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家に帰って、浬の事を思い出しながらまた自分で自分を慰めた。
風呂で散々犯されたというのに、我ながら自分の性欲の強さが恐ろしい。
中学に入ってからは部活や勉強で忙しく、浬と顔を合わせる事も以前に比べれば少なくなっていた。
たまに会ってどうでもいい話をしたり、一緒にテレビゲームをしたりと「普通」の友達同士としての関係を続けていた。
浬の事は未だに大好きで、抜く時のオカズは相変わらず浬だったけど、
中学になれば流石に性欲のコントロールも出来るようになって、手を出す事はなくなった。
中学の三年間、一度も浬と変な事はしなかった。
勿論話題にも出さなかった。
浬も何も言わなかったので、そんな昔の事はもう忘れてしまったのだと、そう思っていた。
だけど、それは間違いだった。
――俺が高校一年生、浬が、小学五年生の時。
突然、浬が泣きながら俺の家に訪ねて来た。
「ど、どうしたんだよ。なんかあったんか? 学校で……」
泣きじゃくる浬の頭を、あやす様に撫でた。
心配するフリをしながら、泣いてる浬も可愛いとか頼ってくれて嬉しいとかそんな事を考えていた。
「ぐす……くーちゃん……昔の事、覚えてる?」
「ん? いつだよ?」
「一緒にお風呂入ってた時のこと」
「え……」
心臓がドクンと脈打って、背筋が凍ったのを今でも覚えている。
浬は忘れているとばかり思っていた、あの時のこと。
俺自身も早く忘れたかった、幼い頃の間違い。
「くーちゃんと、変なことした……」
「そうだっけ?」
「そうだよ。ねぇ、くーちゃんて、なんでオレにあんなコトしたの?」
「……そ、それはッ」
何故今更になってそんな事を聞いてくるのか。
浬の言葉の意図が掴めなくて困惑した。
「ご、ごめ……ん……」
「……!? なんで謝るの!?」
「だ、だって……」
「謝るってことはアレってやっぱり、いけないコトだったんだ。
ああいうコトするのって、やっぱりオレのコト、嫌いだからなんだ……?」
「え……!? ち、違うよ……!」
「嘘だよ。くーちゃん、オレのコト嫌いなんだ」
「違うって! 俺は……お前の事、す、好き、だよ……!」
「…………じゃあどうしてあんなコトしたの?」
「す、好きだからだよ……! 嫌いだったらしない!」
「あんなのが、好きな人とするコトなの?」
「そ、そうだよ……ッ、お、お前も大人になりゃ分かるよ……」
「大人か……じゃあおじさんは本当にオレのコトを、自分の子供だと思ってくれてたのかな?」
「…………おじさんて、新しくできたお父さん?」
俺が中学の時、浬の母は結婚した。
最初は浬も「お父さんが出来た」と言って喜んでいた。
あまり話した事はなかったが、浬の母よりいくらか年上に見える四十歳くらいの男だった。
「おじさん、オレにいつも変なコトばっかするんだよ。母さんのいない夜とかさ」
「えぇ……!?」
「くーちゃんにだけ特別だよ? コレ、おじさんとオレだけの秘密なんだ。
他の人に言ったらオレ、殺されちゃうから」
「こ、殺されるって…………」
「おじさんはオレのコト、どう思ってるのかな?
オレね、おじさんと本当の家族になりたかった。
でも、嫌われちゃったんだよね。だから怒って、あんなコト……
ひっく……うぅ……くーちゃん、オレ、悲しいよ」
「…………浬」
「…………」
「…………お、おじさんは、浬のこと、本当に好きなんだよ」
「嘘だよ。嫌だって言うと打つもん」
「…………っ、で、でも、嫌いな人とそんな事しねぇよ」
「そうなのかな」
「そうだよ」
「じゃ、くーちゃん……」
「ん?」
「しようよ……昔みたいにさ……」
「……は!?」
「オレ、確かめたいんだ。
オレ、くーちゃんのコト、好き。大好き」
「…………っ」
「本当に好きな人とならしたくなるのか、確かめさせてよ」
「浬……」
「ね、いいでしょ?」
上目使いで見つめられて、自分の息が荒くなるのが分かった。
俺には、その「おじさん」の気持ちが痛いほどよく分かる。
浬の持つ魅力には、抗えない。
「浬ッ…………!」
「ん……っ!?」
浬の唇に噛み付いて、久しぶりのその感触を堪能した。
何年かぶりの浬とのキスは、吃驚するほど気持ち良かった。
「ん……っ……はっ……」
今まで抑えつけていた何かが爆発したかのように、激しく浬を求める。
もう自分を抑え切れなかった。
「浬、ごめん、ごめんな……」
「くーちゃんもおじさんと一緒だね」
「…………っ」
浬から、これまで聞いた事のないほど冷たい声が発せられる。
冷たいその声にゾクゾクすると同時に、凄く悲しくなった。
気持ちは分けるけど、一緒にはされたくない。
浬を傷付けるような大人と一纏めにされるのは心外だった。
だって俺は、浬を愛しているのだから。
「お尻に入れられるのって、すっごく痛いの。くーちゃん知ってる?」
「…………知らない」
「でも入れるほうは気持ちいいんだって。自分勝手だよね。
くーちゃんもそんな自分勝手な大人達と同じ?
オレで気持ち良くなりたいの?」
「ち、違うよ……俺は…………
一緒に気持ち良くなりたいんだよ」
俺はお前を傷付けるだけの汚い大人とは違う。
当時の俺は本気でそう思っていたけど、今はそんな風には思えない。
俺は、同じだ。汚い大人達と、何ら変わらない。
ただ浬との付き合いが、他の奴らより何年か長かった。それだけだ。
たったそれだけの事で、俺は浬の「特別」なのだと思いこんでいた。
それが虚しい独りよがりだとも気付かずに。
「お前がされたのと同じ事、俺にしていいよ。
そうすれば、きっと…………分かるよ」
適当な言葉を並べて、浬に抱かれて、特別な人間になった気がした。
他の男とは真逆に浬の好きなようにさせてやる事で、浬の事を大切に想っているのだと。
そう自分と浬に言い聞かせて、浬との繋がりを求めた。
浬に嫌われないで、傷付けないで、身体を求める唯一の方法。それが抱かれる事だった。
今考えると馬鹿な話だ。
どっちが上でも下でも、結局は同じ事なのに。
浬の事を変な目で見ている事には、変わりないのに。
――その日以降、浬はおかしくなった。
前から壊れかけてはいたのだろうけど、だけど……
留めを刺したのは間違いなく俺だった。
浬はきっとこんな事をする為に、俺の所へ来たんじゃない。
助けを求めて、誰も頼れる人がいない中で、最後の希望として、俺の元へ来たんだ。
それなのに、俺はなんて事をしてしまったんだろう。
「くーちゃん」
「かい……り……」
「気持ちいいね……」
「…………うん」
繋がっている時だけは、浬を自分だけの物にできたような気がして嬉しかった。
「オレね、分かったよ」
「うん」
「オレ、くーちゃんのコト、好き。だから気持ちいいんだね」
「…………う、ん」
「おじさんも、そうなんだね。
オレのコト、ほんとに好きなんだね。
セックスって、嫌いなヒトとはしないんだ」
「…………」
「オレ、嫌われてないんだ。良かった」
「…………そうだな」
結局それから一年もしないうちに、浬の母はその「おじさん」と離婚した。
何故離婚したのか、とか、今その男が何をしているのか等は俺の知る由もない事だった。
ただ一つ言える事は、その男も俺と同じ、浬の魔力に狂わされた一人だったのだろうという事だけだ。
それから数年間ずっと、今のようなよく分からない関係が続いている。
自傷行為をし始めたのも、それ以降だ。
明確にアイツが壊れた原因をあげるとすれば、間違いなく俺との事だ。
浬は俺の事を「恋人」というが、浬に他に何人も「恋人」が居ても不思議ではない。
この間の公園の男……アイツだって、浬の恋人かもしれないのだ。
浬が複数の男と関係を持つようになったのは、間違いなく俺のせいだ。
俺が「浬の事を抱くのは、浬を愛しているからだ」なんて教えたから……
だから愛に飢えたあいつは、愛を求めて、身体を許すんだ。
そんなのは愛情じゃないとも気付かずに、あいつはいつも愛を求めてる。
それは「ただの性欲だ」と、教えてやれたらどんなに楽だろう。
風呂で散々犯されたというのに、我ながら自分の性欲の強さが恐ろしい。
中学に入ってからは部活や勉強で忙しく、浬と顔を合わせる事も以前に比べれば少なくなっていた。
たまに会ってどうでもいい話をしたり、一緒にテレビゲームをしたりと「普通」の友達同士としての関係を続けていた。
浬の事は未だに大好きで、抜く時のオカズは相変わらず浬だったけど、
中学になれば流石に性欲のコントロールも出来るようになって、手を出す事はなくなった。
中学の三年間、一度も浬と変な事はしなかった。
勿論話題にも出さなかった。
浬も何も言わなかったので、そんな昔の事はもう忘れてしまったのだと、そう思っていた。
だけど、それは間違いだった。
――俺が高校一年生、浬が、小学五年生の時。
突然、浬が泣きながら俺の家に訪ねて来た。
「ど、どうしたんだよ。なんかあったんか? 学校で……」
泣きじゃくる浬の頭を、あやす様に撫でた。
心配するフリをしながら、泣いてる浬も可愛いとか頼ってくれて嬉しいとかそんな事を考えていた。
「ぐす……くーちゃん……昔の事、覚えてる?」
「ん? いつだよ?」
「一緒にお風呂入ってた時のこと」
「え……」
心臓がドクンと脈打って、背筋が凍ったのを今でも覚えている。
浬は忘れているとばかり思っていた、あの時のこと。
俺自身も早く忘れたかった、幼い頃の間違い。
「くーちゃんと、変なことした……」
「そうだっけ?」
「そうだよ。ねぇ、くーちゃんて、なんでオレにあんなコトしたの?」
「……そ、それはッ」
何故今更になってそんな事を聞いてくるのか。
浬の言葉の意図が掴めなくて困惑した。
「ご、ごめ……ん……」
「……!? なんで謝るの!?」
「だ、だって……」
「謝るってことはアレってやっぱり、いけないコトだったんだ。
ああいうコトするのって、やっぱりオレのコト、嫌いだからなんだ……?」
「え……!? ち、違うよ……!」
「嘘だよ。くーちゃん、オレのコト嫌いなんだ」
「違うって! 俺は……お前の事、す、好き、だよ……!」
「…………じゃあどうしてあんなコトしたの?」
「す、好きだからだよ……! 嫌いだったらしない!」
「あんなのが、好きな人とするコトなの?」
「そ、そうだよ……ッ、お、お前も大人になりゃ分かるよ……」
「大人か……じゃあおじさんは本当にオレのコトを、自分の子供だと思ってくれてたのかな?」
「…………おじさんて、新しくできたお父さん?」
俺が中学の時、浬の母は結婚した。
最初は浬も「お父さんが出来た」と言って喜んでいた。
あまり話した事はなかったが、浬の母よりいくらか年上に見える四十歳くらいの男だった。
「おじさん、オレにいつも変なコトばっかするんだよ。母さんのいない夜とかさ」
「えぇ……!?」
「くーちゃんにだけ特別だよ? コレ、おじさんとオレだけの秘密なんだ。
他の人に言ったらオレ、殺されちゃうから」
「こ、殺されるって…………」
「おじさんはオレのコト、どう思ってるのかな?
オレね、おじさんと本当の家族になりたかった。
でも、嫌われちゃったんだよね。だから怒って、あんなコト……
ひっく……うぅ……くーちゃん、オレ、悲しいよ」
「…………浬」
「…………」
「…………お、おじさんは、浬のこと、本当に好きなんだよ」
「嘘だよ。嫌だって言うと打つもん」
「…………っ、で、でも、嫌いな人とそんな事しねぇよ」
「そうなのかな」
「そうだよ」
「じゃ、くーちゃん……」
「ん?」
「しようよ……昔みたいにさ……」
「……は!?」
「オレ、確かめたいんだ。
オレ、くーちゃんのコト、好き。大好き」
「…………っ」
「本当に好きな人とならしたくなるのか、確かめさせてよ」
「浬……」
「ね、いいでしょ?」
上目使いで見つめられて、自分の息が荒くなるのが分かった。
俺には、その「おじさん」の気持ちが痛いほどよく分かる。
浬の持つ魅力には、抗えない。
「浬ッ…………!」
「ん……っ!?」
浬の唇に噛み付いて、久しぶりのその感触を堪能した。
何年かぶりの浬とのキスは、吃驚するほど気持ち良かった。
「ん……っ……はっ……」
今まで抑えつけていた何かが爆発したかのように、激しく浬を求める。
もう自分を抑え切れなかった。
「浬、ごめん、ごめんな……」
「くーちゃんもおじさんと一緒だね」
「…………っ」
浬から、これまで聞いた事のないほど冷たい声が発せられる。
冷たいその声にゾクゾクすると同時に、凄く悲しくなった。
気持ちは分けるけど、一緒にはされたくない。
浬を傷付けるような大人と一纏めにされるのは心外だった。
だって俺は、浬を愛しているのだから。
「お尻に入れられるのって、すっごく痛いの。くーちゃん知ってる?」
「…………知らない」
「でも入れるほうは気持ちいいんだって。自分勝手だよね。
くーちゃんもそんな自分勝手な大人達と同じ?
オレで気持ち良くなりたいの?」
「ち、違うよ……俺は…………
一緒に気持ち良くなりたいんだよ」
俺はお前を傷付けるだけの汚い大人とは違う。
当時の俺は本気でそう思っていたけど、今はそんな風には思えない。
俺は、同じだ。汚い大人達と、何ら変わらない。
ただ浬との付き合いが、他の奴らより何年か長かった。それだけだ。
たったそれだけの事で、俺は浬の「特別」なのだと思いこんでいた。
それが虚しい独りよがりだとも気付かずに。
「お前がされたのと同じ事、俺にしていいよ。
そうすれば、きっと…………分かるよ」
適当な言葉を並べて、浬に抱かれて、特別な人間になった気がした。
他の男とは真逆に浬の好きなようにさせてやる事で、浬の事を大切に想っているのだと。
そう自分と浬に言い聞かせて、浬との繋がりを求めた。
浬に嫌われないで、傷付けないで、身体を求める唯一の方法。それが抱かれる事だった。
今考えると馬鹿な話だ。
どっちが上でも下でも、結局は同じ事なのに。
浬の事を変な目で見ている事には、変わりないのに。
――その日以降、浬はおかしくなった。
前から壊れかけてはいたのだろうけど、だけど……
留めを刺したのは間違いなく俺だった。
浬はきっとこんな事をする為に、俺の所へ来たんじゃない。
助けを求めて、誰も頼れる人がいない中で、最後の希望として、俺の元へ来たんだ。
それなのに、俺はなんて事をしてしまったんだろう。
「くーちゃん」
「かい……り……」
「気持ちいいね……」
「…………うん」
繋がっている時だけは、浬を自分だけの物にできたような気がして嬉しかった。
「オレね、分かったよ」
「うん」
「オレ、くーちゃんのコト、好き。だから気持ちいいんだね」
「…………う、ん」
「おじさんも、そうなんだね。
オレのコト、ほんとに好きなんだね。
セックスって、嫌いなヒトとはしないんだ」
「…………」
「オレ、嫌われてないんだ。良かった」
「…………そうだな」
結局それから一年もしないうちに、浬の母はその「おじさん」と離婚した。
何故離婚したのか、とか、今その男が何をしているのか等は俺の知る由もない事だった。
ただ一つ言える事は、その男も俺と同じ、浬の魔力に狂わされた一人だったのだろうという事だけだ。
それから数年間ずっと、今のようなよく分からない関係が続いている。
自傷行為をし始めたのも、それ以降だ。
明確にアイツが壊れた原因をあげるとすれば、間違いなく俺との事だ。
浬は俺の事を「恋人」というが、浬に他に何人も「恋人」が居ても不思議ではない。
この間の公園の男……アイツだって、浬の恋人かもしれないのだ。
浬が複数の男と関係を持つようになったのは、間違いなく俺のせいだ。
俺が「浬の事を抱くのは、浬を愛しているからだ」なんて教えたから……
だから愛に飢えたあいつは、愛を求めて、身体を許すんだ。
そんなのは愛情じゃないとも気付かずに、あいつはいつも愛を求めてる。
それは「ただの性欲だ」と、教えてやれたらどんなに楽だろう。
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