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第8話 EXダンジョン内部
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ダンジョン内部はモンスターが溢れていた。しかも見たことのないバケモノばかり。……なんだコイツ等!
「インフェルノスライム、ギガントゴブリン、カオスオーク、怒れるコボルト……通常フィールドやダンジョンにいるモンスターと大違いだ」
「レベルは全部マックスみたいです! まずいですよ」
こちらのレベルは俺が0、フルクが40しかない。レベル差が激しすぎる……! だが、こっちには【レベル投げ】がある。これでいく。
「物は試しだ。まずは俺の力を使ってみるぞ」
「では、わたしは後方から支援します」
フルクをなるべく背後に立たせ、後ろを任せた。彼女は俺が守るしかない。そうでなければ死んでしまう。
「とにかく……襲われる前に【レベル投げ】――!!」
彼女曰く、運は最高潮に達しているとの事。
今なら最大威力でレベルをぶつけられる。
『――――ドゴォォォォォォォォォッ』
・
・
・
「――ふぅ」
今日は第一エリアの攻略を完了させた。
レベル投げは確かな最強スキルで、その一撃のダメージが9999すらも超えたらしい。俺はダメージが見えないので分からないが、フルクによれば『99999』のダメージは出ていたらしい。
「凄いです! 尊敬します! アウルムさん!」
「いやぁ、それほどでもないよ」
あれからモンスターを倒しまくって、レアアイテム、武器、防具あらゆる物を手に入れ、既に多くの宝を入手した。
「本当に凄いです。こんなアイテムの山は見たことがありませんよ」
EXダンジョンの出入り口に小部屋があった。そこへ入り、俺とフルクはアイテムの精算をしていたのだが――これは自分でも驚いた。
「ああ……全部SSS級の聖剣、魔剣、弓、槍、槌、杖とかだ。こっちは見たこともない盾とかガントレットがあるぞ。防御力999? ありえねえ……」
「う、売ったらいくらになるんでしょう?」
「う~ん。ざっと見積もっても『30億セル』ってところかな」
「えぇッ! 30億って……家とか余裕で立ちますよね!?」
「ああ。労働者の月収が15万セルだ。喫茶店の飲み物が200セル程度だからな。30億がいかに異常な数値か分かるよな」
「は、はい……驚きました」
実際はもっといくと思う。
ていうか、こんなアッサリ儲けられるとか……やばくね? スキルも最強だし、EXダンジョンはレアアイテムだらけ。最強の環境じゃないか!!
「インフェルノスライム、ギガントゴブリン、カオスオーク、怒れるコボルト……通常フィールドやダンジョンにいるモンスターと大違いだ」
「レベルは全部マックスみたいです! まずいですよ」
こちらのレベルは俺が0、フルクが40しかない。レベル差が激しすぎる……! だが、こっちには【レベル投げ】がある。これでいく。
「物は試しだ。まずは俺の力を使ってみるぞ」
「では、わたしは後方から支援します」
フルクをなるべく背後に立たせ、後ろを任せた。彼女は俺が守るしかない。そうでなければ死んでしまう。
「とにかく……襲われる前に【レベル投げ】――!!」
彼女曰く、運は最高潮に達しているとの事。
今なら最大威力でレベルをぶつけられる。
『――――ドゴォォォォォォォォォッ』
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「――ふぅ」
今日は第一エリアの攻略を完了させた。
レベル投げは確かな最強スキルで、その一撃のダメージが9999すらも超えたらしい。俺はダメージが見えないので分からないが、フルクによれば『99999』のダメージは出ていたらしい。
「凄いです! 尊敬します! アウルムさん!」
「いやぁ、それほどでもないよ」
あれからモンスターを倒しまくって、レアアイテム、武器、防具あらゆる物を手に入れ、既に多くの宝を入手した。
「本当に凄いです。こんなアイテムの山は見たことがありませんよ」
EXダンジョンの出入り口に小部屋があった。そこへ入り、俺とフルクはアイテムの精算をしていたのだが――これは自分でも驚いた。
「ああ……全部SSS級の聖剣、魔剣、弓、槍、槌、杖とかだ。こっちは見たこともない盾とかガントレットがあるぞ。防御力999? ありえねえ……」
「う、売ったらいくらになるんでしょう?」
「う~ん。ざっと見積もっても『30億セル』ってところかな」
「えぇッ! 30億って……家とか余裕で立ちますよね!?」
「ああ。労働者の月収が15万セルだ。喫茶店の飲み物が200セル程度だからな。30億がいかに異常な数値か分かるよな」
「は、はい……驚きました」
実際はもっといくと思う。
ていうか、こんなアッサリ儲けられるとか……やばくね? スキルも最強だし、EXダンジョンはレアアイテムだらけ。最強の環境じゃないか!!
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