90 / 177
第90話 世界大奇襲
しおりを挟む
【 秘密結社・メタモルフォーゼ 】
「――――テスラは裏切り、パラドックスは滅びなかった」
「想定内よ。所詮、あの小娘は我らとは違う『ジェネシス』の申子で、ただの駒にすぎなかった……」
「ジークムント計画の継続はできよう。――そう、『プランD』ならな」
「我らは我等の道へ。儀式続行を望む」
「火、水、風、地……まずはこの四属性を生贄に」
「その後は光と闇を」
「「「「「「世界を生贄に」」」」」」
◆ ◆ ◆
――――とても嫌な予感がした。
それは見事に的中したようだ。
「ユメ!! ユメ!! ユメ!! ユメ!! ユメ!!」
キャロルがバタバタと駆け寄ってくるなり、俺の名を連呼した。
「おいおい、キャロル。五回も言わなくても分かるって。――で、どうした。珍しく息なんか乱して、そんな吉報があるのか?」
「…………はあ、はあ。……な、なわけないですよ。大変なんです!! 大変なんですよ!」
「なにが大変だって?」
「現在……『火の大国』、『水の聖国』、『風の帝国』、『地の神国』が大規模な奇襲を受けているのです!!! 恐ろしいほどのモンスターの軍勢が国を襲っているんですよ。大規模すぎてどう表現していいか……」
「お、落ち着けって。でも、そんな……四属性をいっぺんに? どこの馬鹿が……秘密結社・メタモルフォーゼか」
「ええ、ユメの言っていたその裏の組織の仕業《しわざ》かと……。いよいよ、世界を滅ぼす気なのでは……このままでは同盟国が!!」
「大丈夫だ。こんな事もあろうかと、実はな、同盟国には俺たちパラドックスの使ってる防衛システムを輸出してある。だから、どの国も最強の防衛力を持っている……まあ、ウチよりは劣るかもしれんが、平気さ」
「そ、そうなのでしょうか……」
「キャロル。ちなみに『光の天国』、『闇の覇国』はどうなってるんだ?」
「今のところ、その二か国に動きはありませんね。でも、このパラドックスにもモンスターが攻めてくるかもしれません。ご注意を――――」
言ったそばから、とんでもない轟音が外から……
『ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!』
地響きがした。
防音があるというのに、それを突き抜けるほどだ。
慌てて壁の様子を見ると、
「……く、どんだけ送り込んでいるんだよ!!」
そのモンスターの数……不明。
感じる気配だけだが――『100万』はいるだろうな。それ以上かも。
防衛システムが狂ったようにモンスターを絶えず迎撃し、戦争状態に陥っていた。……まずい。数が多すぎる。
「キャロル。民の避難を優先に。みんな、トラオムダンジョンに避難させろ。モンスターは調整して地下100Fまでは、イージーになってるし、大丈夫だろう」
「わ、分かりました! では、私は民の安全を優先にします。ユメ、どうか……国を防衛してください」
ドロンとキャロルは消え去った。
「ああ、任せろ」
◆
俺はみんなを招集し、事情を話した。
「………………」
突然のことに沈黙。
これから世界が滅亡するかもって言われても、実感湧かないわな。
「前にパラドックスが滅びかけた通りだ。今度は、他の同盟国が狙われ、全てを破壊し尽そうとしている。助けたいところだが、外は100万規模のモンスターで埋め尽くされている。今も尚、防衛システムが攻撃しまくっているが、いつまでも持つか……」
あまりにショッキングすぎて、誰も口を開かない。
……と、思われたが。
「ユメ、あとどれくらい持つの?」
フォースが冷静にそう状況の説明を求めて来た。
「そうだな、この規模となるともって半日ってところか。これ以上に増えたら分からん。壁は崩壊し、大量のモンスターが流れ込んで来るだろう。その時、国は終わりだ」
「これを見て」
フォースはいつしかの映像を宙に映し出した。
「パラドックスの周囲には、300万のモンスターがいる」
「なっ……300万だと!?」
「先ほど増えたみたい……このままでは危険。でも、まだ大丈夫。ユメは、この国の管理者だから、防衛システムに干渉できるよね」
「まあな。設備の強化とか俺がしてるし」
「もう本気を出すしかない。ダークエンチャントをシステムに付与して。それで防衛値は更に上昇し、兵器は『SSSランク』となり、高レベルモンスターでも一撃で倒せる」
「マジか! そんな方法があったとはな」
これは驚いた。
システムに闇を付与? 考えもつかなかった。
「よし、やってみよう!」
俺は【防衛システム】自体に『ダークエンチャント』を付与した。
いつもの【防衛システム】メニューが真っ黒に染まり、数値がデタラメにぶっ飛び、壊れたかのように――いや、これバグったわ。
「えぇ……フォース。これ大丈夫なのか?」
「大丈夫。もうすぐ正常に戻る」
彼女の言う通り、元に戻った。
ただし、
【防衛値】1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
とんでもねぇ防衛値になっていた。
「うぉい!? いくつあんだよ!!」
「10の48乗――つまり『極』の単位」
極……ああ、限界突破どころの騒ぎじゃないぞ、これ。
「うわっ、ユメ!!」
「どーした、ネーブル」
「そ、外が……」
「ん?」
フォースの映し出した画面を見てみると、黒々としたアルティメットレーザーが容赦なくモンスターを焼き払っていた。
その一撃が命中すると、10万、20万とモンスターの数を減らしていた。
「…………つよっ!!!」
あ……圧倒的ではないか、我が防衛力は!!!
