杯するぞ!」
ガル達が手元のジョッキを掲げた。
うお!憧れ!
「カンパーイ!!」
ゴクッ…
「!!」
ゴクゴクゴク!!
「美味しい!!美味しいよ!ベアードさん!」
甘くて飲みやすい!!
ベアードさんも満足そうに見ていた。
俺はもう一度お玉から掬い、コップに入れた。
「まぁ!美味しそう!!」
アリアナさんがお酒に釣られて寄ってきた。
今仕事が片付いたらしい。
「ベアードさんが作ってくれたんです。アリアナさんも飲みますか?」
俺はアリアナさんの分もお玉から掬い、コップに注いだ。
2人で小さくカンパーイをしてまた飲み干す。
う、うまーい!!
「美味しいわ!!甘みと酸味が絶妙ね!」
「もう一杯飲みますか??」
「ええ!もらいたいわ!」
もう一度2つのコップに注ぐ。
「おい、ヒヨリ君、飲み過ぎないようにね?初めての酒だろ?」
ベアードさんが心配そうに声を掛けてくる。
いやジュースみたいだし大丈夫!大丈夫!
ってか、もう、アリアナさん自分で注いでいるし、俺にも……
ありがとうございます!!!
ゴクゴクゴク!
やばい、なんか楽しくなってきた。
「お、おい、アリアナ…ヒヨリ君にそんなに注いで…!」
オロオロしだすベアードさん。
アリアナさんがどんどん注ぐから途中俺も必死。
「美味しいわね!ヒヨリくん♡」
ふふふって笑うアリアナさんが可愛すぎて……
「アリアナしゃん!キレイ!かわいー♡」
「まぁ!!ふふふ!嬉しいわ!こんなおばさんに♡」
口に手を当てて笑う姿が上品でたまりません!!
「おばしゃんじゃないよ。かわいーんらよ!!」
あー…なんか熱い…
「ヒヨリ君も可愛いわよ。ピンクのほっぺに目もくりくりがトロンとして♡じゃあ、私の2番目の夫になる?」
アリアナさんのオッ、夫!?
「なっ、なりま…ぶふ!?」
俺は勢いよく、手を挙げたのに、急に後ろから口を塞がれた。
「母さん!!!ふざけないで下さい!!」
あ、アル…。
「ふざけてないわ?ヒヨリ君可愛いし、いいじゃない?貴方のお父さんよ?」
ふむ、アルとウランが息子か…
「アル、パパってよんでいいよー。」
ふへへっと笑うと俺の口はまた塞がれた。
「何物騒な話をしてんだよ。誰がパパだ。」
ウランが眉を寄せながら来た。
俺は手を挙げたが無視された。
「母さん、旦那より息子にしたくありませんか?」
アルが俺の口を塞ぎながらアリアナに提案する。
「息子??確かに息子も可愛いわね!」
えーっ!俺は夫がいい!!
「俺と結婚すれば、ヒヨリが息子ですよ!」
「おい、なんで弟のお前が先に結婚してんだ。まず俺からだろう?俺と結婚してもアリアナの息子だぜ?」
ウランとアルがバチバチしてますが、俺はアリアナさんがいい!
「まぁまぁ!モテモテね!ヒヨリ君♡」
そんな俺たちをずっと見ている奴がいる。
飲み始める前からずっと…
気にしないようにしていたが…
チラッと見ると、ガルが獲物を見るかのように視線を向けている。
怖さに少し酒が抜けてきました。
俺の視線に気づいたのか?
甘い瞳へと変わる。
「酔ったヒヨリ可愛い…♡」
お、恐ろしい…こいつに隙は作るな!!
しかし、俺から離れ、ギャーギャーやり出した兄弟を放ってアリアナさんが酒をグイグイ俺に押し付ける。
「はい、ヒヨリくん♡」
にっこりと笑って可愛いー!!
受け取る俺、バカー!!
ゴクゴクゴク
可愛いー!!バカー!!
ゴクゴクゴク
そんなこと繰り返してたら、あれ?
気持ちいいいい?!
