11 / 234
女子が俺の取り合い...!?
しおりを挟む
森を抜けると砂浜に出た。
範囲はそれほど広くないが、地面には『SOS』の文字が書かれていた。
「こ、これって……早坂くん」
「ああ、誰かの残した救難メッセージだ」
この島に、まだ人がいるのか?
それとも八重樫たちが残したものだろうか。あとで聞いてみるか。
「魚とか取れませんかねぇ」
踵を上げ、海を見渡す千年世がつぶやく。
「こんなこともあろうかと、拾った網を持ってきた」
「おぉ! 地引網漁でもする気ですか? でも船が必要ですよ」
「え、そうなのか」
「船を沖合まで出さないといけませんから」
「マ、マジか。千年世さん、詳しいね」
「小学校の頃に体験したことがあるんです」
そういうことか。
船が必要だったとは……網は切り取って釣り糸にするか。
網魚を断念。
他の場所へ向かおうとすると、今度は天音が叫んだ。
「あ……!」
「どうした、天音」
「大きな貝殻~。これお皿とかに使えないかな」
「それ、シャコ貝の殻かな。意外と高く売れるらしいぜ」
「ほんと~! 結構落ちてるみたいだし、拾っていこう」
綺麗な形をしているし、色彩も悪くない。お皿の代わりになりそうだ。
俺と千年世も貝殻を探していく。
俺はふと茂みの方に視線を送った。
ん……あの“赤い実”はなんだ?
気になって近づいてみると、それが果物であったことに気づいた。
「この赤い果物……まさか」
「どうしたの、早坂くん」
顔を近づけてくる天音。
俺は思わず心臓がドキッとして顔が熱くなった。
こう近くに寄られると、さすがに緊張する。
いや、俺はずっとドキドキしっぱなしだった。今日の俺はどこかおかしい。
「いや……この果実を見つけてな」
「わ~、赤くて小さなつぶつぶが沢山だね。これって食べれるのかな」
天音は興味津々の視線を向けた。
「うーん、俺の無駄知識によれば『ヤマモモ』の可能性がある。甘酸っぱくて生で食べれるって聞いたことがある」
「それ凄いじゃん! 早坂くん、博識~」
「い、いや、それほどでも――あるけどなっ」
照れていると、千年世も俺を褒め称えてくれた。
「さすが早坂くんです! 頭の良い人は好きですよぉ」
俺の腕に掴まってくる千年世。俺の腕にぶら下がるようにしていて、なんだか可愛い。……って、そうじゃないっ。
「ち、千年世さん!」
「早坂くんと一緒なら生き残れそうな気がしてきたので……。それに、今のところ男子は早坂くんだけ。この分だと女子しか集まらない予感がするんです。だから、奪うなら今のうちですよねっ」
「……っ!」
素敵な笑顔を向けられ、俺は脈が乱れた。
千年世の愛玩動物的な可愛さには正直、負ける。
更に顔を赤くする俺。
動揺していると今度は天音が俺の腕にしがみつく。
「ちょっと、千年世さん。早坂くんに近すぎ! 離れてよ!」
「そういう天音さんだって早坂くんの腕にくっ付いているじゃないですかっ」
二人は俺の前で火花を散らしていた。
どうしてこうなった……。
「まあまあ、二人ともヤマモモを食べて落ち着けって」
俺は二人から離れ、慎重にヤマモモを摘み取り、天音と千年世に渡した。
ビー玉サイズの可愛い奴だ。
天音は「ありがとう、早坂くん。大切に食べるね」と笑顔を向けてくれた。千年世も続いて「ありがとうございます。早坂くんの愛を受け取りました。……えへへ」と照れていた。
――で、またバチバチっと――。
なんで仲が悪くなっているんだかなぁ。
結構な数のヤマモモがあったので、採集。貝殻に盛っていく。
「こんなところだろう」
「五十粒はあるよ。これなら、みんなに分けられるね」
「いったん、拠点へ戻るか」
「「さんせー!!」」
砂浜を後にして、帰り道へ戻っていく。
* * *
「……おかしいな。全然洞窟に戻れない」
「あの、早坂くん。これって迷ったです……?」
不安気に俺を見つめる千年世。
「かもな。目印に石を置いていたんだが……なぜか消えている」
「えー! うそでしょー…」
天音が震えて怖がっていた。
こんな薄暗い森の中だからな。
俺もちょっと怖い。
更に歩いていくが、なぜか洞窟へ出られない。
同じところをグルグル回っているようにさえ思えてきた。
「……ダメだ。完全に迷ったらしい」
「そ、そんな! 早坂くんの知識で何とかならないの!?」
「無茶言うなって天音。方角なんて分からないんだ」
そろそろ夕方だから、太陽は西へ落ちていく。だが、背よりも高い森のせいか、太陽も見えない。これではどこへ向かっているのか分からない。
「方位磁石があれば……」
そう、つぶやいて肩を落とす天音。
そんな都合の良いものはない。
あれば便利だけど。
「そうだ、トランシーバーはどうです?」
「すまん、俺が持っているんだ。千年世さんのヤツ、借りっぱなしだ」
「あー…」
これもダメだった。
歩きつかれたので、いったん休憩とした。大木に身を預け、その場に腰を下ろした。
「しかし、この島って思ったより広いな」
「そうだね。結構大きな島なのかも」
はぁ~と、疲れた溜息を漏らす天音。
日本の無人島は、6500ほどあるらしいからな。この島が実際、南西諸島なのかも分かっていない。分からないことばかりだ。
「帰りたいです……」
「千年世さん、大丈夫か」
「こんな島よりも、普通の高校生活に戻りたいです。お風呂だって入れないし、甘いモノも食べられない……好きなコスプレも出来ないし!」
珍しく感情的になる千年世。
そりゃ、女子は精神的に参るよな。
って、最後はなんだ!
「コスプレの趣味があるのかい、千年世さんって」
「ええ、こう見えて私はコスプレイヤーなのです!」
お、コスプレの話をしたら元気になったな。
「どんなコスプレするの?」
俺よりも先に天音が話を振った。
もしかしたら、千年世が落ち込んでいるのを見かねたのかもしれない。
「気になりますか」
「うん、教えて」
「そうですね、アニメが多いですね。メイドさんとかボカロやVTuberとか」
お、元気になったな。
というか、千年世ってそっちの趣味があったのか。気が合いそうだな。
「ほ~。俺もアニメ好きなんだよ。VTuberもよく視聴する」
「おぉ、早坂くんはそっちでしたか!」
「そっちって……。イメージ通りだと思うよ、ぼっちだし」
「えっ、そうなのですか。私と同じですねー、あはは~!」
んなっ、千年世がぼっち!?
嘘だろ、こんな小さくて可愛いのに意外すぎる。
驚いていると、天気が荒れ始めていた。
ポツポツと小雨が降ってきた。
「雨だ……! 恵みの雨だぞ!!」
少しすると、雨は強まった。
全員、雨を浴びていた。
「はぁぁ……久しぶりのシャワー! 水も美味しい!!」
天音が歓喜する。
俺のことなんて気にせず下着になって雨を浴びていた。――って、脱ぐなァ!
千年世も制服を脱ぎ捨てていた。
なんか二人とも俺が男だってことを忘れて雨を浴びているぞ。
……まあいいか。
俺は目の保養になるし、それに汚れも落とせる。水分補給もできて最高だっ!
「「「恵みの雨だああああ!!!」」」
気づけば抱き合って、生きている喜びを分かち合っていた。
――あぁ、生きてるって素晴らしい。
範囲はそれほど広くないが、地面には『SOS』の文字が書かれていた。
「こ、これって……早坂くん」
「ああ、誰かの残した救難メッセージだ」
この島に、まだ人がいるのか?
それとも八重樫たちが残したものだろうか。あとで聞いてみるか。
「魚とか取れませんかねぇ」
踵を上げ、海を見渡す千年世がつぶやく。
「こんなこともあろうかと、拾った網を持ってきた」
「おぉ! 地引網漁でもする気ですか? でも船が必要ですよ」
「え、そうなのか」
「船を沖合まで出さないといけませんから」
「マ、マジか。千年世さん、詳しいね」
「小学校の頃に体験したことがあるんです」
そういうことか。
船が必要だったとは……網は切り取って釣り糸にするか。
網魚を断念。
他の場所へ向かおうとすると、今度は天音が叫んだ。
「あ……!」
「どうした、天音」
「大きな貝殻~。これお皿とかに使えないかな」
「それ、シャコ貝の殻かな。意外と高く売れるらしいぜ」
「ほんと~! 結構落ちてるみたいだし、拾っていこう」
綺麗な形をしているし、色彩も悪くない。お皿の代わりになりそうだ。
俺と千年世も貝殻を探していく。
俺はふと茂みの方に視線を送った。
ん……あの“赤い実”はなんだ?
気になって近づいてみると、それが果物であったことに気づいた。
「この赤い果物……まさか」
「どうしたの、早坂くん」
顔を近づけてくる天音。
俺は思わず心臓がドキッとして顔が熱くなった。
こう近くに寄られると、さすがに緊張する。
いや、俺はずっとドキドキしっぱなしだった。今日の俺はどこかおかしい。
「いや……この果実を見つけてな」
「わ~、赤くて小さなつぶつぶが沢山だね。これって食べれるのかな」
天音は興味津々の視線を向けた。
「うーん、俺の無駄知識によれば『ヤマモモ』の可能性がある。甘酸っぱくて生で食べれるって聞いたことがある」
「それ凄いじゃん! 早坂くん、博識~」
「い、いや、それほどでも――あるけどなっ」
照れていると、千年世も俺を褒め称えてくれた。
「さすが早坂くんです! 頭の良い人は好きですよぉ」
俺の腕に掴まってくる千年世。俺の腕にぶら下がるようにしていて、なんだか可愛い。……って、そうじゃないっ。
「ち、千年世さん!」
「早坂くんと一緒なら生き残れそうな気がしてきたので……。それに、今のところ男子は早坂くんだけ。この分だと女子しか集まらない予感がするんです。だから、奪うなら今のうちですよねっ」
「……っ!」
素敵な笑顔を向けられ、俺は脈が乱れた。
千年世の愛玩動物的な可愛さには正直、負ける。
更に顔を赤くする俺。
動揺していると今度は天音が俺の腕にしがみつく。
「ちょっと、千年世さん。早坂くんに近すぎ! 離れてよ!」
「そういう天音さんだって早坂くんの腕にくっ付いているじゃないですかっ」
二人は俺の前で火花を散らしていた。
どうしてこうなった……。
「まあまあ、二人ともヤマモモを食べて落ち着けって」
俺は二人から離れ、慎重にヤマモモを摘み取り、天音と千年世に渡した。
ビー玉サイズの可愛い奴だ。
天音は「ありがとう、早坂くん。大切に食べるね」と笑顔を向けてくれた。千年世も続いて「ありがとうございます。早坂くんの愛を受け取りました。……えへへ」と照れていた。
――で、またバチバチっと――。
なんで仲が悪くなっているんだかなぁ。
結構な数のヤマモモがあったので、採集。貝殻に盛っていく。
「こんなところだろう」
「五十粒はあるよ。これなら、みんなに分けられるね」
「いったん、拠点へ戻るか」
「「さんせー!!」」
砂浜を後にして、帰り道へ戻っていく。
* * *
「……おかしいな。全然洞窟に戻れない」
「あの、早坂くん。これって迷ったです……?」
不安気に俺を見つめる千年世。
「かもな。目印に石を置いていたんだが……なぜか消えている」
「えー! うそでしょー…」
天音が震えて怖がっていた。
こんな薄暗い森の中だからな。
俺もちょっと怖い。
更に歩いていくが、なぜか洞窟へ出られない。
同じところをグルグル回っているようにさえ思えてきた。
「……ダメだ。完全に迷ったらしい」
「そ、そんな! 早坂くんの知識で何とかならないの!?」
「無茶言うなって天音。方角なんて分からないんだ」
そろそろ夕方だから、太陽は西へ落ちていく。だが、背よりも高い森のせいか、太陽も見えない。これではどこへ向かっているのか分からない。
「方位磁石があれば……」
そう、つぶやいて肩を落とす天音。
そんな都合の良いものはない。
あれば便利だけど。
「そうだ、トランシーバーはどうです?」
「すまん、俺が持っているんだ。千年世さんのヤツ、借りっぱなしだ」
「あー…」
これもダメだった。
歩きつかれたので、いったん休憩とした。大木に身を預け、その場に腰を下ろした。
「しかし、この島って思ったより広いな」
「そうだね。結構大きな島なのかも」
はぁ~と、疲れた溜息を漏らす天音。
日本の無人島は、6500ほどあるらしいからな。この島が実際、南西諸島なのかも分かっていない。分からないことばかりだ。
「帰りたいです……」
「千年世さん、大丈夫か」
「こんな島よりも、普通の高校生活に戻りたいです。お風呂だって入れないし、甘いモノも食べられない……好きなコスプレも出来ないし!」
珍しく感情的になる千年世。
そりゃ、女子は精神的に参るよな。
って、最後はなんだ!
「コスプレの趣味があるのかい、千年世さんって」
「ええ、こう見えて私はコスプレイヤーなのです!」
お、コスプレの話をしたら元気になったな。
「どんなコスプレするの?」
俺よりも先に天音が話を振った。
もしかしたら、千年世が落ち込んでいるのを見かねたのかもしれない。
「気になりますか」
「うん、教えて」
「そうですね、アニメが多いですね。メイドさんとかボカロやVTuberとか」
お、元気になったな。
というか、千年世ってそっちの趣味があったのか。気が合いそうだな。
「ほ~。俺もアニメ好きなんだよ。VTuberもよく視聴する」
「おぉ、早坂くんはそっちでしたか!」
「そっちって……。イメージ通りだと思うよ、ぼっちだし」
「えっ、そうなのですか。私と同じですねー、あはは~!」
んなっ、千年世がぼっち!?
嘘だろ、こんな小さくて可愛いのに意外すぎる。
驚いていると、天気が荒れ始めていた。
ポツポツと小雨が降ってきた。
「雨だ……! 恵みの雨だぞ!!」
少しすると、雨は強まった。
全員、雨を浴びていた。
「はぁぁ……久しぶりのシャワー! 水も美味しい!!」
天音が歓喜する。
俺のことなんて気にせず下着になって雨を浴びていた。――って、脱ぐなァ!
千年世も制服を脱ぎ捨てていた。
なんか二人とも俺が男だってことを忘れて雨を浴びているぞ。
……まあいいか。
俺は目の保養になるし、それに汚れも落とせる。水分補給もできて最高だっ!
「「「恵みの雨だああああ!!!」」」
気づけば抱き合って、生きている喜びを分かち合っていた。
――あぁ、生きてるって素晴らしい。
10
お気に入りに追加
631
あなたにおすすめの小説
売り専ボーイ育成モデル事務所
かば
BL
権田剛のノンケ狩りの話
人物紹介
権田剛(30)
ゴリラ顔でごっつい身体付き。高校から大学卒業まで柔道をやっていた。得意技、寝技、絞め技……。仕事は闇の仕事をしている、893にも繋がりがあり、男も女も拉致監禁を請け負っている。
趣味は、売り専ボーイをレイプしては楽しんでいたが、ある日ノンケの武田晃に欲望を抑えきれずレイプしたのがきっかけでノンケを調教するのに快感になってから、ノンケ狩りをするようになった。
ある日、モデルの垣田篤史をレイプしたことがきっかけでモデル事務所の社長、山本秀樹を肉便器にし、所属モデル達に手をつけていく……売り専ボーイ育成モデル事務所の話に続く
武田晃
高校2年生、高校競泳界の期待の星だったが……権田に肉便器にされてから成績が落ちていった……、尻タブに権田剛専用肉便器1号と入墨を入れられた。
速水勇人
高校2年生、高校サッカーで活躍しており、プロチームからもスカウトがいくつかきている。
肉便器2号
池田悟(25)
プロの入墨師で権田の依頼で肉便器にさせられた少年達の尻タブに権田剛専用肉便器◯号と入墨をいれた、権田剛のプレイ仲間。
権田に依頼して池田悟が手に入れたかった幼馴染、萩原浩一を肉便器にする。権田はその弟、萩原人志を肉便器にした。
萩原人志
高校2年生、フェギアかいのプリンスで有名なイケメン、甘いマスクで女性ファンが多い。
肉便器3号
萩原浩一(25)
池田悟の幼馴染で弟と一緒に池田悟専用肉便器1号とされた。
垣田篤史
高校2年生
速水勇人の幼馴染で、読者モデルで人気のモデル、権田の脅しに怯えて、権田に差し出された…。肉便器4号
山本秀樹(25)
篤史、竜也のモデル事務所の社長兼モデル。
権田と池田の毒牙にかかり、池田悟の肉便器2号となる。
黒澤竜也
垣田篤史と同じモデル事務所に所属、篤史と飲みに行ったところに権田に感づかれて調教される……。肉便器ではなく、客をとる商品とされた。商品No.1
香川恋
高校2年生
香川愛の双子の兄、女好きで弟と女の子を引っ掛けては弟とやりまくっていた、根からの女好きだが、権田はの一方的なアナル責で開花される……。商品No.2
香川愛
高校2年生
双子の兄同様、権田はの一方的なアナル責で開花される……。商品No.3
佐々木勇斗
高校2年生
権田によって商品に調教された直後に客をとる優秀商品No.4
橘悠生
高校2年生
権田によってアナルを開発されて初貫通をオークションで売られた商品No.5
モデル達の調教話が中心です、
基本、鬼畜でエロオンリーです。
年上彼氏に気持ちよくなってほしいって 伝えたら実は絶倫で連続イキで泣いてもやめてもらえない話
ぴんく
恋愛
いつもえっちの時はイきすぎてバテちゃうのが密かな悩み。年上彼氏に思い切って、気持ちよくなって欲しいと伝えたら、実は絶倫で
泣いてもやめてくれなくて、連続イキ、潮吹き、クリ責め、が止まらなかったお話です。
愛菜まな
初めての相手は悠貴くん。付き合って一年の間にたくさん気持ちいい事を教わり、敏感な身体になってしまった。いつもイきすぎてバテちゃうのが悩み。
悠貴ゆうき
愛菜の事がだいすきで、どろどろに甘やかしたいと思う反面、愛菜の恥ずかしい事とか、イきすぎて泣いちゃう姿を見たいと思っている。
200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち
半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。
最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。
本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。
第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。
どうぞ、お楽しみください。
アリスと女王
ちな
ファンタジー
迷い込んだ謎の森。何故かその森では“ アリス”と呼ばれ、“蜜”を求める動物たちの餌食に!
謎の青年に導かれながら“アリス”は森の秘密を知る物語──
クリ責め中心のファンタジーえろ小説!ちっちゃなクリを吊ったり舐めたり叩いたりして、発展途上の“ アリス“をゆっくりたっぷり調教しちゃいます♡通常では有り得ない責め苦に喘ぐかわいいアリスを存分に堪能してください♡
☆その他タグ:ロリ/クリ責め/股縄/鬼畜/凌辱/アナル/浣腸/三角木馬/拘束/スパンキング/羞恥/異種姦/折檻/快楽拷問/強制絶頂/コブ渡り/クンニ/☆
※完結しました!
【完結】呪われ王子は生意気な騎士に仮面を外される
りゆき
BL
口の悪い生意気騎士×呪われ王子のラブロマンス!
国の騎士団副団長まで上り詰めた平民出身のディークは、なぜか辺境の地、ミルフェン城へと向かっていた。
ミルフェン城といえば、この国の第一王子が暮らす城として知られている。
なぜ第一王子ともあろうものがそのような辺境の地に住んでいるのか、その理由は誰も知らないが、世間一般的には第一王子は「変わり者」「人嫌い」「冷酷」といった噂があるため、そのような辺境の地に住んでいるのだろうと言われていた。
そんな噂のある第一王子の近衛騎士に任命されてしまったディークは不本意ながらも近衛騎士として奮闘していく。
数少ない使用人たちとひっそり生きている第一王子。
心を開かない彼にはなにやら理由があるようで……。
国の闇のせいで孤独に生きて来た王子が、口の悪い生意気な騎士に戸惑いながらも、次第に心を開いていったとき、初めて愛を知るのだが……。
切なくも真実の愛を掴み取る王道ラブロマンス!
※R18回に印を入れていないのでご注意ください。
※こちらの作品はムーンライトノベルズにも掲載しております。
※完結保証
※全38×2話、ムーンさんに合わせて一話が長いので、こちらでは2分割しております。
※毎日7話更新予定。
モブに転生したはずが、推しに熱烈に愛されています
奈織
BL
腐男子だった僕は、大好きだったBLゲームの世界に転生した。
生まれ変わったのは『王子ルートの悪役令嬢の取り巻き、の婚約者』
ゲームでは名前すら登場しない、明らかなモブである。
顔も地味な僕が主人公たちに関わることはないだろうと思ってたのに、なぜか推しだった公爵子息から熱烈に愛されてしまって…?
自分は地味モブだと思い込んでる上品お色気お兄さん(攻)×クーデレで隠れМな武闘派後輩(受)のお話。
※エロは後半です
※ムーンライトノベルにも掲載しています
自重知らずの転生貴族は、現在知識チートでどんどん商品を開発していきます!!
潮ノ海月@書籍発売中
ファンタジー
無限の時空間の中、いきなり意識が覚醒した。
女神の話によれば、異世界に転生できるという。
ディルメス侯爵家の次男、シオン・ディルメスに転生してから九年が経ったある日、邸の執務室へ行くと、対立国の情報が飛び込んできた。
父であるディルメス侯爵は敵軍を迎撃するため、国境にあるロンメル砦へと出発していく。
その間に執務長が領地の資金繰りに困っていたため、シオンは女神様から授かったスキル『創造魔法陣』を用いて、骨から作った『ボーン食器』を発明する。
食器は大ヒットとなり、侯爵領全域へと広がっていった。
そして噂は王国内の貴族達から王宮にまで届き、シオンは父と一緒に王城へ向かうことに……『ボーン食器』は、シオンの予想を遥かに超えて、大事へと発展していくのだった……
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる