上 下
32 / 234

再び拠点開発へ! 超危険生物接近の予感...

しおりを挟む
「な、なんなのこれ!」

 合流したばかりの大伊たちが声を荒げた。彼女達だけではない、北上や八重樫たちも学年主任の計画を聞いて耳を疑っていた。

 当然の反応だ。

 俺だって未だに信じられない。

 だが、この声は間違いなく倉島と学年主任の橘川だ。
 船が沈む前に密会があったんだ。桃瀬はたまたま現場に居合わせて録音してくれたが、この証拠がなかったら、橘川の存在は永久に表に出なかったかもしれない。


「というわけだ。もしかしたら、この島が『宝島』であり、学年主任の橘川が潜伏している可能性がある」


 全員が沈黙して青ざめた。
 まさか橘川が生徒の命をなんとも思っていなかったなんて……そんなことは信じたくもなかったはずだ。俺もだ。

 だけど、これが紛れもない現実だ。

 ヤツの悪魔的計画に抗うには生き残るしか術がない。

 そんな重苦しい空気の中、八重樫が手を挙げた。


「なら、今度は橘川を倒さなきゃね。あるいは島を脱出して録音データを世間に知らせる。動画サイトでもテレビ局でも何でもいいから拡散するしか」


 その通りだ。だが、島の脱出はかなり難しい。荒波に耐えられるちゃんとした船がないとな……。

 ……いや、待てよ。

 橘川がこの島に来ていると想定する。なら、その方法は?


「桃瀬、もう一度録音を聞かせてくれ」
「りょ、了解……」


 俺は何度も早送りしたり巻き戻してもらったりした。……そして、その時だった。気になる情報が現れた。


『――この計画の為に雇った外国人ジョン・スミスが用意したボートで“宝島”へ向かう』


「そこだ!」
「え、どこ?」
「今の部分だ。その『外国人ジョン・スミスが用意したボート』ってところだ。もし、この島に来ているのなら、どこかにボートがあるはずだ」


 その瞬間、全員がざわついた。
 俺に視線が集まりドキッとした。この人数の女子から注目されると、さすがの俺も焦る。慣れないなぁ。

「早坂くん、これはつまり……ボートがこの島にあるってことですよね」

 北上が冷静に言った。

「恐らくだけどね。けど、敵はひとりではない可能性もある。外国人のジョン・スミスもいると考え……敵は二人か、それ以上か。武器が必要だな」


 倉島は銃を持っていたし、橘川と外国人とやらも所持している可能性がある。遭遇した時のことを考え、なにか武器を作っておかないとな。


「どうしましょうか、早坂くん。武器でも作ります?」

「そうだな、千年世。これだけの人数になったし、今後は『拠点開発チーム』、『武器・罠作成チーム』、『食料調達チーム』に別れた方がいいと思う。捜索は、不定期に俺と誰か二人でいいだろう。一応、多数決を取る。賛成は挙手を」


 ――全員賛成だ。

 これで方針は固まった。
 チーム分けはこうなった。


 拠点開発チーム:早坂、天音、千年世、桃瀬

 武器・罠作成チーム:北上、八重樫、彼岸花、宝珠花

 食料調達チーム:大伊、野茂、久保、篠山、大塚


「北上さんは、武器と罠の開発を頼む。知識ありそうだし」

 彼女は、少しジトッとした目で俺を見る。多分、チームが連続で同じにならなくて不満があるのかも。また病んで刺されないといいけど。

 心配していると北上は、軽く溜息を吐いた。

「……仕方ないですね。確かに、あたしたちには武器がなさすぎる。この島は動物も出現するようですからね、備えあれば何とやらです」

「ありがとう、北上さん」
「いえ、その代わり後で付き合ってください」
「お、おう」

 武器と罠は任せた。
 食料調達チームの方にも確認を取っておこう。

「大伊さん、これからよろしく」

 腕を組み凛々しい表情で俺を見据える大伊。なんだか、ちょっとおっかない。
 けれど直ぐに表情を崩して握手を交わしてくれた。なんだ、友好的じゃん。

 大伊は美形で柔道とか剣道部っぽい雰囲気。正直、近寄りがたいのだが……頼れそうでもあった。
 そもそも、野茂、久保、篠山、大塚を纏めていたリーダーっぽいしな。

「よろしく、早坂くん」
「食料の確保をお願いしても良かったかな」

「うん、構わないよ。銛を貸してもらったし、これで魚は取れる。あと、食べられる草や実の情報をもらったから。
 それに、あんずが釣りが趣味なんだ。ねえ、杏」

 杏――ああ、大塚のことか。
 あのツインテールの女子が『大塚おおつか あんず』というらしい。どうやら、釣りが趣味らしく今までも彼女が釣りをして魚を釣ってくれていたようだ。
 へえ、おっとり系のお嬢様っぽいのに意外だな。

「どうも、早坂さん。わたくしは大塚です。二年D組の大塚 杏と申します。以後お見知りおきを」

 口調とか雰囲気とか、まさにそれ。
 おぉ、俺は初めて本物のお嬢様と話したな。いるんだなぁ、こういう子が。
 でも、釣りをするような感じには思えない。

 う~ん、ちょっと現場を見てみたい気もするぞ。いつか同行してみるか。

「よろしくね、大塚さん」
「はい。わたくし、早坂さんに大変興味があるので、いっぱいお話とかしましょうね」

 柔らかい笑みを向けられ、俺は胸を『ズキューン』と撃たれた気分に陥った。

 なんだこの子、天使だ……!

 おっとり系お嬢様のスマイルの破壊力、スゲェや。


 感動を噛みしめながらも、俺は自チームの方へ合流。

「やっと来た。早坂くん、わたし達はどうするの」
「すまん、天音。遅くなった。俺たちは拠点開発を進める。俺なんか『貯水池』を放置しっぱなしだからな、続きを進めたい。それに、生活環境ももっと向上させたい」

 けど、俺ひとりの力では無理だ。
 みんなの力が必要だ。

 俺はそのことを伝えた。

「私は賛成ですよ、早坂くんっ」

 千年世は、可愛い敬礼をしながらも賛同してくれた。続いても桃瀬も「なんでも言って~」と乗り気だった。よし、二人とも指示通り動いてくれそうだ。


「いったん、学年主任のことは忘れて生活の方を重視しよう」

「「「おお~!!!」」」


 スコップを借りたので、貯水池の壁を更に固めていく。


「えっと、まずは皆で海水を確保しにいく」
「え、どうして?」

 首を傾げる天音さん。
 千年世と桃瀬も理解していないようだし、俺は説明した。

「飲み水を使うわけにはいかないからな。海水を使って粘土を作るんだよ」
「なるほどー! あぁ、貯水池の壁を固めるんだ」
「そそ。今のままでは強度が無さすぎるんだよ。粘土で更に強固にしてから丸太で覆う」

 そうしないと壁が崩れてくるからな。そうなると水が汚染されてしまうし、生活水として機能しなくなってしまうのだ。


「それでは出発進行ですねっ」


 千年世の掛け声と共に、俺たちは拠点を立った。
 目指すは、いつもの浜辺だ。


 * * *


「――あづぃ……」


 今日は真夏日。燦々さんさんと降り注ぐ容赦ない陽光が肌をジリジリと焼く。……まずい、ミディアムレアにされてしまう。

 汗を掻きながらも森を抜けて、ようやく浜辺。

 その直後だった。

 天音たちが覚束ない足取りだったはずだが、急に水を得た魚状態になり……服を脱ぎ捨てた。

 って、ああああぁッ!?

 お、俺の目の前で……まったく気にも留めずに丸裸に!


「あ、天音さん!? 千年世! 桃瀬は……スク水だったな」


 裸の乙女たちは海へ次々とダイブしていく。どんだけ暑かったんだか。という俺も海へ入りたい気分だ。この汗とか汚れを吹き飛ばしたい。
 なので俺も自然に身を委ねて疾走した。


「「「「う~~~み~~~!!!!」」」」


 バシャバシャと水を掛け合っていく。


「楽しいね、早坂くん!!」
「あぁ、でも天音。丸裸だけど大丈夫か?」

「えー? なんのこと――おぉ!? イヤアアアアア!!」


 俺が指摘すると天音は叫んだ。
 今更気づいたのかよ!!

「天音、せめて下着くらいつけろって」
「わ、わたし……全部見られちゃった……お嫁にいけない」

「大丈夫だ、俺が貰ってやるからさ」
「え?」


 って、なにを言っているんだ俺ー!!
 つい勢いで口走ってしまった。
 この島にいると変に気が強くなるようだ。俺としたことが……恥ずかしい。


「すまん、なんでもない」
「……それならいいけどね」
「いいのかよ。――って、天音の下着とかジャージが流されてないか!?」

「へ……あ! あれ、わたしの服ぅー!!」

 なんと風で飛ばされて波にさらわれていた。いかん、このままでは天音が裸で生活することになってしまう!

 それはあまりに可哀想だ。

 俺がなんとかする!

「任せろ。天音の服は必ず俺が取ってきてやるからな」
「……早坂くん、かっこいい……惚れちゃった」

「天音……無事に帰ってきたら、俺と結――」
「ああ!! 早坂くん! 愛ちゃんの服が!」

 おっと危ない。桃瀬のおかげで俺は死亡フラグを飲み込めた。そうだ、今は愛の告白なんぞしている暇はない。


 俺は、クロールで天音の服へ近づいていく!

 よし、今は波も穏やか。大チャンスだ。これで……む?


 俺の周囲に『三角形状のヒレ』が複数・・見えた。


 ……やっべ、囲まれた。

 この血に飢えた大きなお魚さんは……まさか!
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

売り専ボーイ育成モデル事務所

かば
BL
権田剛のノンケ狩りの話 人物紹介 権田剛(30) ゴリラ顔でごっつい身体付き。高校から大学卒業まで柔道をやっていた。得意技、寝技、絞め技……。仕事は闇の仕事をしている、893にも繋がりがあり、男も女も拉致監禁を請け負っている。 趣味は、売り専ボーイをレイプしては楽しんでいたが、ある日ノンケの武田晃に欲望を抑えきれずレイプしたのがきっかけでノンケを調教するのに快感になってから、ノンケ狩りをするようになった。 ある日、モデルの垣田篤史をレイプしたことがきっかけでモデル事務所の社長、山本秀樹を肉便器にし、所属モデル達に手をつけていく……売り専ボーイ育成モデル事務所の話に続く 武田晃 高校2年生、高校競泳界の期待の星だったが……権田に肉便器にされてから成績が落ちていった……、尻タブに権田剛専用肉便器1号と入墨を入れられた。 速水勇人 高校2年生、高校サッカーで活躍しており、プロチームからもスカウトがいくつかきている。 肉便器2号 池田悟(25) プロの入墨師で権田の依頼で肉便器にさせられた少年達の尻タブに権田剛専用肉便器◯号と入墨をいれた、権田剛のプレイ仲間。 権田に依頼して池田悟が手に入れたかった幼馴染、萩原浩一を肉便器にする。権田はその弟、萩原人志を肉便器にした。 萩原人志 高校2年生、フェギアかいのプリンスで有名なイケメン、甘いマスクで女性ファンが多い。 肉便器3号 萩原浩一(25) 池田悟の幼馴染で弟と一緒に池田悟専用肉便器1号とされた。 垣田篤史 高校2年生 速水勇人の幼馴染で、読者モデルで人気のモデル、権田の脅しに怯えて、権田に差し出された…。肉便器4号 山本秀樹(25) 篤史、竜也のモデル事務所の社長兼モデル。 権田と池田の毒牙にかかり、池田悟の肉便器2号となる。 黒澤竜也 垣田篤史と同じモデル事務所に所属、篤史と飲みに行ったところに権田に感づかれて調教される……。肉便器ではなく、客をとる商品とされた。商品No.1 香川恋 高校2年生 香川愛の双子の兄、女好きで弟と女の子を引っ掛けては弟とやりまくっていた、根からの女好きだが、権田はの一方的なアナル責で開花される……。商品No.2 香川愛 高校2年生 双子の兄同様、権田はの一方的なアナル責で開花される……。商品No.3 佐々木勇斗 高校2年生 権田によって商品に調教された直後に客をとる優秀商品No.4 橘悠生 高校2年生 権田によってアナルを開発されて初貫通をオークションで売られた商品No.5 モデル達の調教話が中心です、 基本、鬼畜でエロオンリーです。

年上彼氏に気持ちよくなってほしいって 伝えたら実は絶倫で連続イキで泣いてもやめてもらえない話

ぴんく
恋愛
いつもえっちの時はイきすぎてバテちゃうのが密かな悩み。年上彼氏に思い切って、気持ちよくなって欲しいと伝えたら、実は絶倫で 泣いてもやめてくれなくて、連続イキ、潮吹き、クリ責め、が止まらなかったお話です。 愛菜まな 初めての相手は悠貴くん。付き合って一年の間にたくさん気持ちいい事を教わり、敏感な身体になってしまった。いつもイきすぎてバテちゃうのが悩み。 悠貴ゆうき 愛菜の事がだいすきで、どろどろに甘やかしたいと思う反面、愛菜の恥ずかしい事とか、イきすぎて泣いちゃう姿を見たいと思っている。

200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち

半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。 最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。 本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。 第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。 どうぞ、お楽しみください。

アリスと女王

ちな
ファンタジー
迷い込んだ謎の森。何故かその森では“ アリス”と呼ばれ、“蜜”を求める動物たちの餌食に! 謎の青年に導かれながら“アリス”は森の秘密を知る物語── クリ責め中心のファンタジーえろ小説!ちっちゃなクリを吊ったり舐めたり叩いたりして、発展途上の“ アリス“をゆっくりたっぷり調教しちゃいます♡通常では有り得ない責め苦に喘ぐかわいいアリスを存分に堪能してください♡ ☆その他タグ:ロリ/クリ責め/股縄/鬼畜/凌辱/アナル/浣腸/三角木馬/拘束/スパンキング/羞恥/異種姦/折檻/快楽拷問/強制絶頂/コブ渡り/クンニ/☆ ※完結しました!

【完結】呪われ王子は生意気な騎士に仮面を外される

りゆき
BL
口の悪い生意気騎士×呪われ王子のラブロマンス! 国の騎士団副団長まで上り詰めた平民出身のディークは、なぜか辺境の地、ミルフェン城へと向かっていた。 ミルフェン城といえば、この国の第一王子が暮らす城として知られている。 なぜ第一王子ともあろうものがそのような辺境の地に住んでいるのか、その理由は誰も知らないが、世間一般的には第一王子は「変わり者」「人嫌い」「冷酷」といった噂があるため、そのような辺境の地に住んでいるのだろうと言われていた。 そんな噂のある第一王子の近衛騎士に任命されてしまったディークは不本意ながらも近衛騎士として奮闘していく。 数少ない使用人たちとひっそり生きている第一王子。 心を開かない彼にはなにやら理由があるようで……。 国の闇のせいで孤独に生きて来た王子が、口の悪い生意気な騎士に戸惑いながらも、次第に心を開いていったとき、初めて愛を知るのだが……。 切なくも真実の愛を掴み取る王道ラブロマンス! ※R18回に印を入れていないのでご注意ください。 ※こちらの作品はムーンライトノベルズにも掲載しております。 ※完結保証 ※全38×2話、ムーンさんに合わせて一話が長いので、こちらでは2分割しております。 ※毎日7話更新予定。

モブに転生したはずが、推しに熱烈に愛されています

奈織
BL
腐男子だった僕は、大好きだったBLゲームの世界に転生した。 生まれ変わったのは『王子ルートの悪役令嬢の取り巻き、の婚約者』 ゲームでは名前すら登場しない、明らかなモブである。 顔も地味な僕が主人公たちに関わることはないだろうと思ってたのに、なぜか推しだった公爵子息から熱烈に愛されてしまって…? 自分は地味モブだと思い込んでる上品お色気お兄さん(攻)×クーデレで隠れМな武闘派後輩(受)のお話。 ※エロは後半です ※ムーンライトノベルにも掲載しています

自重知らずの転生貴族は、現在知識チートでどんどん商品を開発していきます!!

潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
無限の時空間の中、いきなり意識が覚醒した。 女神の話によれば、異世界に転生できるという。 ディルメス侯爵家の次男、シオン・ディルメスに転生してから九年が経ったある日、邸の執務室へ行くと、対立国の情報が飛び込んできた。 父であるディルメス侯爵は敵軍を迎撃するため、国境にあるロンメル砦へと出発していく。 その間に執務長が領地の資金繰りに困っていたため、シオンは女神様から授かったスキル『創造魔法陣』を用いて、骨から作った『ボーン食器』を発明する。 食器は大ヒットとなり、侯爵領全域へと広がっていった。 そして噂は王国内の貴族達から王宮にまで届き、シオンは父と一緒に王城へ向かうことに……『ボーン食器』は、シオンの予想を遥かに超えて、大事へと発展していくのだった……

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

処理中です...