41 / 110
初の旅、いざ王都へ!
しおりを挟む
「じゃあ、行ってきます!!」
背中から離れないガルをダイナとシスが引き剥がしてくれたので、その隙に俺達はギルドを後にした。
初めての旅にウキウキで自然にスキップしてしまう。
「おいおい、それじゃあ、すぐ疲れるぞ?って体力はお前無敵か。」
そうなんですよ!一応疲れますがね?
「どれくらいで着くの?」
「馬車で3日だ。途中まで馬車に乗り、王都近辺の村や町で人攫いが起きていないか、情報を集める。」
ティーンの言葉にうんうんと頷く。
「俺、馬車も初めてだ。」
ニコニコしながら言うと、アルが笑いながら、俺の肩を叩く。
「初めてが沢山だなヒヨリ。ヒヨリ見ていると俺もワクワクするよ!」
「楽しそうで何よりだよ。だが、馬車はケツがキツいぞ?そんなふにゃふにゃな尻で大丈夫か?」
ウランが尻を揉んできた。
「ひゃあ!?やめろよ!」
キッとウランを睨む。
ニヤニヤ笑いやがってー!!あのシオらしさはどこいった!!
******
「ひょえー!!イテテッ!!」
現在初馬車にチャレンジ中ですが、中は振動が凄く、確かにお尻が痛い!!
「ヒヨ、俺の膝に来るか?」
「兄貴は黙ってて!俺の膝においで?」
うう…確かに、ずっとこれはしんどい。そして膝の上はガルで慣れている。
だが、今更だが、ぷ、プライドが…。
ヒョイッ
へ!?
俺はまさかのティーンさんの膝の上に座らせられた。
「皆が取り合うから、どんなものかと。…ふむ。柔らかくて悪くない。」
お尻鍛えよう…。
「ヒヨリ!こっちに来てよ!」
アル、そう言われてもガッチリ腕でホールドされてます。
「そういえば、ウランさんとティーンさんは何歳なんですか?」
場を誤魔化す為に何気ない事を聞いてみた。
「ウランさんてキモいな。31歳だが。」
「俺は88歳だ。」
やはり、まだここの年齢には慣れない。
「俺の世界だと88歳はおじいちゃんです。」
ティーンさんはガーン!!と傷付いた顔をした。
「ヒヨリの世界は100歳までもなかなか生きられないらしいよ?」
アルがそう言うと、ティーンさんはよりショックを受けた顔をした。
「まあ、俺はもうこっちの体質になったそうだから皆と一緒だけどね。」
それを聞いて少しウランとティーンはホッとしたような顔をした。
ちょっと嬉しい。
「俺はダークエルフとのハーフだから、何歳までかわからん。エルフ族は何千と生きるが、人は平均300だ。まぁ最低300歳だろ。」
な、なるほど…何千…想像つかないな。
300年でも想像つかないし。
「ヒヨリ、お前は何か得意なことはあるか?」
うーむ…。
「ヒヨはスキルからしてエロい事が得意なんじゃねえか?」
「ちげーし!!」
「ヒヨリは技じゃなくて、表情や中が…「わあああああ!!」」
アル!!何ちゅう事を!!
「フム…じゃあ、男娼という役柄で行くか?」
ティーンの発言に目が点になる。
「ギルドとバレない様にしたい。盗賊に接近するしあまり属性もバレたくないからな。ヒヨリなど攻撃魔法が無いとバレた時点でまずい。」
なるほど、何気なく近づく為の設定ね。
「じゃあ、マッサージ屋にする。」
「何だ?マッサージって?」
そうだ、こっちでは、魔法で疲労回復するから無いんだった。
「俺の世界の疲労回復方法。身体の疲労を取る為、健康的にする為に筋肉を揉んだり、骨格の歪みを整えるんだ。俺の家がそういった店を出していたんだ。」
「身体触るって、エロいことか?」
ワクワクしながら聞いてくるウランをジトっと睨む。
「エロくない。後でやってみせるよ。俺結構上手いよ!父親のお墨付き!」
「わかった。後でやって見てくれた。商売になりそうなら、それで行く。ダメなら、個人の男娼でウランが元締めだ。アルは情報収集に動いてくれ。」
なんか男娼の方で話進みそうなんですが!?
絶対納得させてやる!!
そんな事を考えていると、急に馬車が止まった。
どうしたのかと、アルが外に出てみると、大きな木が道に横たわっていた。
「木を退かさなきゃな。」
ウランが手を掲げようとした瞬間、ティーンがウランを制する。
ティーンがアルを見て、口をパクパクする。アルはその指示に気づき、風の囁きを使った。
( 多分、これは罠だ。数人の気配がする。殺気は無いから、どんな属性、スキルがあるかの試しと言える。王都に向かう道中、しかもまだかなりある中で、調べているなら、やはり王都には何かある。)
ティーンは音を乗せて皆に伝える。
(随分用心深いじゃないか。闇獅子かもな。)
(じゃあ、どうする?木は?)
