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少年たちと「スナイパー」(1)
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画面上に浮かんでいた赤い人型が、次々と動かなくなっていく。動く人影に血生臭い惨劇を想像しかけるが、少年たちは首を振るようにしてそれを払いのけた。
眩しいほどの月明かりが照らす屋上からは、学園敷地内を取り囲む奇妙な黒い柱と有刺鉄線が見えた。暁也と修一は、そこにすっと横切る白い面の人間を見たような気がして怖くなり、それ以降は、いつも昼食をとっている中央に腰を下ろして外の景色を見ないように努めていた。
ノートパソコンとトランシーバーは目の前にあり、銃だけが死角に置かれている。
「まだ、あれからそんなに経ってないんだよな……」
暁也が呟いた。時々、座っている床越しにわずかな振動が伝わって来る。明るい月が出た夜空を見上げると、美しい星空が広がっていた。
「腹、減ったな……」
パソコンから距離を置いてあぐらをかいていた修一が、何気なく暁也の呟きに答えた。暁也の腹から虫の音が鳴ったのを聞き、自分だけではないのだと気付いて黙りこむ。
動揺と緊張が落ち着いてきた成長期の二人は、ひどい空腹を覚えていた。先程嘔吐した修一も、すっかり食欲が戻っていたのだ。
「…………なぁ、雪弥さ、大学校舎からうちの保健室に乗りこんでたけど、あそこって通路ないよな?」
「…………ああ、ない」
あのとき、一緒にノートパソコンの画面に表示された地図を覗きこんでいたことを思い出し、二人はしばらく黙りこんだ。数十秒が経ち、暁也がようやく「話を上手くそらされちまったよな」と結果を述べる。
修一は、暁也が静かに怒りを募らせていることに気付き、後ろに腕を置いて楽にしていた上体を、前へと戻した。
「やっぱりあれさ、何かで破壊して、無理やり近道した感じがするんだよ」
「だろうな。一体何を使ったかは知らねぇが」
「バズーカ砲とかさ」
「そんなの持ってたか?」
暁也が呆れ返った視線を投げて寄こした。空腹で体力もないのか、力のない表情からは疲れが浮かんでいるようにも見える。
そのとき、はっとしたように修一がパソコン画面を覗きこんだ。ぎこちなく画面に触れ、「げっ」と声を上げて暁也を振り返った。
「暁也、やばい! 雪弥以外の奴がこっちに向かってる!」
何人だ、と急くように言って膝を立てた暁也に、修一は「一人」と答えて唾を呑んだ。
どうやら、二人が恐れていたことが、とうとう起こったようだった。雪弥に「大丈夫」と言った矢先だったが、襲撃されるかもしれないと予測した修一が「どうする」と暁也に意見を求めた。不安げな表情は、助けを呼んだ方がいいのかどうかを伺っている。
暁也は答える代りに、恐怖を押し殺すと、背後に置かれていた銃を拾い上げた。想像していた以上にひどく重量感があり、テレビで見るように右手に持ち構えると腕が震えた。修一が「大丈夫かよ」と心配したが、暁也はそれを無視して両手に持ち直して立ち上がった。
修一には撃てない、俺が撃たなきゃ。
暁也はずしりと重い銃を、両手でしっかりと持って屋上扉へと向けた。真っ直ぐに扉へと狙いを固定しているはずが、銃口は震えて発砲先が定まらなかった。
「暁也、無理すんなよ。お前、めっちゃ顔色悪――」
「近づいてくる奴、どうなってる?」
前方を睨みつけたまま、暁也は込み上げる恐怖を払いのけるように問う。
早口で問われた修一は、慌てたようにパソコン画面へ目を走らせると、ぎょっとしたように飛び上がった。
「近づいてるッ、今、扉の前だ!」
修一は叫んで、勢いよく暁也を振り返った。
両手で持った銃をぶるぶると震わせた暁也は、緊張で全身を強張らせていた。瞬きもせず見開かれた瞳は、狙いが定まらない銃口から屋上扉を睨みつけている。
重々しい足音が聞こえた次の瞬間、鍵の壊れている扉が乱暴に押し開けられた。