「ふにゃふにゃねヒヨリ君♡」
ふふふってまた可愛いく笑うアリアナさんに、俺は目をうるうるさせて手を握った。
「ありあなしゃん!どんなおとこがたいぷでしゅか?」
ヒヨリの黒曜石の瞳が潤んでキラキラしていて、アリアナの胸をきゅんきゅんさせた。
「あらあら!本当に可愛いわ!食べちゃおうかしら?…タイプはね、愛情深い人よ♡」
「おれ、あいじょうたっぷりだよ?」
アリアナの手を握り、ふにゃふにゃに笑うヒヨリ。
そんなヒヨリを食べごろと判断したのか、最強野獣が動き出す。
ヒヨリを脇に抱えて、その場を去ろうとするのをシスが止めた。
「お前、何しようとしてんだよ!」
「食べごろまで待った。今がいい頃合いだ。」
しれっと答えるガルに、シスはそんなこと聞いているんじゃねえ!と怒鳴る。
「結婚の話が出ても放っていたのはその為か?酔わせて食うつもりか。」
ウランとアルが兄弟喧嘩をやめて、ガルの背後に立つ。
「ふん。どんなに騒ごうが、ヒヨリは俺のだ。お前らが結婚など夢ぐらいは見せてやる。」
ピキッと青筋を立てる兄弟。
「それでも酔っ払いを食うとはいただけんな。」
ダイナがヒヨリに水魔法のバリアを張った。
「ダイナ!!」
チッ!と舌打ちするガルの足元に紋章が浮かぶ。
「まぁまぁ、見逃してやれ。今日は初酒だ。お前に喰われたら、2度と酒飲まないぞ?」
足がギルド建物から離れない。
「何した?ティーン!?」
「ガルの力には敵わないから建物と契約を一時的にした。お前が動くと建物が壊れるぞ?」
ギリッと歯を軋ます。
「みんにゃ、こわいかおしちるー!わらおー!」
ガルに脇に抱えられながら、キャッキャしているヒヨリに呆れる。
そんなヒヨリをアルはガルが動けないうちに奪う。
「ヒヨリ!」
ガルは悔しそうにアルを睨むが、アルはヒヨリわ抱っこして微笑みを浮かべた。
「あるー?あちゅいよー!」
舌足らずのヒヨリに胸きゅんきゅん。
「お酒、たくさん飲んだからね。お水飲む?」
ニコニコしながらヒヨリに聞くと、ヒヨリは首を振って、服を脱ぎ出した。
抱えた状態で服を脱ぎ出した為、目の前にピンクの乳首が!!
アルは一瞬で理性が何処かに行き、ヒヨリの乳首にしゃぶりつこうとしたが、水バリアで咥えらない。
「くそ!ダイナさん!」
「いや、解くわけないだろ!!」
すると、ヒヨリはアルの腕から降りて、下も脱ぎ出した。
「ひ、ヒヨリ!?」
慌てる一同をよそに、スッポンポンになるヒヨリに、他のギルドメンバーも赤面で凝視する。
ダイナは鼻を押さえつつ、水魔法で霧を作り、ヒヨリを他者から隠した。
「ウラン!!このままヒヨリを部屋に連れて行け!」
ダイナは鼻を押さえているが、鮮血がポタポタとマスクから流れて、床に落ちる。
「すまん、ダイナ。俺今動けねえ。」
ヒヨリの身体に免疫の無いウランはアソコがすごい事になり動けず、アルも縮こまっている。
シスはガルが魔法を発動しないよう牽制中で動けないでいる。
「ヒヨリ。俺が運ぶ。」
「お前が1番信用ならないんだボケ!俺が運びたいが、お前から目を離せねー。」
ガルとシスが睨み合いを続ける中、ふふふっと笑顔のアリアナさんがタオルでヒヨリを包み、抱き抱えて、ヒヨリの部屋へ向かう。
「こういう時使えない男はモテないわよ。ヒヨリ君に振られちゃいなさい。」
アリアナの笑顔とは裏腹の冷たい言葉にピシッと固まる男達。
1番固まるであろう男は、明日の朝、全てを知るヒヨリである事をまだ誰も知らない。
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