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ヤるだけヤった
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桃枝も千年世もお風呂へ行った。
俺はスーパー賢者タイムで果てていた。……さすがに二人を相手にするのは大変だ。だけど天国ではあった。
久しぶりに良い思いができた。
ソファで仰向けに倒れ、俺はスマホを覗く。
これといったニュースはなさそうかな――?
……お、この記事はなんだろう。
【対馬全域を封鎖!? テロの可能性か】
な、なんだって……?
なんだこのニュースは。
しかも具体的なことがほとんど書かれていない。まるで都市伝説みたいな扱いだぞ、これは。いったい、どこの記者が書いたんだか。
もし対馬が封鎖されたら、俺たちは脱出できなくなるぞ。それは困るな。
しばらくくつろいでいると北上さんが現れた。
「哲くん、こんなところにいたのですね」
「ゆっくりしていたのさ」
「……ゆっくり? この床に落ちている使用済みのゴムはなんですか」
「……っ!」
やっべ、面倒で処分し忘れた。
さっきまで別の意味で戦争が起きていたからな。いやぁ、激しかった。
「やれやれ。見境なしですか」
じとーっとした目で見られ、俺は少し焦った。
「仕方ないだろう。みんな俺を求めてくるんだからっ!」
「まあいいでしょう。それよりも話があります」
いいのかよ!!
まあいいか……。
「――で、話って?」
「いったんアメリカへ行ってみませんか? 試しでいいのです」
「ふむ」
北上さんがここまで頼み込んでくるのは珍しい。
アメリカか、一度くらい行ってみてもいいかもな。今はいろいろ試行錯誤する必要がある。理想郷を探し当てるまで。
「もし行くのなら、在日米軍基地にいる知り合いの司令官に頼めば軍用機を飛ばしてもらえるでしょう」
「…………な」
驚いた。さすが北上さんだ。まさか在日米軍基地の司令官とも知り合いとはな。それは心強すぎだろう。
「いかがでしょう?」
「アリかナシで言えば“アリ”だ。そうだな、一度だけアメリカへ行ってみよう」
対馬はどんどん危険地帯になりつつある。どのみち、八咫烏には俺たちのことは筒抜けなのだろう。ならば、少しでも位置情報を乱す為にもアメリカへ行ってみるのもありだろう。
八咫烏が本当に『エシュロン』を使っているのなら、その真意も確かめたい。もしかしたら、逆探知とかできるかもしれないしな。
「では、司令官に連絡を取ってみます」
「分かった。頼んだぞ」
了解と短く返事をする北上さんは、さっそく電話をしに向かった。これでゴーサインが出れば俺たちは軍用機に乗ってアメリカへ向かうことになる。
アメリカかぁ、一度は行ってみたかった。
向こうなら銃の練習もし放題だし、いろんな武器を使える。この際だからヘリの操縦なども学んでおきたいな。
そう考えていると桃枝と千年世が戻ってきた。バスタオル一枚の姿で。……うわ、艶めかしい。
「おまたせ、てっちゃん」
「良いお湯でした」
二人とも色っぽいなぁ。二回戦目もいけそうな勢いで下半身のマグナムが暴発しかけていた。
……うぅ、たまらん。
「…………」
桃枝と千年世を眺めていると、二人とも俺の視線に顔を赤くしていた。
「ちょ、てっちゃん。ジロジロ見すぎ! さっきヤるだけヤったじゃん~。まだ溜まってんの?」
「物足りない」
「えー…。絶倫すぎなーい」
でも、まんざらでもないと桃枝は俺に抱きついてきた。千年世も同じく。
「哲くん、私は二回戦目してもいいですよ!」
「マジか、千年世」
「はい。今度はコスプレしましょう」
なんだかんだ、桃枝も千年世もエロいんだからなぁ、困ったものだ。
欲望に負けた俺は“二回戦目”を決行することにした――!
俺はスーパー賢者タイムで果てていた。……さすがに二人を相手にするのは大変だ。だけど天国ではあった。
久しぶりに良い思いができた。
ソファで仰向けに倒れ、俺はスマホを覗く。
これといったニュースはなさそうかな――?
……お、この記事はなんだろう。
【対馬全域を封鎖!? テロの可能性か】
な、なんだって……?
なんだこのニュースは。
しかも具体的なことがほとんど書かれていない。まるで都市伝説みたいな扱いだぞ、これは。いったい、どこの記者が書いたんだか。
もし対馬が封鎖されたら、俺たちは脱出できなくなるぞ。それは困るな。
しばらくくつろいでいると北上さんが現れた。
「哲くん、こんなところにいたのですね」
「ゆっくりしていたのさ」
「……ゆっくり? この床に落ちている使用済みのゴムはなんですか」
「……っ!」
やっべ、面倒で処分し忘れた。
さっきまで別の意味で戦争が起きていたからな。いやぁ、激しかった。
「やれやれ。見境なしですか」
じとーっとした目で見られ、俺は少し焦った。
「仕方ないだろう。みんな俺を求めてくるんだからっ!」
「まあいいでしょう。それよりも話があります」
いいのかよ!!
まあいいか……。
「――で、話って?」
「いったんアメリカへ行ってみませんか? 試しでいいのです」
「ふむ」
北上さんがここまで頼み込んでくるのは珍しい。
アメリカか、一度くらい行ってみてもいいかもな。今はいろいろ試行錯誤する必要がある。理想郷を探し当てるまで。
「もし行くのなら、在日米軍基地にいる知り合いの司令官に頼めば軍用機を飛ばしてもらえるでしょう」
「…………な」
驚いた。さすが北上さんだ。まさか在日米軍基地の司令官とも知り合いとはな。それは心強すぎだろう。
「いかがでしょう?」
「アリかナシで言えば“アリ”だ。そうだな、一度だけアメリカへ行ってみよう」
対馬はどんどん危険地帯になりつつある。どのみち、八咫烏には俺たちのことは筒抜けなのだろう。ならば、少しでも位置情報を乱す為にもアメリカへ行ってみるのもありだろう。
八咫烏が本当に『エシュロン』を使っているのなら、その真意も確かめたい。もしかしたら、逆探知とかできるかもしれないしな。
「では、司令官に連絡を取ってみます」
「分かった。頼んだぞ」
了解と短く返事をする北上さんは、さっそく電話をしに向かった。これでゴーサインが出れば俺たちは軍用機に乗ってアメリカへ向かうことになる。
アメリカかぁ、一度は行ってみたかった。
向こうなら銃の練習もし放題だし、いろんな武器を使える。この際だからヘリの操縦なども学んでおきたいな。
そう考えていると桃枝と千年世が戻ってきた。バスタオル一枚の姿で。……うわ、艶めかしい。
「おまたせ、てっちゃん」
「良いお湯でした」
二人とも色っぽいなぁ。二回戦目もいけそうな勢いで下半身のマグナムが暴発しかけていた。
……うぅ、たまらん。
「…………」
桃枝と千年世を眺めていると、二人とも俺の視線に顔を赤くしていた。
「ちょ、てっちゃん。ジロジロ見すぎ! さっきヤるだけヤったじゃん~。まだ溜まってんの?」
「物足りない」
「えー…。絶倫すぎなーい」
でも、まんざらでもないと桃枝は俺に抱きついてきた。千年世も同じく。
「哲くん、私は二回戦目してもいいですよ!」
「マジか、千年世」
「はい。今度はコスプレしましょう」
なんだかんだ、桃枝も千年世もエロいんだからなぁ、困ったものだ。
欲望に負けた俺は“二回戦目”を決行することにした――!
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