(歩くしか無さそうですね。)
(アルの魔法は発動が分かりにくいから、バレない様に伝えたい場合の為、風の囁きは常にかけておいてくれ。近くの町まで後少しだ。このまま気づかないフリして歩くぞ)
「どうやって動かすんだ。馬でもこの太さでは無理だ。」
ティーンが演じだした。
「すみません、近くの町までどれくらいですか?」
アルが御者に話掛ける。
「そんな遠くないはずだよ。歩いて行ける距離だ。」
「じゃあ、歩くか。じゃあ、此処までの支払いだ。」
ウランが懐からお金を支払う。
み、みんな上手い!!俺はドキドキして喋れない。
ただ皆にオタオタしながら流れに身を任せる。
あわあわしている俺が面白いのか、アルが必死に笑いを堪えている。口がフルフル震えてますよ!!
俺達は歩き出した。
暫く歩いても気配が消えない様で、風の囁きでのティーンの指示に従いながら、何気ない会話をし続けた。
「もう良いだろう。気配はしない。」
ティーンの発言に、俺は一気に気が抜けた。
「ティーンさん、よくわかるね?気配なんて全然分かんないよ。」
「俺はエルフの耳を持つ。音や気配に過敏に反応するんだ。」
へー耳便利だな。
「それにしても、かなりの時間見られていたな。怪しまれたか?」
ウランは眉を寄せる。
ティーンは少し考える仕草をして、俺を見た。
「1人かなりの強さを持つ男がヒヨリに視線を送っていた。俺の耳でも捕らえられないほどの足音と気配だ。殺気は無かったが、視線が強かったから視線の先を追う事が出来た。」
やばい!俺、やらかした?俺のせいで何か気付かれた!?
俺は一気に蒼ざめた。
「1人だけあわあわしてたもんな。」
ウランが意地の悪い笑みを浮かべる。
いつもなら睨み返しているが、流石に何も言い返せない。
「いや、これは…大物がかかったかもな。」
不敵に笑うティーン。
へ?俺の失敗じゃない?大丈夫?
俺は不安げに瞳を潤ませた。
それに気付いたティーンは、ポンッと肩を叩いてくれた。
「流石は良い生き餌だ。」
俺はミミズかよ!!
背中から離れないガルをダイナとシスが引き剥がしてくれたので、その隙に俺達はギルドを後にした。
初めての旅にウキウキで自然にスキップしてしまう。
「おいおい、それじゃあ、すぐ疲れるぞ?って体力はお前無敵か。」
そうなんですよ!一応疲れますがね?
「どれくらいで着くの?」
「馬車で3日だ。途中まで馬車に乗り、王都近辺の村や町で人攫いが起きていないか、情報を集める。」
ティーンの言葉にうんうんと頷く。
「俺、馬車も初めてだ。」
ニコニコしながら言うと、アルが笑いながら、俺の肩を叩く。
「初めてが沢山だなヒヨリ。ヒヨリ見ていると俺もワクワクするよ!」
「楽しそうで何よりだよ。だが、馬車はケツがキツいぞ?そんなふにゃふにゃな尻で大丈夫か?」
ウランが尻を揉んできた。
「ひゃあ!?やめろよ!」
キッとウランを睨む。
ニヤニヤ笑いやがってー!!あのシオらしさはどこいった!!
******
「ひょえー!!イテテッ!!」
現在初馬車にチャレンジ中ですが、中は振動が凄く、確かにお尻が痛い!!
「ヒヨ、俺の膝に来るか?」
「兄貴は黙ってて!俺の膝においで?」
うう…確かに、ずっとこれはしんどい。そして膝の上はガルで慣れている。
だが、今更だが、ぷ、プライドが…。
ヒョイッ
へ!?
俺はまさかのティーンさんの膝の上に座らせられた。
「皆が取り合うから、どんなものかと。…ふむ。柔らかくて悪くない。」
お尻鍛えよう…。
「ヒヨリ!こっちに来てよ!」
アル、そう言われてもガッチリ腕でホールドされてます。
「そういえば、ウランさんとティーンさんは何歳なんですか?」
場を誤魔化す為に何気ない事を聞いてみた。
「ウランさんてキモいな。31歳だが。」
「俺は88歳だ。」
やはり、まだここの年齢には慣れない。
「俺の世界だと88歳はおじいちゃんです。」
ティーンさんはガーン!!と傷付いた顔をした。
「ヒヨリの世界は100歳までもなかなか生きられないらしいよ?」
アルがそう言うと、ティーンさんはよりショックを受けた顔をした。
「まあ、俺はもうこっちの体質になったそうだから皆と一緒だけどね。」
それを聞いて少しウランとティーンはホッとしたような顔をした。
ちょっと嬉しい。
「俺はダークエルフとのハーフだから、何歳までかわからん。エルフ族は何千と生きるが、人は平均300だ。まぁ最低300歳だろ。」
な、なるほど…何千…想像つかないな。
300年でも想像つかないし。
「ヒヨリ、お前は何か得意なことはあるか?」
うーむ…。
「ヒヨはスキルからしてエロい事が得意なんじゃねえか?」
「ちげーし!!」
「ヒヨリは技じゃなくて、表情や中が…「わあああああ!!」」
アル!!何ちゅう事を!!
