298 / 479
錬金術師の新薬ポーション
しおりを挟む
ディメンションポータルを抜けると、防衛兵器が激しく砲撃している様子がうかがえた。
だが、そのタイミングでブラックエンペラードラゴンの吐く黒煙によって大砲は破壊された。なんて凄まじい破壊力だ……。
一撃で大砲十門近くを壊滅させるとは……!
俺が大量に設置した大砲がほとんど消されていた。
幸い、魔導レーザー砲だけは生きているが。さすがに耐久値が異常に高いだけあり、一撃で破壊されることはなかった。
「ただいま追いつきました、ラスティさん!」
ポータルから現れるスコル。ハヴァマールやストレルカもやってきた。そして、最後にテオドールとエドゥが歩いてきた。
「これは酷いな」
防衛兵器が粉々になっている有様を見てテオドールは、顔が引きつっていた。俺も同じ感想だ。
「ここには一体のブラックエンペラードラゴンが確認できる。今、魔導レーザー砲で対応しているが、いつまで持つか」
「あれだけの魔導レーザーを受けても倒せないとはね」
こりゃ参ったねとテオドールは頭を抱えた。
本当にその通りだ。あのドラゴンは一筋縄ではいかない……。
「エドゥ、ソウルリフレクターでみんなを守りつつ援護してくれ」
「了解しました」
「スコルとハヴァマールは支援と補助を頼む」
「分かりました、ラスティさん」
「任せるのだ、兄上」
あとはテオドールとストレルカだが。
「ストレルカは大精霊で対応を」
「もちろんです。オケアノスなら死ぬことはありません。ですが、ダメージを受けて体力が尽きればしばらくは戦えません」
「その時はすぐに後退してくれ」
「ええ、ですがそう簡単には引きませんよ。今こそオケアノスの力を示す時です!」
魔法陣を展開するストレルカは、大精霊・オケアノスを召喚した。
ウォーターシールドを展開し、さらなる防御を固めてくれた。そうか、水の盾があったな!
「これなら、ソウルリフレクターと合わせてかなり固いぞ」
感心しているとストレルカは、オケアノスに命令を下した。
「オケアノス! さらに、大魔法メイルシュトロームとタイダルウェーブ!!」
水属性の巨大な渦と大波が形成され、それがブラックエンペラードラゴン目掛けて押し寄せていく。こりゃ、すげぇ……!
だが、ブラックエンペラードラゴンは高速飛翔して回避した。なんて動きをしやがる!
「くそっ……避けられたか」
「申し訳ありません、ラスティ様」
「いや、ストレルカは引き続き応戦を頼む」
「はいっ」
さて、あとは……。
「なんだい、ラスティ。私はテイマーであり、ブラックスミスであり……本業はアルケミスト。なんでも出来るよ~」
余裕の表情を見せるテオドールだが、いやいや! お前はテイマーが本業だろうが!? まあ、トリプルジョブなのでどれも本業だろうけどね。嫁も三人いるし!
「じゃあ、あのブラックエンペラードラゴンを何とかしてくれ」
「そんな無茶を……と、言いたいところだが、試したい“新薬”がある」
「新薬ぅ?」
懐から怪しげな液体が入ったポーションを取り出すテオドール。それを投球フォームで投げつけた。ちょ、投げるのかよ。しかも爆速で飛んでいったぞ!
『――ピュウウウウウウウウウウウウンッ!!』
なんて音が響くくらい、物凄い速さでぶっ飛んでドラゴンに命中する前に大爆発を引き起こした。
『ドオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!!』
……うわッ!!!
なんて爆発だ。こんな爆弾ポーションを作っていたなんて、危なすぎるけど今は許す!
「ドラゴンはどうなった……?」
空を見てみると、そこには……元気に飛ぶブラックエンペラードラゴンの姿があった。
「あっ……しまった! 調合を失敗したか」
「うぉい、テオドール!!」
「すまない。打つ手なしだ。ちなみに新薬は爆発ではなく、強力な酸で溶解する予定だった」
「おま!!」
倒せるような気配を漂わせておいて、それかよぉぉ!!
結局俺が何とかするしかないんだな。
ゲイルチュールをヴェラチュールに変更した。
この距離だから槍型の方がいい。
さらにスコルから支援スキルを施してもらい、俺は力を上昇させた。
まずはこれで様子を見る……!
『……グウウウゥゥ!!』
ブラックエンペラードラゴンも俺に狙いを定め、黒煙を吐いてくる。ならこっちは、これだ。
「いけええええええええ、サンダーストーム!!!」
風属性を乗せ、俺はヴェラチュールを投擲した。
高速飛翔する槍は、黒煙を薙ぎ払いそのままブラックエンペラードラゴンの体に命中した……!
これで!!
だが、そのタイミングでブラックエンペラードラゴンの吐く黒煙によって大砲は破壊された。なんて凄まじい破壊力だ……。
一撃で大砲十門近くを壊滅させるとは……!
俺が大量に設置した大砲がほとんど消されていた。
幸い、魔導レーザー砲だけは生きているが。さすがに耐久値が異常に高いだけあり、一撃で破壊されることはなかった。
「ただいま追いつきました、ラスティさん!」
ポータルから現れるスコル。ハヴァマールやストレルカもやってきた。そして、最後にテオドールとエドゥが歩いてきた。
「これは酷いな」
防衛兵器が粉々になっている有様を見てテオドールは、顔が引きつっていた。俺も同じ感想だ。
「ここには一体のブラックエンペラードラゴンが確認できる。今、魔導レーザー砲で対応しているが、いつまで持つか」
「あれだけの魔導レーザーを受けても倒せないとはね」
こりゃ参ったねとテオドールは頭を抱えた。
本当にその通りだ。あのドラゴンは一筋縄ではいかない……。
「エドゥ、ソウルリフレクターでみんなを守りつつ援護してくれ」
「了解しました」
「スコルとハヴァマールは支援と補助を頼む」
「分かりました、ラスティさん」
「任せるのだ、兄上」
あとはテオドールとストレルカだが。
「ストレルカは大精霊で対応を」
「もちろんです。オケアノスなら死ぬことはありません。ですが、ダメージを受けて体力が尽きればしばらくは戦えません」
「その時はすぐに後退してくれ」
「ええ、ですがそう簡単には引きませんよ。今こそオケアノスの力を示す時です!」
魔法陣を展開するストレルカは、大精霊・オケアノスを召喚した。
ウォーターシールドを展開し、さらなる防御を固めてくれた。そうか、水の盾があったな!
「これなら、ソウルリフレクターと合わせてかなり固いぞ」
感心しているとストレルカは、オケアノスに命令を下した。
「オケアノス! さらに、大魔法メイルシュトロームとタイダルウェーブ!!」
水属性の巨大な渦と大波が形成され、それがブラックエンペラードラゴン目掛けて押し寄せていく。こりゃ、すげぇ……!
だが、ブラックエンペラードラゴンは高速飛翔して回避した。なんて動きをしやがる!
「くそっ……避けられたか」
「申し訳ありません、ラスティ様」
「いや、ストレルカは引き続き応戦を頼む」
「はいっ」
さて、あとは……。
「なんだい、ラスティ。私はテイマーであり、ブラックスミスであり……本業はアルケミスト。なんでも出来るよ~」
余裕の表情を見せるテオドールだが、いやいや! お前はテイマーが本業だろうが!? まあ、トリプルジョブなのでどれも本業だろうけどね。嫁も三人いるし!
「じゃあ、あのブラックエンペラードラゴンを何とかしてくれ」
「そんな無茶を……と、言いたいところだが、試したい“新薬”がある」
「新薬ぅ?」
懐から怪しげな液体が入ったポーションを取り出すテオドール。それを投球フォームで投げつけた。ちょ、投げるのかよ。しかも爆速で飛んでいったぞ!
『――ピュウウウウウウウウウウウウンッ!!』
なんて音が響くくらい、物凄い速さでぶっ飛んでドラゴンに命中する前に大爆発を引き起こした。
『ドオオオオオオオオオオオオオオオオ……!!!』
……うわッ!!!
なんて爆発だ。こんな爆弾ポーションを作っていたなんて、危なすぎるけど今は許す!
「ドラゴンはどうなった……?」
空を見てみると、そこには……元気に飛ぶブラックエンペラードラゴンの姿があった。
「あっ……しまった! 調合を失敗したか」
「うぉい、テオドール!!」
「すまない。打つ手なしだ。ちなみに新薬は爆発ではなく、強力な酸で溶解する予定だった」
「おま!!」
倒せるような気配を漂わせておいて、それかよぉぉ!!
結局俺が何とかするしかないんだな。
ゲイルチュールをヴェラチュールに変更した。
この距離だから槍型の方がいい。
さらにスコルから支援スキルを施してもらい、俺は力を上昇させた。
まずはこれで様子を見る……!
『……グウウウゥゥ!!』
ブラックエンペラードラゴンも俺に狙いを定め、黒煙を吐いてくる。ならこっちは、これだ。
「いけええええええええ、サンダーストーム!!!」
風属性を乗せ、俺はヴェラチュールを投擲した。
高速飛翔する槍は、黒煙を薙ぎ払いそのままブラックエンペラードラゴンの体に命中した……!
これで!!
0
お気に入りに追加
557
あなたにおすすめの小説

無限初回ログインボーナスを貰い続けて三年 ~辺境伯となり辺境領地生活~
桜井正宗
ファンタジー
元恋人に騙され、捨てられたケイオス帝国出身の少年・アビスは絶望していた。資産を奪われ、何もかも失ったからだ。
仕方なく、冒険者を志すが道半ばで死にかける。そこで大聖女のローザと出会う。幼少の頃、彼女から『無限初回ログインボーナス』を授かっていた事実が発覚。アビスは、三年間もの間に多くのログインボーナスを受け取っていた。今まで気づかず生活を送っていたのだ。
気づけばSSS級の武具アイテムであふれかえっていた。最強となったアビスは、アイテムの受け取りを拒絶――!?

隠して忘れていたギフト『ステータスカスタム』で能力を魔改造 〜自由自在にカスタマイズしたら有り得ないほど最強になった俺〜
桜井正宗
ファンタジー
能力(スキル)を隠して、その事を忘れていた帝国出身の錬金術師スローンは、無能扱いで大手ギルド『クレセントムーン』を追放された。追放後、隠していた能力を思い出しスキルを習得すると『ステータスカスタム』が発現する。これは、自身や相手のステータスを魔改造【カスタム】できる最強の能力だった。
スローンは、偶然出会った『大聖女フィラ』と共にステータスをいじりまくって最強のステータスを手に入れる。その後、超高難易度のクエストを難なくクリア、無双しまくっていく。その噂が広がると元ギルドから戻って来いと頭を下げられるが、もう遅い。
真の仲間と共にスローンは、各地で暴れ回る。究極のスローライフを手に入れる為に。

自分が作ったSSSランクパーティから追放されたおっさんは、自分の幸せを求めて彷徨い歩く。〜十数年酷使した体は最強になっていたようです〜
ねっとり
ファンタジー
世界一強いと言われているSSSランクの冒険者パーティ。
その一員であるケイド。
スーパーサブとしてずっと同行していたが、パーティメンバーからはただのパシリとして使われていた。
戦闘は役立たず。荷物持ちにしかならないお荷物だと。
それでも彼はこのパーティでやって来ていた。
彼がスカウトしたメンバーと一緒に冒険をしたかったからだ。
ある日仲間のミスをケイドのせいにされ、そのままパーティを追い出される。
途方にくれ、なんの目的も持たずにふらふらする日々。
だが、彼自身が気付いていない能力があった。
ずっと荷物持ちやパシリをして来たケイドは、筋力も敏捷も凄まじく成長していた。
その事実をとあるきっかけで知り、喜んだ。
自分は戦闘もできる。
もう荷物持ちだけではないのだと。
見捨てられたパーティがどうなろうと知ったこっちゃない。
むしろもう自分を卑下する必要もない。
我慢しなくていいのだ。
ケイドは自分の幸せを探すために旅へと出る。
※小説家になろう様でも連載中

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

チートスキル【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得&スローライフ!?
桜井正宗
ファンタジー
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。
【簡単な流れ】
勇者がボコボコにされます→元勇者として活動→聖女と出会います→レベル投げを習得→EXダンジョンゲット→レア装備ゲットしまくり→元パーティざまぁ
【原題】
『お前は勇者ではないとギルドを追放され、第二勇者が魔王を倒しエンディングの最中レベル0の俺は出現したEXダンジョンを独占~【レベル投げ】でレアアイテム大量獲得~戻って来いと言われても、もう遅いんだが』

無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中

良家で才能溢れる新人が加入するので、お前は要らないと追放された後、偶然お金を落とした穴が実はガチャで全財産突っ込んだら最強になりました
ぽいづん
ファンタジー
ウェブ・ステイは剣士としてパーティに加入しそこそこ活躍する日々を過ごしていた。
そんなある日、パーティリーダーからいい話と悪い話があると言われ、いい話は新メンバー、剣士ワット・ファフナーの加入。悪い話は……ウェブ・ステイの追放だった……
失意のウェブは気がつくと街外れをフラフラと歩き、石に躓いて転んだ。その拍子にポケットの中の銅貨1枚がコロコロと転がり、小さな穴に落ちていった。
その時、彼の目の前に銅貨3枚でガチャが引けます。という文字が現れたのだった。
※小説家になろうにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる