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第136話 賞品
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試合は終わったが、ベヴァイスの裏切りが動揺を生んでいた。
いったい、『機械の国』とは何だ。
「なあ、ダスク。重症のところ悪いが、なぜベヴァイスを入れた」
「なぁに、単純に金を積まれたからさ。大金を払うから、自分をギルドに入れろとしつこくてな。もちろん、最初は断っていた。だが、オレはこの国を手に入れるために、資金が必要だった。ほら、この公式ギルド戦だ。これをやるにも金が必要だからな。あとは活動資金とかだな」
なるほど、筋は通っているわけだ。
で、あのよく分からんアンドロイド・ベヴァイスを入れたと。
「あれは危険」
「フォース、やっぱりそう思うよな」
「うん。今この世界はあらゆる世界と繋がっているから、あんな機械オバケも侵入してきていると聞く。気を付けて」
「……そうだな。よし、ひとまず帰ろう。ダスクは俺が」
「ユメさん、あの……いろいろと申し訳ありませんでした」
いきなり謝ってくるタイニ。根は良い子なのかもしれないな。
「気にするな。俺ももうちょい、みんなことを考えてみるよ」
「ありがとうございます」
「おし、ダスク。お前をデイブレイクの本拠地へ連れていくぞ」
◆
ダスクをデイブレイクに預けた。
あとはキャロルが何とかしてくれるだろう。
他のメンバー、タイニ、メランコリー、フォーサイト、レゾンも同じく、本拠地へ入った。メンバーも同様に負傷やらしているからな。しばらくは安静だ。
「さて……俺たちも家に帰ろう」
「わたし、もうシャワー浴びたい……」
ネーブルはだいぶ汚れていた。そうだな、みんなでお風呂に入ろう。
◆
帰宅。
早々に風呂へ向かい、みんなで湯に浸かっていた。
「~~~~~~ふぅ。いい湯だ」
みんな疲れのせいか、言葉も交わさずバッタリ倒れている。まぁ、あれだけ動いたんだ。無理もない。俺も静かに、頭を真っ白にしてこの温泉に身を委ねたい気分だ。
「あのユメ様……」
「ん、どしたゼファ」
「腕を借りてもよろしいですか」
「腕~? いいけど――って、うわっ」
「お静かに。皆さんが起きてしまいますよ」
ゼファは俺の腕を取ると、胸を押し付けてきた。ほぼ挟まれている状況だ。……うっ、これはすごい。
「ユメ様もお疲れでしょうから……癒して差し上げます」
「……ありがとう、ゼファ。すっごく嬉しい」
「いえ、これは当然の報酬です。勝者には賞品があるべきでしょう。ですから、わたくしがユメ様の賞品です。どうぞ、お好きに」
マジか! いや、元からゼファは俺のものだけど。
……今ならみんな、ぐったりしてほぼ寝てるし、よし。
俺は膝の上にゼファを乗せて、イチャイチャした――。
◆
風呂を上がっても、ゼファは求めて来た。
あまりに可愛かったので自室に連れ込み、さらにイチャイチャした。
「…………ぅ」
「……はぁ、はぁ……」
ゼファの呼吸が乱れている。
時間を忘れて深い方のキスをしていたし、こうなるのも当然だ。
「あ、あの……ユメ様、この先も……」
「へぇ、今日のゼファは積極的だな~。そんなにえっちな事がしたかったのか」
「…………ユメ様、いぢわるです……。わたくしもう、我慢できないのに……」
か、可愛い。
ゼファをベッドに押し倒し、一晩を過ごした。
いったい、『機械の国』とは何だ。
「なあ、ダスク。重症のところ悪いが、なぜベヴァイスを入れた」
「なぁに、単純に金を積まれたからさ。大金を払うから、自分をギルドに入れろとしつこくてな。もちろん、最初は断っていた。だが、オレはこの国を手に入れるために、資金が必要だった。ほら、この公式ギルド戦だ。これをやるにも金が必要だからな。あとは活動資金とかだな」
なるほど、筋は通っているわけだ。
で、あのよく分からんアンドロイド・ベヴァイスを入れたと。
「あれは危険」
「フォース、やっぱりそう思うよな」
「うん。今この世界はあらゆる世界と繋がっているから、あんな機械オバケも侵入してきていると聞く。気を付けて」
「……そうだな。よし、ひとまず帰ろう。ダスクは俺が」
「ユメさん、あの……いろいろと申し訳ありませんでした」
いきなり謝ってくるタイニ。根は良い子なのかもしれないな。
「気にするな。俺ももうちょい、みんなことを考えてみるよ」
「ありがとうございます」
「おし、ダスク。お前をデイブレイクの本拠地へ連れていくぞ」
◆
ダスクをデイブレイクに預けた。
あとはキャロルが何とかしてくれるだろう。
他のメンバー、タイニ、メランコリー、フォーサイト、レゾンも同じく、本拠地へ入った。メンバーも同様に負傷やらしているからな。しばらくは安静だ。
「さて……俺たちも家に帰ろう」
「わたし、もうシャワー浴びたい……」
ネーブルはだいぶ汚れていた。そうだな、みんなでお風呂に入ろう。
◆
帰宅。
早々に風呂へ向かい、みんなで湯に浸かっていた。
「~~~~~~ふぅ。いい湯だ」
みんな疲れのせいか、言葉も交わさずバッタリ倒れている。まぁ、あれだけ動いたんだ。無理もない。俺も静かに、頭を真っ白にしてこの温泉に身を委ねたい気分だ。
「あのユメ様……」
「ん、どしたゼファ」
「腕を借りてもよろしいですか」
「腕~? いいけど――って、うわっ」
「お静かに。皆さんが起きてしまいますよ」
ゼファは俺の腕を取ると、胸を押し付けてきた。ほぼ挟まれている状況だ。……うっ、これはすごい。
「ユメ様もお疲れでしょうから……癒して差し上げます」
「……ありがとう、ゼファ。すっごく嬉しい」
「いえ、これは当然の報酬です。勝者には賞品があるべきでしょう。ですから、わたくしがユメ様の賞品です。どうぞ、お好きに」
マジか! いや、元からゼファは俺のものだけど。
……今ならみんな、ぐったりしてほぼ寝てるし、よし。
俺は膝の上にゼファを乗せて、イチャイチャした――。
◆
風呂を上がっても、ゼファは求めて来た。
あまりに可愛かったので自室に連れ込み、さらにイチャイチャした。
「…………ぅ」
「……はぁ、はぁ……」
ゼファの呼吸が乱れている。
時間を忘れて深い方のキスをしていたし、こうなるのも当然だ。
「あ、あの……ユメ様、この先も……」
「へぇ、今日のゼファは積極的だな~。そんなにえっちな事がしたかったのか」
「…………ユメ様、いぢわるです……。わたくしもう、我慢できないのに……」
か、可愛い。
ゼファをベッドに押し倒し、一晩を過ごした。
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