「フム…じゃあ、男娼という役柄で行くか?」
ティーンの発言に目が点になる。
「ギルドとバレない様にしたい。盗賊に接近するしあまり属性もバレたくないからな。ヒヨリなど攻撃魔法が無いとバレた時点でまずい。」
なるほど、何気なく近づく為の設定ね。
「じゃあ、マッサージ屋にする。」
「何だ?マッサージって?」
そうだ、こっちでは、魔法で疲労回復するから無いんだった。
「俺の世界の疲労回復方法。身体の疲労を取る為、健康的にする為に筋肉を揉んだり、骨格の歪みを整えるんだ。俺の家がそういった店を出していたんだ。」
「身体触るって、エロいことか?」
ワクワクしながら聞いてくるウランをジトっと睨む。
「エロくない。後でやってみせるよ。俺結構上手いよ!父親のお墨付き!」
「わかった。後でやって見てくれた。商売になりそうなら、それで行く。ダメなら、個人の男娼でウランが元締めだ。アルは情報収集に動いてくれ。」
なんか男娼の方で話進みそうなんですが!?
絶対納得させてやる!!
そんな事を考えていると、急に馬車が止まった。
どうしたのかと、アルが外に出てみると、大きな木が道に横たわっていた。
「木を退かさなきゃな。」
ウランが手を掲げようとした瞬間、ティーンがウランを制する。
ティーンがアルを見て、口をパクパクする。アルはその指示に気づき、風の囁きを使った。
( 多分、これは罠だ。数人の気配がする。殺気は無いから、どんな属性、スキルがあるかの試しと言える。王都に向かう道中、しかもまだかなりある中で、調べているなら、やはり王都には何かある。)
ティーンは音を乗せて皆に伝える。
(随分用心深いじゃないか。闇獅子かもな。)
(じゃあ、どうする?木は?)
(歩くしか無さそうですね。)
(アルの魔法は発動が分かりにくいから、バレない様に伝えたい場合の為、風の囁きは常にかけておいてくれ。近くの町まで後少しだ。このまま気づかないフリして歩くぞ)
「どうやって動かすんだ。馬でもこの太さでは無理だ。」
ティーンが演じだした。
「すみません、近くの町までどれくらいですか?」
アルが御者に話掛ける。
「そんな遠くないはずだよ。歩いて行ける距離だ。」
「じゃあ、歩くか。じゃあ、此処までの支払いだ。」
ウランが懐からお金を支払う。
み、みんな上手い!!俺はドキドキして喋れない。
ただ皆にオタオタしながら流れに身を任せる。
あわあわしている俺が面白いのか、アルが必死に笑いを堪えている。口がフルフル震えてますよ!!
俺達は歩き出した。
暫く歩いても気配が消えない様で、風の囁きでのティーンの指示に従いながら、何気ない会話をし続けた。
「もう良いだろう。気配はしない。」
ティーンの発言に、俺は一気に気が抜けた。
「ティーンさん、よくわかるね?気配なんて全然分かんないよ。」
「俺はエルフの耳を持つ。音や気配に過敏に反応するんだ。」
へー耳便利だな。
「それにしても、かなりの時間見られていたな。怪しまれたか?」
ウランは眉を寄せる。
ティーンは少し考える仕草をして、俺を見た。
「1人かなりの強さを持つ男がヒヨリに視線を送っていた。俺の耳でも捕らえられないほどの足音と気配だ。殺気は無かったが、視線が強かったから視線の先を追う事が出来た。」
やばい!俺、やらかした?俺のせいで何か気付かれた!?
俺は一気に蒼ざめた。
「1人だけあわあわしてたもんな。」
ウランが意地の悪い笑みを浮かべる。
いつもなら睨み返しているが、流石に何も言い返せない。
「いや、これは…大物がかかったかもな。」
不敵に笑うティーン。
へ?俺の失敗じゃない?大丈夫?
俺は不安げに瞳を潤ませた。
それに気付いたティーンは、ポンッと肩を叩いてくれた。
「流石は良い生き餌だ。」
俺はミミズかよ!!
43
お気に入りに追加
2,539
あなたにおすすめの小説
教室ごと転移したのに陽キャ様がやる気ないのですが。
かーにゅ
BL
公開日増やしてからちょっと減らしました(・∀・)ノ
ネタがなくて不定期更新中です……
陽キャと陰キャ。そのくくりはうちの学校では少し違う。
陰キャと呼ばれるのはいわゆるオタク。陽キャはそれ以外。
うちのオタクたちは一つに特化していながら他の世界にも精通する何気に万能なオタクであった。
もちろん、異世界転生、異世界転移なんてものは常識。そこにBL、百合要素の入ったものも常識の範疇。
グロものは…まあ人によるけど読めなくもない。アニメ系もたまにクソアニメと言うことはあっても全般的に見る。唯一視聴者の少ないアニメが女児アニメだ。あれはハマるとやばい。戻れなくなる。現在、このクラスで戻れなくなったものは2人。1人は女子で妹がいるためにあやしまれないがもう1人のほうは…察してくれ。
そんな中僕の特化する分野はBL!!だが、ショタ攻め専門だ!!なぜかって?そんなの僕が小さいからに決まっているじゃないか…おかげで誘ってもネコ役しかさせてくれないし…本番したことない。犯罪臭がするって…僕…15歳の健全な男子高校生なのですが。
毎週月曜・水曜・金曜・更新です。これだけパソコンで打ってるのでいつもと表現違うかもです。ショタなことには変わりありません。しばらくしたらスマホから打つようになると思います。文才なし。主人公(ショタ)は受けです。ショタ攻め好き?私は受けのが好きなので受け固定で。時々主人公が女に向かいますがご心配なさらず。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
エロゲ世界のモブに転生したオレの一生のお願い!
たまむし
BL
大学受験に失敗して引きこもりニートになっていた湯島秋央は、二階の自室から転落して死んだ……はずが、直前までプレイしていたR18ゲームの世界に転移してしまった!
せっかくの異世界なのに、アキオは主人公のイケメン騎士でもヒロインでもなく、ゲーム序盤で退場するモブになっていて、いきなり投獄されてしまう。
失意の中、アキオは自分の身体から大事なもの(ち●ちん)がなくなっていることに気付く。
「オレは大事なものを取り戻して、エロゲの世界で女の子とエッチなことをする!」
アキオは固い決意を胸に、獄中で知り合った男と協力して牢を抜け出し、冒険の旅に出る。
でも、なぜかお色気イベントは全部男相手に発生するし、モブのはずが世界の命運を変えるアイテムを手にしてしまう。
ちん●んと世界、男と女、どっちを選ぶ? どうする、アキオ!?
完結済み番外編、連載中続編があります。「ファタリタ物語」でタグ検索していただければ出てきますので、そちらもどうぞ!
※同一内容をムーンライトノベルズにも投稿しています※
pixivリクエストボックスでイメージイラストを依頼して描いていただきました。
https://www.pixiv.net/artworks/105819552
僕が玩具になった理由
Me-ya
BL
🈲R指定🈯
「俺のペットにしてやるよ」
眞司は僕を見下ろしながらそう言った。
🈲R指定🔞
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体等とは一切関係ありません。
※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨
ので、ここで新しく書き直します…。
(他の場所でも、1カ所書いていますが…)
迷子の僕の異世界生活
クローナ
BL
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。
通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。
その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。
冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。
神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。
2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。
買われた悪役令息は攻略対象に異常なくらい愛でられてます
瑳来
BL
元は純日本人の俺は不慮な事故にあい死んでしまった。そんな俺の第2の人生は死ぬ前に姉がやっていた乙女ゲームの悪役令息だった。悪役令息の役割を全うしていた俺はついに天罰がくらい捕らえられて人身売買のオークションに出品されていた。
そこで俺を落札したのは俺を破滅へと追い込んだ王家の第1王子でありゲームの攻略対象だった。
そんな落ちぶれた俺と俺を買った何考えてるかわかんない王子との生活がはじまった。
35歳からの楽しいホストクラブ
綺沙きさき(きさきさき)
BL
『35歳、職業ホスト。指名はまだ、ありません――』
35歳で会社を辞めさせられた青葉幸助は、学生時代の後輩の紹介でホストクラブで働くことになったが……――。
慣れないホスト業界や若者たちに戸惑いつつも、35歳のおじさんが新米ホストとして奮闘する物語。
・売れっ子ホスト(22)×リストラされた元リーマン(35)
・のんびり平凡総受け
・攻めは俺様ホストやエリート親友、変人コック、オタク王子、溺愛兄など
※本編では性描写はありません。
(総受けのため、番外編のパラレル設定で性描写ありの小話をのせる予定です)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる