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次の日リオンは、まず
お風呂に入った。

「やっぱりシャワーで、洗うのは楽でいい。」

洗い終わった浴槽に入ると、、、
チェシャが先に入っていた。

「うわ!ビックリしたー!!!
居るなら言え!てか、
何で俺ん家で風呂に入るんだ!?」

「いいじやない別に。
たまには、大きな!お風呂に入りたくなるのよ。」

「ならルームの風呂をデカくすればいいだろ!」

「あれは、あれで。いいのよ!
あのサイズが1番便利なの。」

「たしかに、、、
分かる気がする。」

「そうでしょ。」

渋々リオンも納得して風呂に入った。

「貴方、、、これからどうするの?」

「そうだな!まず、、、
ラット村の方に名物を作って客を集めたい。
出来れば冒険者を呼びたい。」

「へぇ~、、、」

「何かいい案は無いか?」

「そうね。貴方が作った武器を売ったら」

「それなら王都で売っても変わらない。
お金じゃないんだ!」

「そう。」

「何かあの村に冒険者が止まる物があれば、、、
チェシャ!!!ダンジョンて、作れないのか?」

「現状すぐには、無理ね。
ダンジョンが出来るには、洞窟に大量の魔力と時間が必要なの。」

「どのぐらいかかるんだ?」

「小さなダンジョンで、少なくても10年ね。」

「そんなにかかるのか、、、
何か他にいい案はないかな~、、、。」

「他には何をするの、、、?」

「ん?、ん~?
2つの村を猿魔に警護させる。」

「それは、ありね。」

「後は、やっぱり金かな、、、」

「私には必要ないけど。
人間には、必要な物ね。」

「ああ。その為にもラット村で収入を出したいのだが、、、
後は2つの村を繋げてられないかな?
ワープ的な何かで!?」

「難しいわね。ゲートとゲートを繋ぐには、お互いが魔力を流す必要があるのよ。」

「そうなのか、、、
じゃあ。向こうにも魔力を流してくれる人が居ればゲートを使えるんだな。」

「タイミングが合うかしら!?」

「難しいかぁ、、、」

「ダンジョンみたいな常に魔力がある所になら繋げるわよ。」

「ん?それって、、、
名物ダンジョン作れんじゃね!!!」

「ええ。そうね
あの村にダンジョンを作るのは、難しいけど
あの村からゲートでダンジョンに飛ぶ事は可能だわ。」

「ち、、ちょ、、、っと、ちょっと待ってくれ!ダンジョンは常に魔力があるからゲートを繋げられるって事は、村にも魔力が常にあればゲートを繋げるって事だよな!」

「ええ、そうね。」

「なら魔石でも地面に埋めてその上にゲートを作れば、いけるのか?」

「あら!いけるわね。」

「あら!いけるわね。じゃねー!!!」

それからチェシャとリオンは言い合いになり
チェシャは怒ってルームに帰ってしまった。
それからリオンは、いいダンジョンを見つける為。
王都のギルドに向かった。

「よ!オイスター。」

「あ!黒騎士様、、、
何ようでしょうか。」

「少しダンジョンのある場所を教えてもらいたいんだ!」

オイスターは地図を出すと、、、
ダンジョンの場所を印してくれた。

「ありがとう。いつも助かる!
あと!これも買い取って欲しいんだ。」

「なんで、、、うわ!!!」

リオンは、倒した大量の猿魔をボックスルームから取り出した。

「全部で45体だ!!!」

「本当に!!!貴方は、、、こんなに大量に、、、」

オイスターは言いたい事をグッと抑えて

「かしこまりました。」

すぐにギルドスタッフに運ばせ、、、
料金を出した。

「一匹。銀貨5枚なのでさが、、、
今回は大量に持って来て頂いたので
全部で、金貨25枚とさせて頂きます。」

(一匹5万て、事だから全部で二百二十五万て事だから250万は、、、)

「得したな。」

「、、、得したな、、、
得したじゃありませんよ!!!」

オイスターの我慢の限界が来たようだ!

「いいですか、よーく聞いてください。
猿魔は基本Bランクですが!それは、一体の事を言うんです。群れをなしてたらランクが上がるし!それに猿魔の中には上位個体が
居て、それはAランクなんですからね。
そんなのが居る群れは50~100になるとも言われてるんです。
それに100体なんかの群れに遭遇したらSランクのモンスターを相手にするより厄介なんですからね!!!
、ハァ、、ハァ、、、ハァ、、、。」

息継ぎもしないで話していた為オイスターの息は上がっていた。

「、お、、おう!」

「ハァ、、、分かりましたか?」

「何が?アイツの事か、、、?」
ギルドのテーブルを指差すと、そこには大猿魔とスライムが大人しく座っていた。

ガックリと肩を落とすオイスター、、、

「貴方って方は、、、。」

「まぁ。成り行きでな!」

「成り行きでAランクのモンスターをテイムしたんですか、、、。」

「テイム?したっけかな、、、?
まだしてないや。」

「まだしてない!?何で?どう言う事ですか?何で大人しく言う事を聞いてるんですか?」

「知らねーよ!
おい!猿ちょっと来い!!!」

大猿魔が近づいて来た。
「ナンダ、、、ボス!!!」

「お前の事テイムした方が、いいのか?」

「オデ、、ワカラナイ!?
テイム、、、シナクテモ、、、ボス、ニ、、シタガウ。」

「て、言ってんだけど、、、テイムした方がいいのか?」

「分かりません。テイムもしないでモンスターが言う事を聞くなんて聞いた事ありませんから、、、」

「いちようテイムしとくか、、、。」

大猿魔に手を翳すと。

「テイム!!!」

大猿魔が少し光り!

【大猿魔をテイムしました。】

「これで!よしと。」

「もう、テイムしたんですか?」

「おう。」

「オデ!これからもボスにズットついて行く。」

「お!言葉が少し上手くなった。」

「そうですか、、、Aランクのモンスターのテイムをこんな簡単に、、、。」

「じゃあ?俺らソロソロ行くわ!」

「Aランクのモンスターをこんな簡単に、、、」

ブツブツ呟くオイスターを横目に、、、
リオンと猿魔とスライムはギルドを後にした。
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