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第175話 真のアヴァロン
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端的に、世界の創造主はアルクトゥルス。
でも、神王は世界のバランスを保つために『聖地』を作った。
じゃあ、星屑とはなんだ?
「さぁて、まずは『星の都』がなんぞ存在しているか、ですな。
それは、都へ来られる前に見たはずですぜぇ。
世界最高峰の霊山――『アヴェレスト』を」
「ああ、んなのあったな。一部はぶっ壊しちまったけど」
「な、なんと罰当たりな! ……まあ、それは置いておきましょう。あの裏には『超巨大洞窟』がありやしたね。都と繋がっているダンジョンです」
あったな。
思えば、あの周辺や洞窟内にも『マグネター』が出没していたっけな。
「もう、お分かりじゃありませんかのぅ?」
「いや、分からねーよ! 端折りすぎだろう!?」
「霊山を思い出すべぇ~」
「ん――なんだ、つまり『星の都』って霊山の中なのか?」
「まあ、普通に考えればそうなりますなぁ」
なるほど。てか、まんますぎたな。
「霊山は、アヴェレストなんてぇ呼ばれておりやんすが、それは違うんどす」
「違う?」
「ええ、この都こそ『アヴァロン』です」
――――――な。
なんだって?
ミザールのヤツ、今なんて?
「ほら、奴隷はみんなエルフでしょうに。つまり、そういうことですな」
「………………」
マジかよ……。
『星の都』ってそういうことか!!
「もともとこの『星屑の都・アヴァロン』はエルフのもの。ほら、星屑の在り処ですなぁ」
「………………」
あまりのことに、俺は絶句した。
ミザールの言っていることは筋が通っていたからだ。
今まで見てきた貴族とエルフの関係。
この大会の賞品にされていたエルフ。リースの母さん。
エルフがなぜ、こんなにも奴隷扱いされているのか。
リースの故郷だったあのアヴァロンは、奇跡的に逃げ延びたエルフたちが作ったんだ。だから、聖地と聖地の間なんて、変な場所にあったんだ。
「つーことは……貴族とかマグネターは、この都を不法に支配しているってことじゃねえか!! なにが貴族だよ、なにが七剣星だよ!!」
「その通り。一部の貴族は『花の都』からやってきた者が多いですなぁ。ほぅら、お嬢様とかそうですべ。最初は仲が良かったんですけどねぇ、マグネターがちょっかいを出してきたんですわぁ」
「いやだがまて、貴族とマグネターが手を組んでいるんだろう!?」
「一部でげすな。主な元凶は『マックノート家』どす。で、この星の都を実効支配している『ゼロアスター侯爵』がやりたい放題やっとるっすよ」
ゼロアスター侯爵――そいつが、マックノート家の。
「やっと名前が出てきたか。そいつを倒せば全ては……」
「いやぁ、お忘れか。七剣星を。オイラが抜けちまったんで、今は六剣星だがやなぁ。まあ、とにかく七剣星とマックノート家は強い繋がりがあるざんすよ~」
「確か、七剣星の方は『ドゥーベ』……だっけ」
「そう、そのドゥーベは七剣星の団長やね。そら強いの何の。ありゃ~噂に聞く『聖者』に匹敵するレベルの怪物やん。いや、それ以上かもしれん」
なに……『聖者』以上だと……!
そんなヤツがいるだなんてな。
「まぁ、ドゥーベは怪しい研究……、確か、錬金術だったかのぅ? 聖者を超える『超人』になるため~とかオイラに協力を求めてきたけん」
「ミザール! それに加担したのか!」
「しとらん。興味ないっつーの。白衣着てるけど、別に研究者じゃねーっての。オイラは元医者でなぁ。命をどうこうするってのは、ど~もなぁ、生命倫理に反するというか」
そういうことか。
通りでな。ミザールはなんだか常識人だな。てか、失礼だけど、なぜそんなのが七剣星に入っているんだか。
「まあ、分かったよ。大筋は理解した。で、このバトルロイヤルにも七剣星とマックノート家は参加しているんだろうな」
「少なくとも、七剣星の全員は参加しとるんな。残りはドゥーベ、メラク、フェクダ、メグレズ、アルカイド&ベネトナシュやな」
「じゃ、そいつらとマックノート家を潰す」
「簡単に言ってくれるのぉ、けど、あんさんなら可能かもしれへんね。この星の都を変えることも」
紅茶を飲み干すミザールは、手を叩いた。
「そや、大賢者の娘を貸してもろたんね。おそらく、朝になれば合流できるかもしれへん」
「ん、それ聞き覚えがあるんだよなあ。娘の名前は?」
「それが変わった名前でな――」
名前を教えてもらおうと思ったら、メサイアが戻ってきた。
「サトル~。家は問題なし! これで快適に過ごせるわぁ」
「おう、おかえり。すでにくつろいでいるよ」
バトルロイヤル中に、こんなにくつろげているのは俺たちくらいだろうな。ライバルやマグネターからも襲われないし、最高すぎるぜ。
「ごはんできましたよー」
「早かったなフォル。もう出来たのか」
「わたくしの【料理スキル】は万能ですからね! えっへん!」
そう堂々と胸を張るフォル。う~む、壮観。
「サトルさーん。お風呂の準備も出来ましたよ~♪ 一緒に入りませんかぁ~!」
「おぉ、リースも! よし、あとで一緒に入ろう。絶対に!
まあでも、その前にみんなで飯にしようか」
◆
一方……
夜の魔法の森【ブロセリアンド】では――大事件が起きていた。
「うあああああああああああああああああああああああ!!」
「なんだありゃァ!! 鬼か、悪魔か!? 魔王か!?」
「ねーよ、そんなのいるわけねえ!」
「イヤだあああああ、俺は死にたくねえええええええ!!」
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「ノヴァ様ああああ、七剣星でもいい助けてくれええええ!!」
阿鼻叫喚の地獄と化していた……。
でも、神王は世界のバランスを保つために『聖地』を作った。
じゃあ、星屑とはなんだ?
「さぁて、まずは『星の都』がなんぞ存在しているか、ですな。
それは、都へ来られる前に見たはずですぜぇ。
世界最高峰の霊山――『アヴェレスト』を」
「ああ、んなのあったな。一部はぶっ壊しちまったけど」
「な、なんと罰当たりな! ……まあ、それは置いておきましょう。あの裏には『超巨大洞窟』がありやしたね。都と繋がっているダンジョンです」
あったな。
思えば、あの周辺や洞窟内にも『マグネター』が出没していたっけな。
「もう、お分かりじゃありませんかのぅ?」
「いや、分からねーよ! 端折りすぎだろう!?」
「霊山を思い出すべぇ~」
「ん――なんだ、つまり『星の都』って霊山の中なのか?」
「まあ、普通に考えればそうなりますなぁ」
なるほど。てか、まんますぎたな。
「霊山は、アヴェレストなんてぇ呼ばれておりやんすが、それは違うんどす」
「違う?」
「ええ、この都こそ『アヴァロン』です」
――――――な。
なんだって?
ミザールのヤツ、今なんて?
「ほら、奴隷はみんなエルフでしょうに。つまり、そういうことですな」
「………………」
マジかよ……。
『星の都』ってそういうことか!!
「もともとこの『星屑の都・アヴァロン』はエルフのもの。ほら、星屑の在り処ですなぁ」
「………………」
あまりのことに、俺は絶句した。
ミザールの言っていることは筋が通っていたからだ。
今まで見てきた貴族とエルフの関係。
この大会の賞品にされていたエルフ。リースの母さん。
エルフがなぜ、こんなにも奴隷扱いされているのか。
リースの故郷だったあのアヴァロンは、奇跡的に逃げ延びたエルフたちが作ったんだ。だから、聖地と聖地の間なんて、変な場所にあったんだ。
「つーことは……貴族とかマグネターは、この都を不法に支配しているってことじゃねえか!! なにが貴族だよ、なにが七剣星だよ!!」
「その通り。一部の貴族は『花の都』からやってきた者が多いですなぁ。ほぅら、お嬢様とかそうですべ。最初は仲が良かったんですけどねぇ、マグネターがちょっかいを出してきたんですわぁ」
「いやだがまて、貴族とマグネターが手を組んでいるんだろう!?」
「一部でげすな。主な元凶は『マックノート家』どす。で、この星の都を実効支配している『ゼロアスター侯爵』がやりたい放題やっとるっすよ」
ゼロアスター侯爵――そいつが、マックノート家の。
「やっと名前が出てきたか。そいつを倒せば全ては……」
「いやぁ、お忘れか。七剣星を。オイラが抜けちまったんで、今は六剣星だがやなぁ。まあ、とにかく七剣星とマックノート家は強い繋がりがあるざんすよ~」
「確か、七剣星の方は『ドゥーベ』……だっけ」
「そう、そのドゥーベは七剣星の団長やね。そら強いの何の。ありゃ~噂に聞く『聖者』に匹敵するレベルの怪物やん。いや、それ以上かもしれん」
なに……『聖者』以上だと……!
そんなヤツがいるだなんてな。
「まぁ、ドゥーベは怪しい研究……、確か、錬金術だったかのぅ? 聖者を超える『超人』になるため~とかオイラに協力を求めてきたけん」
「ミザール! それに加担したのか!」
「しとらん。興味ないっつーの。白衣着てるけど、別に研究者じゃねーっての。オイラは元医者でなぁ。命をどうこうするってのは、ど~もなぁ、生命倫理に反するというか」
そういうことか。
通りでな。ミザールはなんだか常識人だな。てか、失礼だけど、なぜそんなのが七剣星に入っているんだか。
「まあ、分かったよ。大筋は理解した。で、このバトルロイヤルにも七剣星とマックノート家は参加しているんだろうな」
「少なくとも、七剣星の全員は参加しとるんな。残りはドゥーベ、メラク、フェクダ、メグレズ、アルカイド&ベネトナシュやな」
「じゃ、そいつらとマックノート家を潰す」
「簡単に言ってくれるのぉ、けど、あんさんなら可能かもしれへんね。この星の都を変えることも」
紅茶を飲み干すミザールは、手を叩いた。
「そや、大賢者の娘を貸してもろたんね。おそらく、朝になれば合流できるかもしれへん」
「ん、それ聞き覚えがあるんだよなあ。娘の名前は?」
「それが変わった名前でな――」
名前を教えてもらおうと思ったら、メサイアが戻ってきた。
「サトル~。家は問題なし! これで快適に過ごせるわぁ」
「おう、おかえり。すでにくつろいでいるよ」
バトルロイヤル中に、こんなにくつろげているのは俺たちくらいだろうな。ライバルやマグネターからも襲われないし、最高すぎるぜ。
「ごはんできましたよー」
「早かったなフォル。もう出来たのか」
「わたくしの【料理スキル】は万能ですからね! えっへん!」
そう堂々と胸を張るフォル。う~む、壮観。
「サトルさーん。お風呂の準備も出来ましたよ~♪ 一緒に入りませんかぁ~!」
「おぉ、リースも! よし、あとで一緒に入ろう。絶対に!
まあでも、その前にみんなで飯にしようか」
◆
一方……
夜の魔法の森【ブロセリアンド】では――大事件が起きていた。
「うあああああああああああああああああああああああ!!」
「なんだありゃァ!! 鬼か、悪魔か!? 魔王か!?」
「ねーよ、そんなのいるわけねえ!」
「イヤだあああああ、俺は死にたくねえええええええ!!」
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
「ノヴァ様ああああ、七剣星でもいい助けてくれええええ!!」
阿鼻叫喚の地獄と化していた……。
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