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第十九章 地下牢
4 錠をかける苦悩(メイド視点)※
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4 錠をかける苦悩(メイド視点)※
明かり取りの窓から名残の日も消え、月の光がさしていた。地下室は凍えるように寒い。私はなけなしの毛布にくるまって震えていた。
暗くて殺風景な部屋。片隅には古の拷問器具付き。
剥き出しの石の寝台に横たわり、眠るともなく浅く気を失って、妙な夢を見ては我に帰る。その繰り返しだった。
今も、廊下から聞こえた物音で目が覚めたのだ。
複数の足音がこちらに近づいてくる。私は起き上がって身なりをただした。
部屋の扉に開いた四角い格子窓からランプの光がさした。解錠音がして、扉が開く。
現れたのは執事殿と、昼間の近衛兵。
そして、彼らに連れられて入ってきた少年に、私は思わず声を上げてしまった。
「オトさん?!」
「マリアさん!」
オトが私のもとに駆け寄ろうとしたのを、執事殿が遮った。
「この小姓が、お前に例の下着を渡したのは自分だと言っているが本当かね、マリア」
「えっ」
スケシタの件はジュン殿に頼まれたのだ。オトからではない。戸惑っている私に代わって、オトが言った。
「本当です、執事さん」
「お前には尋ねておらぬ」
執事はオトに冷たく言いはなつと、私に向き直った。
「この小姓はお前に例の下着を預けたといっておる。だが、お前が持っていたのは、たんに古代刺繍の習作だったはず」
こうなっては私も事実を言うしかなかった。
「確かに、本物を預かりました。近衛隊長からの極秘のご依頼でした。修繕して王妃の衣装部屋に返すようにとの仰せでしたので、そのようにいたしました」
とうとうジュン殿の名前を出してしまった。
「隊長殿が?」
ここでジュン殿の名前が出るとは、執事殿も思わなかったらしい。
「そ、それは、僕が望んだせいです」
オトは慌てたように言った。
「ジュンは悪くありません。僕が欲しいとねだったので、ジュンが探してきてくれて、マリアが修繕してくれたのです」
「なるほど。要するに、諸悪の根源はお前なのだな」
「はい」
執事殿は、どういうわけか全ての罪をオトに着せたがっている。日頃冷静な執事殿らしくもない。
「オトがどう関与したかは存じません。私にスケシタを渡したのは近衛隊長殿です」
私は口を挟んだ。つまらぬプライドは捨てて、ジュン殿のお力を借りるしかなかった。彼なら善処してくださるだろう。
「私が修繕を施したことは、王妃も知るところでございます」
「なんだって?!」
執事はしばらく間を置いてから、今度は諭すように言った。
「マリア、お前が色々なものの板挟みなのは分かっておる。だが、事実を曲げてまで誰かを庇おうなどという考えは捨てよ。事実を話せ。罪なきものを罰する罪を、わたしに犯させないでおくれ」
執事の言葉を受けて、私は今朝の衣装部屋での一件を全て語った……。
***************
「……という訳でございます。口止めのために命を取られてもおかしくはない状況だと理解しております」
執事殿は黙り込んでしまった。やがて沈黙を破ったのは、近衛兵だった。
「王妃様がマリアをお許しになったのならば、釈放してやっても問題はないのでは」
「ならん。王妃様も王妃様じゃ。かように重大なことを知ったメイドを野放しにするとはどういうご了見か……」
近衛兵は釈然としないように口を尖らせたが、執事殿は取り合わない。
「マリア、お前にはまだ聞きたいことがある」
執事は羊皮紙の束を手にしていた。
「これは誰から貰い受けたのだ? 他にも誰かに読ませたか?」
私は用意していた答えを述べた。
「一人で夜中に訳しました。仲間には見せていません」
私は嘘をついた。後ろ盾のないフアナやメイドたちを巻き込むことは出来ない。
罪のないものを罰したくはない。そのために真実を明かせと仰るが、思いを同じくするからこそ、私はその逆を行くべきだと思った。
もしも読んだと知ったら、執事殿は彼女たちをも裁かざるを得なくなるから。
それに、もしもそんなことになれば、誰も気にも留めなかった御伽話が、逆に真実味を帯びて広まっていくだろう。
「この本を下さったのはトーマ様です。東の国の新作を手に入れたから貸してくれると」
トーマなら、執事の追及を受けても何とか切り抜けられるだろう。そんな謎の信頼感があった。
「トーマだと?」
執事殿の張りつめた神経が少し緩まったのが分かる。
「書き下ろされたばかりのものを譲り受けたと言っていました。作者がどなたかは存じません」
「いつの事だ」
「昨夜です」
執事は腕を組んで何か考え込んでいるようだった。
「あい分かった。これはトーマに話を聞いたほうがよさそうだな」
トーマの能天気な笑顔が無性に懐かしかった。この頑固な執事さんをリラックスさせ、おちょくることにかけては、彼の右に出るものはいない。
「まもなく両陛下とトーマが戻る。それまではここから出すわけにはいかん」
私は頷いた。次にここを出る時は追放か処刑の時だろうと覚悟していた。数日ここで過ごせと言われたって異存はない。
ただ気の毒なのは、オトも私の道連れになってしまったということだ。
オトは自分がスケシタをねだったなどと言うが、にわかには信じられないことだった。ジュン殿に妙な服を着させられるのを、あんなに嫌がっていたオトなのだから。
私はむしろ、ジュン殿がオトに着せたがったのだろうと踏んでいた。でも、名誉ある隊長の性癖を、憶測で口にする権利などなかった。
オトは私と隊長殿を庇おうとして、名乗りをあげてくれたにちがいない。日頃公平な執事殿が、どうしてそれに気が付かないのだろう。
「諸悪の根源はお前」だなんて、天使のようなオトに向かってどうしてそんなことが言えるのだろう。
おそらく、執事殿はオトを小説の中の小姓と重ね合わせて、毛嫌いしているのだ。宮廷の貴公子たちを惑わす淫らな少年だと……。
オトは、私の訳した小説のせいで、こうして多くの人に誤解されていくのかもしれない。申し訳なさと情けなさで、さすがの私の目にも涙が込み上げた。
「オトさん、僕もお供しますよ」
近衛兵が、不意に明るい声を出してオトの手を取った。彼もオトに同情して、一緒にここに残る気でいるらしい。
「寒いからこうしててあげる」
近衛兵はオトの華奢な身体を抱きしめて、温めるようにさすった。
私の邪な腐心はこんな状況でももれなくうずいた。瞳がこの光景を焼き付けることに専念しはじめたので、涙は引っ込んでくれた。
だが、間もなく近衛兵は悲鳴をあげて、オトのそばから飛び退いた。オトのイタチが近衛兵を噛んだらしい。
「あっ、大丈夫?!」
近衛兵の指からはぷっくりと二粒の血が盛り上がっていた。オトは心配そうに近衛の指を握って、自分の顔に近づけた。
「なんの、こんなの舐めときゃ治りますって」
テンプレなフラグを天然で立ててくる近衛に動揺させられながら、私は様子を見守る。オトの小さな唇が丸く開き、柔らかな舌がのぞいた。ゆっくりと、ありがたい光景が目の前に展開していく。
オトが近衛兵の指先を口に含みかけた瞬間、二人を引き離すように、執事殿が鋭く言った。
「ニケ、お前はジュン殿を呼んでまいれ」
私は舌打ちしかけた。
「えっ? ここにですか?!」
「いや私の部屋へ。彼にも一連のことを確認せねばならん」
ニケと呼ばれた近衛兵は、無念そうに私とオトを見やりながら出て行った。
執事はニケが行くのを見届けてから部屋を出た。
私がドアの覗き窓を見ていることに、きっと執事殿は気付いていなかった。彼は俯いて錠をかけていた。私はじっと、その表情を見ていた。
執事殿は心を鬼にしているだけで、本当は誰より情を知る人だと私は信じた。
明かり取りの窓から名残の日も消え、月の光がさしていた。地下室は凍えるように寒い。私はなけなしの毛布にくるまって震えていた。
暗くて殺風景な部屋。片隅には古の拷問器具付き。
剥き出しの石の寝台に横たわり、眠るともなく浅く気を失って、妙な夢を見ては我に帰る。その繰り返しだった。
今も、廊下から聞こえた物音で目が覚めたのだ。
複数の足音がこちらに近づいてくる。私は起き上がって身なりをただした。
部屋の扉に開いた四角い格子窓からランプの光がさした。解錠音がして、扉が開く。
現れたのは執事殿と、昼間の近衛兵。
そして、彼らに連れられて入ってきた少年に、私は思わず声を上げてしまった。
「オトさん?!」
「マリアさん!」
オトが私のもとに駆け寄ろうとしたのを、執事殿が遮った。
「この小姓が、お前に例の下着を渡したのは自分だと言っているが本当かね、マリア」
「えっ」
スケシタの件はジュン殿に頼まれたのだ。オトからではない。戸惑っている私に代わって、オトが言った。
「本当です、執事さん」
「お前には尋ねておらぬ」
執事はオトに冷たく言いはなつと、私に向き直った。
「この小姓はお前に例の下着を預けたといっておる。だが、お前が持っていたのは、たんに古代刺繍の習作だったはず」
こうなっては私も事実を言うしかなかった。
「確かに、本物を預かりました。近衛隊長からの極秘のご依頼でした。修繕して王妃の衣装部屋に返すようにとの仰せでしたので、そのようにいたしました」
とうとうジュン殿の名前を出してしまった。
「隊長殿が?」
ここでジュン殿の名前が出るとは、執事殿も思わなかったらしい。
「そ、それは、僕が望んだせいです」
オトは慌てたように言った。
「ジュンは悪くありません。僕が欲しいとねだったので、ジュンが探してきてくれて、マリアが修繕してくれたのです」
「なるほど。要するに、諸悪の根源はお前なのだな」
「はい」
執事殿は、どういうわけか全ての罪をオトに着せたがっている。日頃冷静な執事殿らしくもない。
「オトがどう関与したかは存じません。私にスケシタを渡したのは近衛隊長殿です」
私は口を挟んだ。つまらぬプライドは捨てて、ジュン殿のお力を借りるしかなかった。彼なら善処してくださるだろう。
「私が修繕を施したことは、王妃も知るところでございます」
「なんだって?!」
執事はしばらく間を置いてから、今度は諭すように言った。
「マリア、お前が色々なものの板挟みなのは分かっておる。だが、事実を曲げてまで誰かを庇おうなどという考えは捨てよ。事実を話せ。罪なきものを罰する罪を、わたしに犯させないでおくれ」
執事の言葉を受けて、私は今朝の衣装部屋での一件を全て語った……。
***************
「……という訳でございます。口止めのために命を取られてもおかしくはない状況だと理解しております」
執事殿は黙り込んでしまった。やがて沈黙を破ったのは、近衛兵だった。
「王妃様がマリアをお許しになったのならば、釈放してやっても問題はないのでは」
「ならん。王妃様も王妃様じゃ。かように重大なことを知ったメイドを野放しにするとはどういうご了見か……」
近衛兵は釈然としないように口を尖らせたが、執事殿は取り合わない。
「マリア、お前にはまだ聞きたいことがある」
執事は羊皮紙の束を手にしていた。
「これは誰から貰い受けたのだ? 他にも誰かに読ませたか?」
私は用意していた答えを述べた。
「一人で夜中に訳しました。仲間には見せていません」
私は嘘をついた。後ろ盾のないフアナやメイドたちを巻き込むことは出来ない。
罪のないものを罰したくはない。そのために真実を明かせと仰るが、思いを同じくするからこそ、私はその逆を行くべきだと思った。
もしも読んだと知ったら、執事殿は彼女たちをも裁かざるを得なくなるから。
それに、もしもそんなことになれば、誰も気にも留めなかった御伽話が、逆に真実味を帯びて広まっていくだろう。
「この本を下さったのはトーマ様です。東の国の新作を手に入れたから貸してくれると」
トーマなら、執事の追及を受けても何とか切り抜けられるだろう。そんな謎の信頼感があった。
「トーマだと?」
執事殿の張りつめた神経が少し緩まったのが分かる。
「書き下ろされたばかりのものを譲り受けたと言っていました。作者がどなたかは存じません」
「いつの事だ」
「昨夜です」
執事は腕を組んで何か考え込んでいるようだった。
「あい分かった。これはトーマに話を聞いたほうがよさそうだな」
トーマの能天気な笑顔が無性に懐かしかった。この頑固な執事さんをリラックスさせ、おちょくることにかけては、彼の右に出るものはいない。
「まもなく両陛下とトーマが戻る。それまではここから出すわけにはいかん」
私は頷いた。次にここを出る時は追放か処刑の時だろうと覚悟していた。数日ここで過ごせと言われたって異存はない。
ただ気の毒なのは、オトも私の道連れになってしまったということだ。
オトは自分がスケシタをねだったなどと言うが、にわかには信じられないことだった。ジュン殿に妙な服を着させられるのを、あんなに嫌がっていたオトなのだから。
私はむしろ、ジュン殿がオトに着せたがったのだろうと踏んでいた。でも、名誉ある隊長の性癖を、憶測で口にする権利などなかった。
オトは私と隊長殿を庇おうとして、名乗りをあげてくれたにちがいない。日頃公平な執事殿が、どうしてそれに気が付かないのだろう。
「諸悪の根源はお前」だなんて、天使のようなオトに向かってどうしてそんなことが言えるのだろう。
おそらく、執事殿はオトを小説の中の小姓と重ね合わせて、毛嫌いしているのだ。宮廷の貴公子たちを惑わす淫らな少年だと……。
オトは、私の訳した小説のせいで、こうして多くの人に誤解されていくのかもしれない。申し訳なさと情けなさで、さすがの私の目にも涙が込み上げた。
「オトさん、僕もお供しますよ」
近衛兵が、不意に明るい声を出してオトの手を取った。彼もオトに同情して、一緒にここに残る気でいるらしい。
「寒いからこうしててあげる」
近衛兵はオトの華奢な身体を抱きしめて、温めるようにさすった。
私の邪な腐心はこんな状況でももれなくうずいた。瞳がこの光景を焼き付けることに専念しはじめたので、涙は引っ込んでくれた。
だが、間もなく近衛兵は悲鳴をあげて、オトのそばから飛び退いた。オトのイタチが近衛兵を噛んだらしい。
「あっ、大丈夫?!」
近衛兵の指からはぷっくりと二粒の血が盛り上がっていた。オトは心配そうに近衛の指を握って、自分の顔に近づけた。
「なんの、こんなの舐めときゃ治りますって」
テンプレなフラグを天然で立ててくる近衛に動揺させられながら、私は様子を見守る。オトの小さな唇が丸く開き、柔らかな舌がのぞいた。ゆっくりと、ありがたい光景が目の前に展開していく。
オトが近衛兵の指先を口に含みかけた瞬間、二人を引き離すように、執事殿が鋭く言った。
「ニケ、お前はジュン殿を呼んでまいれ」
私は舌打ちしかけた。
「えっ? ここにですか?!」
「いや私の部屋へ。彼にも一連のことを確認せねばならん」
ニケと呼ばれた近衛兵は、無念そうに私とオトを見やりながら出て行った。
執事はニケが行くのを見届けてから部屋を出た。
私がドアの覗き窓を見ていることに、きっと執事殿は気付いていなかった。彼は俯いて錠をかけていた。私はじっと、その表情を見ていた。
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