「――――テスラは裏切り、パラドックスは滅びなかった」
「想定内よ。所詮、あの小娘は我らとは違う『ジェネシス』の申子で、ただの駒にすぎなかった……」
「ジークムント計画の継続はできよう。――そう、『プランD』ならな」
「我らは我等の道へ。儀式続行を望む」
「火、水、風、地……まずはこの四属性を生贄に」
「その後は光と闇を」
「「「「「「世界を生贄に」」」」」」
◆ ◆ ◆
――――とても嫌な予感がした。
それは見事に的中したようだ。
「ユメ!! ユメ!! ユメ!! ユメ!! ユメ!!」
キャロルがバタバタと駆け寄ってくるなり、俺の名を連呼した。
「おいおい、キャロル。五回も言わなくても分かるって。――で、どうした。珍しく息なんか乱して、そんな吉報があるのか?」
「…………はあ、はあ。……な、なわけないですよ。大変なんです!! 大変なんですよ!」
「なにが大変だって?」
「現在……『火の大国』、『水の聖国』、『風の帝国』、『地の神国』が大規模な奇襲を受けているのです!!! 恐ろしいほどのモンスターの軍勢が国を襲っているんですよ。大規模すぎてどう表現していいか……」
「お、落ち着けって。でも、そんな……四属性をいっぺんに? どこの馬鹿が……秘密結社・メタモルフォーゼか」
「ええ、ユメの言っていたその裏の組織の仕業《しわざ》かと……。いよいよ、世界を滅ぼす気なのでは……このままでは同盟国が!!」
「大丈夫だ。こんな事もあろうかと、実はな、同盟国には俺たちパラドックスの使ってる防衛システムを輸出してある。だから、どの国も最強の防衛力を持っている……まあ、ウチよりは劣るかもしれんが、平気さ」
「そ、そうなのでしょうか……」
「キャロル。ちなみに『光の天国』、『闇の覇国』はどうなってるんだ?」
「今のところ、その二か国に動きはありませんね。でも、このパラドックスにもモンスターが攻めてくるかもしれません。ご注意を――――」
言ったそばから、とんでもない轟音が外から……
『ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!』
地響きがした。
防音があるというのに、それを突き抜けるほどだ。
慌てて壁の様子を見ると、
「……く、どんだけ送り込んでいるんだよ!!」
そのモンスターの数……不明。
感じる気配だけだが――『100万』はいるだろうな。それ以上かも。
防衛システムが狂ったようにモンスターを絶えず迎撃し、戦争状態に陥っていた。……まずい。数が多すぎる。
「キャロル。民の避難を優先に。みんな、トラオムダンジョンに避難させろ。モンスターは調整して地下100Fまでは、イージーになってるし、大丈夫だろう」
「わ、分かりました! では、私は民の安全を優先にします。ユメ、どうか……国を防衛してください」
ドロンとキャロルは消え去った。
「ああ、任せろ」
◆
俺はみんなを招集し、事情を話した。
「………………」
突然のことに沈黙。
これから世界が滅亡するかもって言われても、実感湧かないわな。
「前にパラドックスが滅びかけた通りだ。今度は、他の同盟国が狙われ、全てを破壊し尽そうとしている。助けたいところだが、外は100万規模のモンスターで埋め尽くされている。今も尚、防衛システムが攻撃しまくっているが、いつまでも持つか……」
あまりにショッキングすぎて、誰も口を開かない。
……と、思われたが。
「ユメ、あとどれくらい持つの?」
フォースが冷静にそう状況の説明を求めて来た。
「そうだな、この規模となるともって半日ってところか。これ以上に増えたら分からん。壁は崩壊し、大量のモンスターが流れ込んで来るだろう。その時、国は終わりだ」
「これを見て」
フォースはいつしかの映像を宙に映し出した。
「パラドックスの周囲には、300万のモンスターがいる」
「なっ……300万だと!?」
「先ほど増えたみたい……このままでは危険。でも、まだ大丈夫。ユメは、この国の管理者だから、防衛システムに干渉できるよね」
「まあな。設備の強化とか俺がしてるし」
「もう本気を出すしかない。ダークエンチャントをシステムに付与して。それで防衛値は更に上昇し、兵器は『SSSランク』となり、高レベルモンスターでも一撃で倒せる」
「マジか! そんな方法があったとはな」
これは驚いた。
システムに闇を付与? 考えもつかなかった。
「よし、やってみよう!」
俺は【防衛システム】自体に『ダークエンチャント』を付与した。
いつもの【防衛システム】メニューが真っ黒に染まり、数値がデタラメにぶっ飛び、壊れたかのように――いや、これバグったわ。
「えぇ……フォース。これ大丈夫なのか?」
「大丈夫。もうすぐ正常に戻る」
彼女の言う通り、元に戻った。
ただし、
【防衛値】1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
とんでもねぇ防衛値になっていた。
「うぉい!? いくつあんだよ!!」
「10の48乗――つまり『極』の単位」
極……ああ、限界突破どころの騒ぎじゃないぞ、これ。
「うわっ、ユメ!!」
「どーした、ネーブル」
「そ、外が……」
「ん?」
フォースの映し出した画面を見てみると、黒々としたアルティメットレーザーが容赦なくモンスターを焼き払っていた。
その一撃が命中すると、10万、20万とモンスターの数を減らしていた。
「…………つよっ!!!」
あ……圧倒的ではないか、我が防衛力は!!!
0
お気に入りに追加
322
あなたにおすすめの小説

ザコ魔法使いの僕がダンジョンで1人ぼっち!魔獣に襲われても石化した僕は無敵状態!経験値が溜まり続けて気づいた時には最強魔導士に!?
さかいおさむ
ファンタジー
戦士は【スキル】と呼ばれる能力を持っている。
僕はスキルレベル1のザコ魔法使いだ。
そんな僕がある日、ダンジョン攻略に向かう戦士団に入ることに……
パーティに置いていかれ僕は1人ダンジョンに取り残される。
全身ケガだらけでもう助からないだろう……
諦めたその時、手に入れた宝を装備すると無敵の石化状態に!?
頑張って攻撃してくる魔獣には申し訳ないがダメージは皆無。経験値だけが溜まっていく。
気づけば全魔法がレベル100!?
そろそろ反撃開始してもいいですか?
内気な最強魔法使いの僕が美女たちと冒険しながら人助け!

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。

(完結)魔王討伐後にパーティー追放されたFランク魔法剣士は、超レア能力【全スキル】を覚えてゲスすぎる勇者達をザマアしつつ世界を救います
しまうま弁当
ファンタジー
魔王討伐直後にクリードは勇者ライオスからパーティーから出て行けといわれるのだった。クリードはパーティー内ではつねにFランクと呼ばれ戦闘にも参加させてもらえず場美雑言は当たり前でクリードはもう勇者パーティーから出て行きたいと常々考えていたので、いい機会だと思って出て行く事にした。だがラストダンジョンから脱出に必要なリアーの羽はライオス達は分けてくれなかったので、仕方なく一階層づつ上っていく事を決めたのだった。だがなぜか後ろから勇者パーティー内で唯一のヒロインであるミリーが追いかけてきて一緒に脱出しようと言ってくれたのだった。切羽詰まっていると感じたクリードはミリーと一緒に脱出を図ろうとするが、後ろから追いかけてきたメンバーに石にされてしまったのだった。

大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
転生者は冒険者となって教会と国に復讐する!
克全
ファンタジー
東洋医学従事者でアマチュア作家でもあった男が異世界に転生した。リアムと名付けられた赤子は、生まれて直ぐに極貧の両親に捨てられてしまう。捨てられたのはメタトロン教の孤児院だったが、この世界の教会孤児院は神官達が劣情のはけ口にしていた。神官達に襲われるのを嫌ったリアムは、3歳にして孤児院を脱走して大魔境に逃げ込んだ。前世の知識と創造力を駆使したリアムは、スライムを従魔とした。スライムを知識と創造力、魔力を総動員して最強魔獣に育てたリアムは、前世での唯一の後悔、子供を作ろうと10歳にして魔境を出て冒険者ギルドを訪ねた。
アルファポリスオンリー

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中

隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。

迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる