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第16話 熊さん達と地下基地攻略
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私達は熊さん達と一緒に地下基地へと侵攻する。地下基地なんだから当然、まずは下り坂ね。らせん状の下り坂をどんどん下っていく。
「くう~、楽しみだぜ」
「兄ちゃん、あんまりはしゃぎすぎないでよね」
「わ~ってるって」
「ところで、隊列はこのままでいいのか? 盾持ちで一番耐久力のありそうな俺が先頭を進もうか?」
現在の隊列は、ばらばらね。通路いっぱいに横に広がっている。しいて言うなら、なんとなく私とぷうが先頭、その後に熊太郎、熊次郎、最後尾にカーロとディアネスといった感じね。
でも、隊列ね。そういうのはなんとなく楽しそうな気がするわね。普段の私達は、どちらかと言えば、お互いにフォローし合いながら動くというよりも、単独行動を近くでそれぞれが行っている。といったスタイルだったものね。少しだけ楽しそうだわ。
「どうしましょう? 隊列なんて特に考えていなかったわ」
「え、そうだったんですか?」
「そうだね。わたし達の場合、離れすぎないくらいの距離間で、お互い好きに戦ってたもんね」
「なるほど、確かにおぬしらからしたらそういうのに無縁でもおかしくはないか」
「ええ。でも、隊列を組むのは構わないわよ。せっかくのパーティーですし、面白そうだわ」
「うん!」
「じゃ、ここは俺が考えてもいいか?」
「ええ、どうぞ」
「うん、任せるよ」
やっぱり姉妹ね、ぷうもこういうの、面白そうだと思うのね。
「じゃあ、普段の俺達のやり方に、ぴぴさん達を組み込んだ形で行くか。ここの通路の広さなら、1列にならぶより、2列のほうがいいだろう。先頭は盾持ちで、突然の戦闘でもやられにくいカーロと、同じく前衛の俺が行く。2番手には攻撃力の高そうなぴぴさんと、遠距離攻撃の得意な熊次郎で。んで、最後尾は遠距離攻撃が出来て、なおかつ後方からの奇襲があっても、接近戦も対応できるぷうさんと、後方から襲われたときの純粋な前衛としてディアネスでお願いしていいか?」
「ええ、いいわ」
「うん。わたしもそれでいいよ!」
「じゃ、並び替えだな!」
熊太郎の言う通りに並び替えをする。目の前にほかの人がいるっていうのも、なかなか新鮮ね。
「じゃあ、出発するけどいいか?」
「ええ」
「うん!」
「「「おう!」」」
私達は熊太郎とカーロを先頭に、地下基地のらせん状の坂道をどんどんと下っていくわ。でも、せっかく隊列を組んだというのに、敵が出てこないのよね。ちょっと拍子抜けね。結局、なにも起きないまま、下り坂が終わってしまったわ。
「下り坂が終わったと思ったら、小部屋と隔壁か。どう思う?」
「隔壁はいままでの螺旋の中央に向かってるよね。ということは、この先にテラフォーミング装置の一部があるのかな?」
「ああ、そうだろうな。それに、いままで敵が出てこなかったことを考えると、この隔壁を俺達が開けた瞬間、ビームのシャワーを浴びることになりそうな予感がするぜ」
「まあ、なんにせよわしの出番じゃな?」
熊さんパーティーの予想はたぶん大当たりね。私のカンも、この隔壁の先で待ち構えてるって言ってるのよね。
「準備はいいか?」
「ええ」
「もちろん!」
「では、やるぞい!」
私達は敵に隔壁を開けられて、総攻撃をいきなり食らわないように、壁ギリギリに陣取ったわ。隔壁の大きさは横40m、縦20mだけど、通路自体は一回り大きく、横50m、縦30mほどあるのよね。
そして、ディアネスが愛用のハンマーを思いっきり隔壁に振り下ろす。ちょっとコツをつかんだのかしら、上の出入り口を壊した時よりも、破壊のペースが速いわね。そして、ディアネスのハンマーにより隔壁に穴が開いたとたん、中からビームがシャワーのように噴出したわ。
「予想通りか!」
「凄まじい密度の攻撃じゃな。どうする? カーロなら突っ込めるか?」
「無茶言わんでくれ、俺の盾がいくら頑丈だって言っても、この密度のビームを浴びたら持たんぞ」
「でも、どうするの? このままじゃ進めないよ?」
あら? てっきりこの隊列を維持したまま、熊さん達が突っ込むと思ったのだけど、そうじゃなかったようね。
すると、突然ビームが止む。
カラン、カラン、カラン、カラン。
「おいおい、グレネードかよ!」
「全員バリア展開。耐えるんだ!」
どかんどかんどかんどかん。
投げ込まれたグレネードが一斉に爆発する。私達はそれぞれバリアを展開しこれを防ぐ。グレネードを投げ込み終えた瞬間にはビームのシャワーが復活しているあたり、よほど私達をこの先へ行かせたくないようね。
「さて、どうするのじゃ。隊列的にいったら、カーロか熊太郎が先頭で行くのがすじじゃが」
「いやいや、ディアネス。この弾幕の中行くのは無理だ。わかるだろ?」
「でもどうするの? とりあえず、状況的にテラフォーミング施設ってことはわかったし、ここは撤退して、情報を持ち帰るだけにする?」
「そうだな。妖精軍が今作ってる地下基地攻略用のヘヴィー級BPSなら、この弾幕でも突破できるかもしれないし、一度戻るか。ぴぴさん達もそれでいいか?」
「いいえ、よくないわ」
「うん、全然よくない!」
「いやでも、こんなのどうしようもないだろ?」
「じゃあ、ここはわたしがやるね」
「わたしがやるって、ぷうさん、どうするつもりだよ」
「こうするの」
ぷうはケホッと毛玉を吐き出すようにビームの塊を口から放出した。これは、毛玉爆弾ね。BPSに毛はないため、実際の毛玉というわけじゃないんだけど、見た目からそう呼んでいるわ。ディアネスの開けた穴から、爆弾を投げ返そうってことね。目には目を、歯には歯をね、そういうの、嫌いじゃないわ。
「ぽいってね」
そしてぷうは、ビームのシャワーが通るディアネスの開けた穴の中へと、ぽいっと毛玉爆弾を投げ入れた。下手な爆弾だと、穴を通過する前に、このビームのシャワーに破壊されるんでしょうけど、ぷうの毛玉爆弾のエネルギー密度はかなり高い。これなら、むしろ小鬼達のビームのシャワーを弾き飛ばせるでしょうね。
私の予想通り、ぷうの毛玉爆弾は小鬼達のビームをものともせずにディアネスの開けた穴を通過していく。
どっか~ん!
ぐらぐらぐら。
爆音と振動、そして光が穴からあふれ出す。相変わらずぷうの戦い方は派手ね。
「すげえ音と振動と光だったな」
「うん、すごいよね! 僕あんなにすさまじいエネルギー密度のビームの塊見たことないよ!」
熊さん達は褒めてくれているが、ぷうとしてはいまいちだったようね。きっと、この隔壁の先の敵を全滅させたわけじゃないことを気にしているのね。
「う~ん、ちょっといまいちだったかな。敵のビームは止んだけど、倒し切れてないっぽい。もう一発いくかな?」
「いやいや、十分だろ。敵が全滅していなくとも、確実に混乱してるはずだ。ここは突入して一気に叩くぞ!」
「「「おう!」」」
「は~い」
「ええ、行きましょうか」
この隔壁の先がどうなっているのか、少し楽しみね。でもまずは、敵を倒さないとね。
「くう~、楽しみだぜ」
「兄ちゃん、あんまりはしゃぎすぎないでよね」
「わ~ってるって」
「ところで、隊列はこのままでいいのか? 盾持ちで一番耐久力のありそうな俺が先頭を進もうか?」
現在の隊列は、ばらばらね。通路いっぱいに横に広がっている。しいて言うなら、なんとなく私とぷうが先頭、その後に熊太郎、熊次郎、最後尾にカーロとディアネスといった感じね。
でも、隊列ね。そういうのはなんとなく楽しそうな気がするわね。普段の私達は、どちらかと言えば、お互いにフォローし合いながら動くというよりも、単独行動を近くでそれぞれが行っている。といったスタイルだったものね。少しだけ楽しそうだわ。
「どうしましょう? 隊列なんて特に考えていなかったわ」
「え、そうだったんですか?」
「そうだね。わたし達の場合、離れすぎないくらいの距離間で、お互い好きに戦ってたもんね」
「なるほど、確かにおぬしらからしたらそういうのに無縁でもおかしくはないか」
「ええ。でも、隊列を組むのは構わないわよ。せっかくのパーティーですし、面白そうだわ」
「うん!」
「じゃ、ここは俺が考えてもいいか?」
「ええ、どうぞ」
「うん、任せるよ」
やっぱり姉妹ね、ぷうもこういうの、面白そうだと思うのね。
「じゃあ、普段の俺達のやり方に、ぴぴさん達を組み込んだ形で行くか。ここの通路の広さなら、1列にならぶより、2列のほうがいいだろう。先頭は盾持ちで、突然の戦闘でもやられにくいカーロと、同じく前衛の俺が行く。2番手には攻撃力の高そうなぴぴさんと、遠距離攻撃の得意な熊次郎で。んで、最後尾は遠距離攻撃が出来て、なおかつ後方からの奇襲があっても、接近戦も対応できるぷうさんと、後方から襲われたときの純粋な前衛としてディアネスでお願いしていいか?」
「ええ、いいわ」
「うん。わたしもそれでいいよ!」
「じゃ、並び替えだな!」
熊太郎の言う通りに並び替えをする。目の前にほかの人がいるっていうのも、なかなか新鮮ね。
「じゃあ、出発するけどいいか?」
「ええ」
「うん!」
「「「おう!」」」
私達は熊太郎とカーロを先頭に、地下基地のらせん状の坂道をどんどんと下っていくわ。でも、せっかく隊列を組んだというのに、敵が出てこないのよね。ちょっと拍子抜けね。結局、なにも起きないまま、下り坂が終わってしまったわ。
「下り坂が終わったと思ったら、小部屋と隔壁か。どう思う?」
「隔壁はいままでの螺旋の中央に向かってるよね。ということは、この先にテラフォーミング装置の一部があるのかな?」
「ああ、そうだろうな。それに、いままで敵が出てこなかったことを考えると、この隔壁を俺達が開けた瞬間、ビームのシャワーを浴びることになりそうな予感がするぜ」
「まあ、なんにせよわしの出番じゃな?」
熊さんパーティーの予想はたぶん大当たりね。私のカンも、この隔壁の先で待ち構えてるって言ってるのよね。
「準備はいいか?」
「ええ」
「もちろん!」
「では、やるぞい!」
私達は敵に隔壁を開けられて、総攻撃をいきなり食らわないように、壁ギリギリに陣取ったわ。隔壁の大きさは横40m、縦20mだけど、通路自体は一回り大きく、横50m、縦30mほどあるのよね。
そして、ディアネスが愛用のハンマーを思いっきり隔壁に振り下ろす。ちょっとコツをつかんだのかしら、上の出入り口を壊した時よりも、破壊のペースが速いわね。そして、ディアネスのハンマーにより隔壁に穴が開いたとたん、中からビームがシャワーのように噴出したわ。
「予想通りか!」
「凄まじい密度の攻撃じゃな。どうする? カーロなら突っ込めるか?」
「無茶言わんでくれ、俺の盾がいくら頑丈だって言っても、この密度のビームを浴びたら持たんぞ」
「でも、どうするの? このままじゃ進めないよ?」
あら? てっきりこの隊列を維持したまま、熊さん達が突っ込むと思ったのだけど、そうじゃなかったようね。
すると、突然ビームが止む。
カラン、カラン、カラン、カラン。
「おいおい、グレネードかよ!」
「全員バリア展開。耐えるんだ!」
どかんどかんどかんどかん。
投げ込まれたグレネードが一斉に爆発する。私達はそれぞれバリアを展開しこれを防ぐ。グレネードを投げ込み終えた瞬間にはビームのシャワーが復活しているあたり、よほど私達をこの先へ行かせたくないようね。
「さて、どうするのじゃ。隊列的にいったら、カーロか熊太郎が先頭で行くのがすじじゃが」
「いやいや、ディアネス。この弾幕の中行くのは無理だ。わかるだろ?」
「でもどうするの? とりあえず、状況的にテラフォーミング施設ってことはわかったし、ここは撤退して、情報を持ち帰るだけにする?」
「そうだな。妖精軍が今作ってる地下基地攻略用のヘヴィー級BPSなら、この弾幕でも突破できるかもしれないし、一度戻るか。ぴぴさん達もそれでいいか?」
「いいえ、よくないわ」
「うん、全然よくない!」
「いやでも、こんなのどうしようもないだろ?」
「じゃあ、ここはわたしがやるね」
「わたしがやるって、ぷうさん、どうするつもりだよ」
「こうするの」
ぷうはケホッと毛玉を吐き出すようにビームの塊を口から放出した。これは、毛玉爆弾ね。BPSに毛はないため、実際の毛玉というわけじゃないんだけど、見た目からそう呼んでいるわ。ディアネスの開けた穴から、爆弾を投げ返そうってことね。目には目を、歯には歯をね、そういうの、嫌いじゃないわ。
「ぽいってね」
そしてぷうは、ビームのシャワーが通るディアネスの開けた穴の中へと、ぽいっと毛玉爆弾を投げ入れた。下手な爆弾だと、穴を通過する前に、このビームのシャワーに破壊されるんでしょうけど、ぷうの毛玉爆弾のエネルギー密度はかなり高い。これなら、むしろ小鬼達のビームのシャワーを弾き飛ばせるでしょうね。
私の予想通り、ぷうの毛玉爆弾は小鬼達のビームをものともせずにディアネスの開けた穴を通過していく。
どっか~ん!
ぐらぐらぐら。
爆音と振動、そして光が穴からあふれ出す。相変わらずぷうの戦い方は派手ね。
「すげえ音と振動と光だったな」
「うん、すごいよね! 僕あんなにすさまじいエネルギー密度のビームの塊見たことないよ!」
熊さん達は褒めてくれているが、ぷうとしてはいまいちだったようね。きっと、この隔壁の先の敵を全滅させたわけじゃないことを気にしているのね。
「う~ん、ちょっといまいちだったかな。敵のビームは止んだけど、倒し切れてないっぽい。もう一発いくかな?」
「いやいや、十分だろ。敵が全滅していなくとも、確実に混乱してるはずだ。ここは突入して一気に叩くぞ!」
「「「おう!」」」
「は~い」
「ええ、行きましょうか」
この隔壁の先がどうなっているのか、少し楽しみね。でもまずは、敵を倒さないとね。
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