月明かりの下、扉の上に頭部が届きそうなほどの大男が顔を覗かせた。盛りあがった頬骨と窪んだ目尻に、細いサングラスが埋まっている印象すら覚える大きく厳つい顔をしている。
そのとき、男の視点が暁也たちへと定まる前に、鈍い音が空気を切り裂いた。
屋上へと身を乗り出し掛けた男の頭部が、強い衝撃に後頭部を破裂させて、ぐらりと扉の奥に続く闇へ姿を消していった。崩れ落ちた際にそのまま階段を転がり落ちていったのか、転倒音が遠く離れていくのが聞こえた。
呆気に取られて茫然と見つめる先で、扉がぎぃっと金属音を上げて、一人でに静かに閉まった。
「……暁也、お前、撃ったか?」
「撃ってねぇよ!」
それに銃弾はあんなに威力ないはずじゃ、と言い掛けた暁也は、背後で足音を耳にしてギクリと身体を強張らせた。緊張が高まっていた彼は、反射的に振り返りながらそちらへと銃口を向ける。
コンマ二秒遅れで同じように振り返った修一は、暁也と同様、そこにいた男の顔を見てはたと動きを止めた。
「やあ、二人とも。駄目だよ、無害な人間に銃口を向けちゃあ」
撃ち返されても知らないよ、と冗談交じりで相手の男が陽気に笑む。
そこにいたのは、三学年の数学教師であり、暁也や修一のクラスである三年四組の担任、矢部だった。普段は前髪でもっさりとしている目元も、後ろに撫で上げられて、そこから明るい茶色をした活気溢れる目が覗いている。
彼の手には、スコープ付きの長い銃があった。その銃口にはサイレンサーらしき黒い筒が設置され、服装は昼間暁也たちが見たときと同じだった。違うことは、肩に鞄を掛けていることだろうか。
「え、矢部先生?」
どうして、と続けようとした修一に構わず、暁也は銃口を向けたまま「敵か?」と鋭く問うた。教師にも共犯者がいると知っていたからである。
矢部は、自分に向けられる銃口が震える様子をしばらく眺めていた。しかし、すぐ降参するように両手を上げると「味方だよ」と答えた。いつものぼそぼそ声はどこに行った、と二人が思うほど流暢な喋り方だった。
「初めからずっと見ていたんだけど、いや、お見事だよ」
まぁ座って、と促され、暁也は渋々といった様子で修一の隣に腰を降ろした。
矢部は暁也が素直に銃から手を離すのを見届けたあと、二人の近くに腰を降ろして鞄から黒い鉄の棒をいくつも取り出した。慣れた手つきでそれをあっという間に組み立て、自分の持っていた長い銃を設置する。
映画のような素早い動きと、組み上がった土台に置かれた銃を見て、修一が感心と感動に瞳を輝かせた。
「先生、すげえな!」
「え? ああ、そうかい?」
矢部は困惑しつつ笑みを浮かべた。「褒められるような事じゃないけどね」と続け、鞄からパンを取り出した。どれも、昼間売店で売られている菓子パンだった。
「ほら、食べなさい。腹が減ったろ?」
「おう!」
即答してアンパンに飛びつく修一に、暁也が「食い物につられるなよ」と怪訝そうに言った。すると、矢部は「さあ、どうぞ」と彼にメロンパンを差し出した。
暁也は空腹も限界に来ていたので、味方ではあるが素性の分からない矢部に「ありがとう」とぶっきらぼうに答えて、それを受け取った。すかさず袋を開けてかぶりつく。
少年たちの隙をついた矢部が、ふと二人の間に長い上体を割り込ませて、トランシーバーを手に取った。パンが口に詰まって「あ」とも言えない少年組の前で、矢部は慣れた手つきでそれを口元に近づける。
「初めまして、ナンバー4。異名スナイパーの元ナンバー二十一です。屋上の子供たちは私にお任せ下さい。今作戦に置いての規律を破ってしまいましたが、お咎めを受けるべきでしょうか?」
『いいや、そちらも元上司の命でも受けているのだろう? こちらとしても助かるよ。二人の子供たちを宜しく、元ナンバー二十一』
「滅相もございません」
話し終わると、矢部はトランシーバーを元の位置に戻した。
癖のあるぼさぼさの髪から覗いている堀の深い瞳は、鋭利で知的な男を思わせた。普段生気のない髪だと思っていたが、ふんわりと盛りあがった頭髪からはポマードの香りが漂っていた。
「なぁ、先生たちって一体何なの?」
修一は、唐突に思ったままにそう尋ねた。
眩しいほどの月明かりが照らす屋上からは、学園敷地内を取り囲む奇妙な黒い柱と有刺鉄線が見えた。暁也と修一は、そこにすっと横切る白い面の人間を見たような気がして怖くなり、それ以降は、いつも昼食をとっている中央に腰を下ろして外の景色を見ないように努めていた。
ノートパソコンとトランシーバーは目の前にあり、銃だけが死角に置かれている。
「まだ、あれからそんなに経ってないんだよな……」
暁也が呟いた。時々、座っている床越しにわずかな振動が伝わって来る。明るい月が出た夜空を見上げると、美しい星空が広がっていた。
「腹、減ったな……」
パソコンから距離を置いてあぐらをかいていた修一が、何気なく暁也の呟きに答えた。暁也の腹から虫の音が鳴ったのを聞き、自分だけではないのだと気付いて黙りこむ。
動揺と緊張が落ち着いてきた成長期の二人は、ひどい空腹を覚えていた。先程嘔吐した修一も、すっかり食欲が戻っていたのだ。
「…………なぁ、雪弥さ、大学校舎からうちの保健室に乗りこんでたけど、あそこって通路ないよな?」
「…………ああ、ない」
あのとき、一緒にノートパソコンの画面に表示された地図を覗きこんでいたことを思い出し、二人はしばらく黙りこんだ。数十秒が経ち、暁也がようやく「話を上手くそらされちまったよな」と結果を述べる。
修一は、暁也が静かに怒りを募らせていることに気付き、後ろに腕を置いて楽にしていた上体を、前へと戻した。
「やっぱりあれさ、何かで破壊して、無理やり近道した感じがするんだよ」
「だろうな。一体何を使ったかは知らねぇが」
「バズーカ砲とかさ」
「そんなの持ってたか?」
暁也が呆れ返った視線を投げて寄こした。空腹で体力もないのか、力のない表情からは疲れが浮かんでいるようにも見える。
そのとき、はっとしたように修一がパソコン画面を覗きこんだ。ぎこちなく画面に触れ、「げっ」と声を上げて暁也を振り返った。
「暁也、やばい! 雪弥以外の奴がこっちに向かってる!」
何人だ、と急くように言って膝を立てた暁也に、修一は「一人」と答えて唾を呑んだ。
どうやら、二人が恐れていたことが、とうとう起こったようだった。雪弥に「大丈夫」と言った矢先だったが、襲撃されるかもしれないと予測した修一が「どうする」と暁也に意見を求めた。不安げな表情は、助けを呼んだ方がいいのかどうかを伺っている。
暁也は答える代りに、恐怖を押し殺すと、背後に置かれていた銃を拾い上げた。想像していた以上にひどく重量感があり、テレビで見るように右手に持ち構えると腕が震えた。修一が「大丈夫かよ」と心配したが、暁也はそれを無視して両手に持ち直して立ち上がった。
修一には撃てない、俺が撃たなきゃ。
暁也はずしりと重い銃を、両手でしっかりと持って屋上扉へと向けた。真っ直ぐに扉へと狙いを固定しているはずが、銃口は震えて発砲先が定まらなかった。
「暁也、無理すんなよ。お前、めっちゃ顔色悪――」
「近づいてくる奴、どうなってる?」
前方を睨みつけたまま、暁也は込み上げる恐怖を払いのけるように問う。
早口で問われた修一は、慌てたようにパソコン画面へ目を走らせると、ぎょっとしたように飛び上がった。
「近づいてるッ、今、扉の前だ!」
修一は叫んで、勢いよく暁也を振り返った。
両手で持った銃をぶるぶると震わせた暁也は、緊張で全身を強張らせていた。瞬きもせず見開かれた瞳は、狙いが定まらない銃口から屋上扉を睨みつけている。
重々しい足音が聞こえた次の瞬間、鍵の壊れている扉が乱暴に押し開けられた。
月明かりの下、扉の上に頭部が届きそうなほどの大男が顔を覗かせた。盛りあがった頬骨と窪んだ目尻に、細いサングラスが埋まっている印象すら覚える大きく厳つい顔をしている。
そのとき、男の視点が暁也たちへと定まる前に、鈍い音が空気を切り裂いた。
屋上へと身を乗り出し掛けた男の頭部が、強い衝撃に後頭部を破裂させて、ぐらりと扉の奥に続く闇へ姿を消していった。崩れ落ちた際にそのまま階段を転がり落ちていったのか、転倒音が遠く離れていくのが聞こえた。
呆気に取られて茫然と見つめる先で、扉がぎぃっと金属音を上げて、一人でに静かに閉まった。
「……暁也、お前、撃ったか?」
「撃ってねぇよ!」
それに銃弾はあんなに威力ないはずじゃ、と言い掛けた暁也は、背後で足音を耳にしてギクリと身体を強張らせた。緊張が高まっていた彼は、反射的に振り返りながらそちらへと銃口を向ける。
コンマ二秒遅れで同じように振り返った修一は、暁也と同様、そこにいた男の顔を見てはたと動きを止めた。
「やあ、二人とも。駄目だよ、無害な人間に銃口を向けちゃあ」
撃ち返されても知らないよ、と冗談交じりで相手の男が陽気に笑む。
そこにいたのは、三学年の数学教師であり、暁也や修一のクラスである三年四組の担任、矢部だった。普段は前髪でもっさりとしている目元も、後ろに撫で上げられて、そこから明るい茶色をした活気溢れる目が覗いている。
彼の手には、スコープ付きの長い銃があった。その銃口にはサイレンサーらしき黒い筒が設置され、服装は昼間暁也たちが見たときと同じだった。違うことは、肩に鞄を掛けていることだろうか。
「え、矢部先生?」
どうして、と続けようとした修一に構わず、暁也は銃口を向けたまま「敵か?」と鋭く問うた。教師にも共犯者がいると知っていたからである。
矢部は、自分に向けられる銃口が震える様子をしばらく眺めていた。しかし、すぐ降参するように両手を上げると「味方だよ」と答えた。いつものぼそぼそ声はどこに行った、と二人が思うほど流暢な喋り方だった。
「初めからずっと見ていたんだけど、いや、お見事だよ」
まぁ座って、と促され、暁也は渋々といった様子で修一の隣に腰を降ろした。
矢部は暁也が素直に銃から手を離すのを見届けたあと、二人の近くに腰を降ろして鞄から黒い鉄の棒をいくつも取り出した。慣れた手つきでそれをあっという間に組み立て、自分の持っていた長い銃を設置する。
映画のような素早い動きと、組み上がった土台に置かれた銃を見て、修一が感心と感動に瞳を輝かせた。
「先生、すげえな!」
「え? ああ、そうかい?」
矢部は困惑しつつ笑みを浮かべた。「褒められるような事じゃないけどね」と続け、鞄からパンを取り出した。どれも、昼間売店で売られている菓子パンだった。
「ほら、食べなさい。腹が減ったろ?」
「おう!」
即答してアンパンに飛びつく修一に、暁也が「食い物につられるなよ」と怪訝そうに言った。すると、矢部は「さあ、どうぞ」と彼にメロンパンを差し出した。
暁也は空腹も限界に来ていたので、味方ではあるが素性の分からない矢部に「ありがとう」とぶっきらぼうに答えて、それを受け取った。すかさず袋を開けてかぶりつく。
少年たちの隙をついた矢部が、ふと二人の間に長い上体を割り込ませて、トランシーバーを手に取った。パンが口に詰まって「あ」とも言えない少年組の前で、矢部は慣れた手つきでそれを口元に近づける。
「初めまして、ナンバー4。異名スナイパーの元ナンバー二十一です。屋上の子供たちは私にお任せ下さい。今作戦に置いての規律を破ってしまいましたが、お咎めを受けるべきでしょうか?」
『いいや、そちらも元上司の命でも受けているのだろう? こちらとしても助かるよ。二人の子供たちを宜しく、元ナンバー二十一』
「滅相もございません」
話し終わると、矢部はトランシーバーを元の位置に戻した。
癖のあるぼさぼさの髪から覗いている堀の深い瞳は、鋭利で知的な男を思わせた。普段生気のない髪だと思っていたが、ふんわりと盛りあがった頭髪からはポマードの香りが漂っていた。
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